学校にはどこでも年間行事予定と言うものがある。それに沿って予定を組むのだが韓国はまったくあてにならなかった。まさに「場当たり的」と言うのがふさわしいと思った。
教員をしていた経験から行事予定を見て大きな用事を入れていた私。
日本で仕事を持っているので、行事とかぶらないように日本行きを考えていた。
特に運動会、修学旅行、校外学習などを気をつけていた。
春の小運動会の予定と日本行きが重なる・・・お昼はお弁当で家族と食べるのかということを確認しようと学校に電話をかけてみた。
「あー運動会は来月に変更になりました」
「そうですか・・・・・・」
ありえない・・・。信じられない。
こともあろうに6年生の修学旅行の翌日が運動会になった。
日本だったらありえない。天地がひっくり返っても修学旅行の翌日に運動会なんて・・・
体育も毎時間運動会の練習になっていた。
学年競技の練習になると4クラス全部が一緒にやるのでなかなか活気があった・・ように見えた。
・・・・・下手.
これじゃー競えないだろう。
お玉にピンポンだまを入れてリレー形式で走るのだがちっとも進まない。ほんの30メートル位なのにコントロールできない。かなり各クラスで練習しないと大変そうだ・・・先生お疲れ様~~~と思っていた。
運動会当日、6年生はほとんどがヘロヘロしていて元気がなかった。
たまちゃんの学年の団体競技が始まった。
「・・・・・・・え・・・・・・・・・」
競技が変わっていた。
「いつ団体競技変わったの?」
「きのうだよ」
ただ単にみんなの上履きをいかに高く積み上げるか
にかわっていました。
応援席にいる子供達がアイスや綿菓子を食べている・・・
これらは親の差し入れ。
校庭の隅には綿菓子を売る屋台が出ていた。
校門ではチキン屋が注文を取っていた。
運動会はお祭りなんだな・・・
日本は1つになって、心を合わせて、などとスローガンを掲げて行う団体競技の見せ場なのに。
そして
応援に来ている親たちのすごさも目の当たりにした一日でした。