同じ町内に住む日本人のオンニがエステのモニターに行こう!と誘ってくれたので行ってきました。
彼女は南大門のバイヤー通訳・買い付けをしているのでとても顔が広い。
(ハングルでは足が広いって表現するんだよね)
ソウル駅からタクシーで基本料金のところにある『ウンジョン』というエステ。
ちょっと隠れ家的な存在らしく、世間に顔を知られていて人がたくさん来るところにはいきずらい人たちが予約して出かけてくるところだそうだ。
入り口はエステに思えない作りで、受付も何もかもが白一色。
3時間コースをモニターしたが本来韓国人向けのエステで、私がいつも紹介するところとは趣が違った。
じっくり時間をとって、他の人たちと一緒にならないような仕組みになっている。
あかすりは初めての経験だったが、いや~~恥ずかしいもんだ。
あかすりのアジュマのやり方は心を感じるような丁寧さで心地よかったがいかんせん恥ずかしい。
間をさえぎる目隠しをするかと聞かれたが、私達はもう韓国生活が分かっているので気にしないからいいといって断ると「日本人はみんなこれを下ろすんだ」と不思議そうに言っていた。
韓国人は裸に対する感覚が日本人とは違うようだ。お風呂屋さんで前を隠す人など見たことないし・・・父が韓国で主人とお風呂屋さんへ行ったとき、自分だけがタオルで前を隠している事が逆に恥ずかしかったと言っていたことを思い出した。
このエステは韓国人専用から日本人も呼び込みたいそうだ。
サウナはヨモギをちゃんと入れていたので香りが本当に良かった。
でもハンジュンマクがなかったのがちょっと寂しいかな・・・
あかすりもマッサージも良かった。
フットバスがあるのもここの特徴らしく、その後にかかとや足の爪をきれいに整えてくれてペデイキュアをしてくれた。
何より社長が日本人のようなきれいな日本語で話すことにびっくりした。
観光業を30年やり13年日本にいたという。
約20年前に韓国エステとしてあかすりのコースを日本に初めて紹介した方だそうだ。
その当時の話やあかすりの手袋ができる前は麻や綿を硬くしてあかすりをしていた話などをしてくれた。
韓国に何度も来ている人たちにはこういうじっくりエステがいいかもしれないなーと感じた。
その後、冬のソナタの撮影場所になった教会、 韓国文化体験館 剛の家に連れて行ってもらった。
これから短期留学に来る予定の友人、キムチ作り体験希望の人、冬ソナファンの叔母、みんなの希望がかなえられそうな一日だった。