去年からレ・ミゼラブルを娘たちに見せたかったのですが、なかなか機会がありませんでした。
今回たまちゃんが学校の行事で観に行ったんですよ~♪
私もついていきたかった・・
レ・ミゼラブルは話し出したらものすごーく長くなるほどの思い出があります。
もともとミュージカルが好きな私が島田歌穂(ロボコンのロビンちゃん)、岩崎宏美、鳳蘭が出る!ということで観に行ったのが始まり。
本当にお給料のすべてを費やしたといっても過言ではありませんでした。
ダブルキャストだったのでそのすべての組み合わせを見に行くほどのはまりようだったんです。
劇中歌も覚え、歌詞がうろ覚えのところはミュージカルを見ながら書き取って覚えました。
これは弟妹にも見せなければ・・・とおねえちゃん風を吹かせて弟妹をひきつれて4人で帝国劇場へ行きました。
2番目の妹と弟は教養として・・で終わり、一番下の妹(韓国語では一番年下をマンネといいます)がはまりました。
その後は私と帝国劇場通いをしました。(おごったのは私です)月一どころか週一なんていうときもありました。
ちょうど母が亡くなって家族がいまひとつ元気がなかった頃だったので、ミュージカルで喜ぶ妹の姿を見て父も一緒にいくようになりました。父もはまるタイプで、名古屋、仙台と今で言うおっかけですね。
本場のも見たいといってロスにも行きました。でもチケット買えなかった・・・今のようにインターネットで購入なんてできませんでしたからね。
ジャベール役で出てた佐山陽規さんを家族で応援していました。後にこち亀の署長さんの声をされていて嬉しかったです。その方のファンクラブのように追いかけていましたね。なつかしい~
そして資生堂が後援していると知り、資生堂に感想文を書いて妹が送りました。なんとそれが新聞の広告に載ったんですよ~。
資生堂さんから招待券を頂き妹と見に行ったのが昨日のようです。もう25年くらい経ってるのにね。。
家の中で劇中歌を私が歌いだすと父や妹が行進し始めたり、ノリのよい変な家族でした。(ノリがいいのはドス恋花子のほうです)
その頃父がJALの接遇をしていて資生堂の社長さんに会う機会がありました。
普通なら「支店長代理の佐藤さんです」と紹介されるのに、資生堂の秘書には「手紙の直子ちゃんのお父さんです」と紹介されたんだ。直子のほうが会社より上なんだなと笑っていました。
その後レ・ミゼは終わり、劇団四季のオペラ座の怪人を見に行くようになりました。
父はこれにもはまり、私が勤務していた歯科医院に電話してきたとき
「・・・サトウジュンコをお願いできますか?」
「はい、どちら様ですか」(受付は父だとわかっている)
「オペラ座の怪人です・・・」
「・・・・・お待ちください」
「佐藤さん、お父様だと思うんだけど、オペラ座の怪人様っていう方から電話なの」
「あ、間違いなく父です」
その場にいた先生も患者さんも笑い出してとても恥ずかしかった思い出があります。。。
実家の家族のミュージカルの思い出。。