ニート→ドライブ -6ページ目

経堂へ行ってみた

ひょろすぎの典型的もやしっ子な僕は夏が苦手。

海辺もプールサイドも所在ないし脱いでも着ても似合わない。
和柄の仕立て直したアロハシャツだって格好良くなりはしないのです。

柄にない。

ソーシャルな活動。
難しいハイカラな言葉を戴いたイベントに誘われたので経堂に行きました。


下北沢から小田急線。
電車を待つ間に回送のロマンスカーが目の前を横切る幸運。
おお、これがあのロマンスカーか!
昔日の夏休みに箱根までゆられた記憶が甦りました。
これがこの日のハイライトかもしれない…。

新宿方面に向かう車両に乗ってからの代々木上原で間違いに気が付き、あらぬ限り悪態をついて反対側のホームに駆け。
今度こそ小田原行きの車両に乗って、だいぶ遅刻して経堂着。
ここまでもわかりにくかったのに、そこからさらにわかりにくい。

経堂、駅を下りたらいきなり路地。
いきなり団子なみにいきなり路地。

メインストリートはどこだ?
これがないと目標を見失うという不安もすぐに的中です。

プリントアウトして持ってきたグーグルマップを凝視。
片思いに身をよじる乙女がしっかと握る出雲大社の縁結びお守りが如く、グーグルマップを持つ手に力を込めます。
力を込めたところで、今立つ場所がどこかこれから向かう場所がどこにあるかはわからない。
魔窟世田谷。朱引きの外の魔境なり。

ようやくめっけた目印の酒屋の前の三叉路でこれまた行ったり来たりのうろつき又兵衛。
ヤット見つけた、ソーシャルエナジーカフェ

三度通り過ぎてから、もしかしてここか?
諸葛亮なら呆れて門前払いのトコロだろうけど、灯りもついているしどうやらここみたいなので、
おっかなびっくり引き戸を開ける。
失礼ながら会議室ですか?ここ…という佇まい。
いえ、サッシの窓からすぐ外まる見えなのでこれじゃ会議になりませんかも。
やっぱりカフェですか。…ねぇ。

とはいえやっていることは目もくらむほど立派なことですから、これぞ襤褸は着てても心は錦の体。

しかし、ようよう中に入っても知らない人ばかり。
え~とフィリピンですか?僕行ったこともないしなにも知らないのですけど。
とりあえず出されたサンミゲルというフィリピン産ビールをぐい飲み。
正体不明のままだと気まずいのでなんとなく挨拶をすまし、借りてきた猫のように端っこの丸椅子へ腰掛け。
東南アジアですか?行ったことないです。海外ですか?行ったことないです。関東東海からも出たことないッス。
すびばせん。

襤褸が出たところで以下次回。

六角橋→東白楽→東神奈川→反町

白楽ベーグルは神奈川大学の通学路にあるらしいのだけど、客層は地元の子連れお母さんや、ついでに寄った風の一人客がカウンターにちらほら。

450円前後+200円でケーキと好きなお茶orがコーヒーが頼めるのはお得だと思いますが、流行っている風でなく寂れている風でもなく。

クレームブリュレは表面ぱりぱりの中トロトロ。
褐色のココアパウダーがキャッチーなマロンロールケーキはクリームもマロンもしっかりのラグジュアリ。
どちらも外していない。美味です。

アーケードも抜けてしまい、見るところも見たのでここからはトコトコひたすら歩き。

東白楽に向かう上麻生道路。日もとっぷり暮れて行き交うヘッドライトがただせわしく、右手の向こうに提灯。
暖簾下がるのラーメン屋は六角家というそこそこ名前のあるラーメン店だそう。
松井クンとふ~ん、へぇの頷きあいも暖簾はくぐらず、流し目で通り過ぎました。

ちょっぴり後ろ髪は引かれるものの、ラーメンという気分ではない。またいずれと心の中で手を振ります。

道なりにずんずん歩いて東神奈川は…。
歯科助手専門学校のピンク色のビルがかわいい。
そういえば歯医者の受付や助手ってピンクのナース服着てること多くありませんか。


しかし駅前はご帰宅の勤め人がごった返すので、お気楽な二人組はなんだか所在がありません。
足早にさっさと去りゆくのみ。
裏道を抜けて、第2京浜道路をスタスタと随分こぢんまりしたスケートリンク脇に見て、公園を突っ切り、反町駅前。

なんにもねぇっす。
「そりまち」じゃなくて「たんまち」か。
という以外なにもねぇっす。
同行二人顔見合わせてなにもねぇよ。
なにもないので、これにて無事帰宅。ちゃんちゃん。

六角橋は横浜三大商店街か

横浜三大商店街というと元町、伊勢佐木町、六角橋だそうです。
え?六角橋とな?

元町、伊勢佐木町は歌謡曲にも歌われる有名な街ですが、六角橋ですと?

本日は、人と待ち合わせて謎の商店街六角橋を探索。

待ち合わせた彼はカーキ色のピーコート。
ジーンズに片側をあげたストレートのショートカット。
色白に無精髭。
人によるとパク・ヨンハに似ているそうですが、段々と松井大輔に似てきている印象。

日は出ているのに風が冷たい。
冬到来の予感。

六角橋を案内する首尾で路地のインポート雑貨屋へ。
木調を意識したアイリッシュ風か。北欧風。
手狭な中に、アクセ類からニットキャップ、値札に並んだゼロが一桁多いカシミアのマフラーまで品揃えは豊富なれど、筋は通っているように思いました。

冷やかしの客にも愛想のいい店員に見送られて目指す本丸は六角橋商店街メインアーケード。

実はこんなオシャレ雑貨屋こそがメインじゃない。
これは腹ごしらえにもならぬ、上澄みです。

六角橋商店街、兎に角古い。
いつできたのかわからない。
松井君(ここでは以下命名)は頭上を見上げてトタンのアーケードにしきりに嘆息しております。
そしてすぐに木造の商店並びを見つけて、昭和だ!の昂奮。

オシャレインポート雑貨屋と年寄りを相手にしている小物屋が近くになっていたりするものだから、見た目の古さ以上に中身は現代的に進化しているのです。

例えば、おばちゃん御用達といった風情の古めかしいチョッキをディスプレイししている洋品店の軒先には杖が並べられているのですが、よくよく見らばドイツ製のインポートステッキ(としかいいようがない)、ヨーロピアンな紳士が持っているような銀製の凝った彫りをしたジャーマンシェパードの頭部をかたどった柄がついたマットブラックの渋い杖が並んでいたりするのです。
もちろんその横にはお馴染み、三つ折り式のコンパクトステッキも同時に。

これが「現代の昭和」でしょうか。


アーケードを抜けてオシャレ喫茶店白楽ベーグルへ辿り着きました。

こちらも狭く木調の店内。ベーグルが名物のようですが、二人ともケーキセットに、カフェオレと紅茶。
寒さに甘いものがありがたい。
品数は少なくマロンロールケーキとクレームブリュレでした。

以下、次回。