今年はいつがスヌンだったのか意識もせずに過ごしました。
日本でいうセンター試験なのですが、韓国オンマ達は子どもが生まれたとき、いえ生まれる前からこのことを考えていると言われています。
いつ生まれたら競争率が低いか⁉と考えて干支を考えて産むそうですね。
今年は韓国人が大好きな『黄金の豚年』ですから、この年に産みたい❣でも受験の競争が激しいから…と悩むそうです。
元々豚年(イノシシ年)は金運が良いと言われてますが、中でも最高の巡りが黄金の豚年のようです。
何人産まれたのかも興味深い…
スヌンの前には人通りの多い交差点にこんな横断幕がありました。
東豆川市議会からの応援メッセージです。
スヌン(修能) テバク(大爆)シホム(試験) チャルポセヨ (ちゃんと見るが直訳
よくできるようにみたいな意味)
これを見てスヌンの時期かぁとわかりました。
今年は11/14でしたね。たいていスヌンの日は雪が降ったり、いきなり寒くなったりしてドラマチックにいろいろ起きるようです。
迷ってしまい、パトカーに乗せられて会場入りする受験生は毎年いるし…
国をあげて受験生を応援するので官公庁、会社の始業時間もいつもより遅くして、受験生がラッシュにまきこまれないように配慮してますね。
去年かおととしにはオンマが携帯に電話してきた音で退場処分になった可哀想な受験生がいましたが、今年はこんな記事がありました。
何か補償してほしいという事を訴えているようですが、テストをやり直すこともできないし。。
この子だけが被害を受けたわけでもない、その会場にいたすべての子にかかる問題だからね…
ただこの訴え先が青瓦台(大統領官邸)のホームページなんですよ。
私はなんだかなぁ…という思い。
自分が集中力が途切れて実力を発揮できなかったのは警報がなったから…
悔しい思いをつぶやくのではなく、補填しろって何?
結局人のせいにするんだ
(あのね、北島マヤはセリフを覚えるとき、横で電話が鳴っても聴こえなかったのよ…参照 ガラスの仮面)
我が子なら、
運も実力のうちなんだから、そんなものにも負けない集中力をこれからの人生でつけていけばいいじゃないのかしら。
というと思います。優しくないかしら…
うまく行かないことは人のせいにする国民性を感じることが多いけど、やはりそうなんだと変な納得をした記事でした。
だけど英語のリスニングのために、20分間飛行機の離陸を制限して、空港上空を旋回させる国だから、試験にかける意気込みが根本から違うのでしょうね。
この子が知り合いなら『テストで一生は決まらないから大丈夫!』と言いたいわ。
真面目に生きていれば全てがうまく行くようになってる。
……だからよかったになる日がくるんだけどね。