今回私が一番楽しみにしていたのは国楽鑑賞でした。
パンソリが好きで、いつか習ってみたいと思っているのですが、私の声は正反対のアニメ声。。
パンソリとは古典小説に節をつけたものですが、初めて聴いたときに心の叫びで地を制圧するような雰囲気がしたことを覚えています。
それが誰だったのか今ではわかりませんが、とにかく体中が震えるような感じがしました。
目の前で舞いとパンソリを見せていただき、合いの手の入れ方も教えていただきました。
聴衆の盛り上がりがかなり大事なんだそうです。
盛り上がる歌のときの合いの手「チョッタッ」「オルシゴ」と悲しいパンソリのときの合いの手「アンクロック」、言葉が違います
どちらも歌い手が手にもつ扇を観客に向けたそのときに叫ぶんです。
これがなかなか難しい。。
最後は私たちにもわかる「アリラン」でした。
毎年九州地方に公演に行かれているということです。
そしてチャングといわれる太鼓の製作をしました。
この製作セットがあれば簡単にできちゃいますね。15000w
太鼓の両側に張る皮は牛の皮です。
一番いいのは犬の皮だそうですよ。
それもオスとメスを両側に使うそうです。陰陽の考え方からなんですね。
なぜだと思いますか?
犬は汗をかかないので毛穴がないのです。(舌を出して体温調節しますから)
ふと、肉は食べて皮は太鼓か・・・と思った私。
私の母方の祖母は三味線の師匠でしたが、一番いい皮は猫だといっていたのを思い出しました。これまた日本と韓国の文化の違いかもしれませんね。
出来上がりの瞬間隣のみっちゃんがどんっと叩いたら皮がバリッと破れました。みっちゃん、びっくり~
先生がものすごい速さで新しいものを組み立ててくれました。皮が薄いものがあるそうですよ。私はてっきりみっちゃんがばか力でたたいたと思ったんですが。
もし製作したらその場で叩いてみた方がいいですね。
うちにかえってきれたらちょっとがっかりしちゃいます。
ここは南原駅、バスターミナルから少し離れています。
行ってみたい方、コースについて相談したい方は南原市役所の担当の朴さんに連絡してくださいね。日本語対応可能ですから電話でもメールでもOK
남원시청 문화관광과
박연임 063 620 6165
南原市庁 文化観光課
パク・ヨンニム
yh2jung@korea.kr (日本語可能)