中学校の選択説明会というお手紙を学校からもらってきた。
「？？？？」うちのマンションのすぐ隣には中学校がある。
てっきりそこへ行くと思い込んでいたら、なんと！
抽選～～！！
そんなのあり～～～？？
まるこはまだハングル十分じゃないし、教育的配慮で近いところにしてもらおうと思って学校に掛け合ったがこればっかりはなんともならないと言われた。
教育庁にも電話して訴えたが帰国子女でも何でも例外はないとの返事だった。
あとは天に運を任せるしかない・・・
昔はガラポン抽選で、子供同士で影で取替えっこをしたりしたらしいが、今はpcにお任せの抽選。
小学校の先生ですら結果が出るまでは分からないそうだ。
希望順位を書く紙を渡されたがアッパは「色々考えずに行きたい順に書けばいい」
とさっと決めてしまった。
結果、まるこは無事に隣の中学校へ進んだ。
日本で作った文集の夢の欄に『学校の隣に住みたい』と書いたまるこ。夢がかなったようだ・・・
日本の小学校の隣の家が売りに出ているのを見つけてすぐにおじいちゃんに
「じいじ、あのお家買って！」と頼みに行った事があるくらいだから嬉しかったと思う。
（このあと、じいじから断られてがっくりうなだれて帰ってきたまるこ。
「まるこはがっかりしたよ。じいじは何でも買ってくれるって言ったのに嘘ついた・・・」とすっかりじいじは悪者にされていた）
中学が抽選であるとわかってハタと気づいた・・・
もしや、姉妹で違う学校もありうる・・?
然りだった。
たまちゃんももちろん隣の学校を希望した。
結果は徒歩３０分、バス通学の私立の女子校になってしまった。
入学手続きに行って驚いた。キリスト教の中高一貫校だった。
宗教も選べずに決まってしまうのか・・・仏教の信徒ならどうするんだろう?
いろんな疑問はあったが、あらゆる面で融通が聞く韓国でも教育面では確固たるものがあるのだと分かった。
それがいいかどうかは別として・・・