【マクドナルドさん疑ってごめんなさい!】 | 久野 淳(くのじゅん)のブログ 歯科医師 栄養指導 栄養療法 オーソモレキュラー 糖質コントロール 食育 食の安全 栄養マニア 料理教室

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街の歯医者さんをしながら複数のコメディカルの学校で講師をしたり、一般の方向けのセミナー活動をしています。栄養療法を日々の臨床に取り入れ、自身もゆるい糖質制限をしながら食育、食の安全に取り組んでいます。

みなさん♪こんばんは!
くのじゅんのブログ、久々の更新です()

実は…こんな対応で本当にいいんですか!!マクドナルドさんヽ(#`Д´) 

という内容で昨年の7月に投稿した内容に付いて、訂正といいましょうか、今現在の本当の状況を皆さんに知って頂きたいと思い、最新の情報を更新して載せます。

上記のブログを読んで頂ければ分かるのですが、昨年の同時期に日本マクドナルドお客様サービス室宛に、商品についての詳細を問うメールをしたところ、あまりにも誠意のない返答に失望し、信頼感を失ったという経緯があります。

今回、知識の更新や、真実への追究も兼ねて、再度日本マクドナルドお客様サービス室宛に、類似した内容の問い合せをしてみたので報告いたします。

【今回の質問内容(リベンジ)】

質問1:
マクドナルドのフライオイルはショートニング(トランス脂肪酸)のブロックタイプの(常温では固形)ものを熱で溶かして使用していると、昔勤務していた店員さんから聞いたのですが、今でも同じものを使用しているのでしょうか?もし今でも硬化油を使用しているのならば、それにはトランス脂肪酸はどれくらい含まれているのでしょうか?

 

質問2:
またそのフライオイルの原材料となる植物油の内訳(どの植物油の配合であるか)や添加物(酸化防止剤、乳化剤、泡消剤など)について、細かく教えて下さい。また植物油について遺伝子組換え不分別の原材料(大豆、トウモロコシ、菜種など)を用いたものであるかどうか教えて下さい。

 

質問3:
マックフライポテトに使用しているアメリカ産のジャガイモについて、遺伝子組み換えでないものを使用しているのか、または遺伝子組換え不分別のものを使用しているのか、教えてくださいませ。

 

質問4:
某ドーナツチェーンでは、昔はトランス脂肪酸がドーナツ1個あたり平均1~1.g含まれていたと公表、情報開示しています。例えばマックフライポテトのLサイズ(約170グラム)では何グラムのトランス脂肪酸が含まれているのでしょうか?それとも加工によるトランス脂肪酸(天然のもは除く)は含まれていないと考えてよろしいでしょうか?

 

質問5:
トランス脂肪酸はフライオイル以外にもマーガリンというような形で、ハンバーガーのバンズ等にも使用されているのでしょうか?また、それ以外の商品にもマーガリンやショートニング、ファットスプレッドなどが含まれているならば、その商品について具体的に教えてくださいませ。

 

上記のように5つの質問をさせて頂きましたが、他のファーストフードチェーンに同様の質問をしたところ、どの会社も真摯に答えて下さいました。どうか明確なお答えを頂けることを願っております。

 

久野

以上

それに対する注目の返答全文はコチラ

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久野
 
平素よりマクドナルドをご利用いただき誠にありがとございます久野 様からのメールを拝見いたしました

このたびは弊社商品に関する数々のご質問をお寄せいただき
誠にありがとございます

マクドナルドはこれまでもFDAWHOの指導に従って
グローバルで全体で対応してまいりました
トランス脂肪酸は天然由来のものとして牛肉や牛脂乳製品などに含まれますこれら天然由来のものは以前政府より発表された規制の対象外です日本でも2007年にトランス脂肪酸を減らすよに商品仕様を変える取り組みをしております何とぞご理解ください

なおトランス脂肪酸の含有量につきましては
お客様に案内出来る情報が無いため回答いたしかねます

しかしながら今後も日本の行政からの要請などがあった場合を含めて適切に対応してまいります

なお


フライオイルは牛脂とパーム油のブレンド油を使用しております
また
弊社マックフライポテトには遺伝子組み換えのじゃがいもを使用しておりません
何とぞご理解賜りますよお願い申し上げます

お客様にはこのたびお問い合わせをいただきましたことに心から感謝申し上げますと共に今後とも変わらぬご愛顧を賜りますよお願い申し上げます

日本マクドナルドお客様サービス室

以上

また、参考までに別の
方のブログの内容から引用した、2011年当時の日本マクドナルドお客様サービス室の返答内容も載せておきます。

弊社のマックフライポテトの原材料のじゃがいもは米国ワシントン州の契約農場で栽培された主にラセットバーバング種を使用しております

マクドナルドは独自のプログラムに基づき安全な製品を供給しております
現在マクドナルドの商品には遺伝子組換え食品は使用しておりません


また農薬の使用については食品衛生法に基づく管理の他マクドナルド基準を設定し確認しております

マックフライポテトハッシュポテトについては原料のジャガイモは栽培農場を特定し遺伝子組換えでないジャガイモのみを栽培収穫後に保管専用工場で加工していますのでご安心ください

マクドナルドでは使用している油は牛脂と菜種です
香料は使用しておりませんまた店舗で使用する油は全て共通です
牛脂の原料は安全とされる部位(背脂肪腹脂肪など)のみを使用し精製工程でもWHO(世界保健機構)が提示する安全のための処理条件を満たしています


こちらにも遺伝子組換え食品は使用しておりません


以上


名誉挽回のためしっかりと繰り返しますが、マクドナルドのフライオイルには、牛脂とパーム油のみが使用されており、人工的な硬化油もその精製過程で生じるトランス脂肪酸も含まれていないことになります (ただし、牛脂などに含まれる天然由来のトランス脂肪酸は含まれていると考えられます)

またマックフライポテトやハッシュポテトには、遺伝子組換えでないジャガイモが使われています!

昨年のブログ内容では、全容が明らかでないため誤解やネガティブな先入観が植え付けられてしまう可能性があるので、ここに訂正して投稿いたします。皆さんも正しい認識をもって、知識を更新しながら入ってくる多くの情報を処理していってくださいね。


あくまでも現在の正しい情報を掲載しただけであり、この商品の安全性のすべてを保証したものではございません!ご自身での判断で商品を選択するようにして下さい。