ギリシャ旅行記19。 (7日目) | 気ままに生活。

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7日目。

とうとう今日でギリシャともお別れです。

心配なのは…ドイツでの乗り継ぎ。



往路は、空港に着いてから7時間もの空白があったんですが、復路はカツカツ。

しかも、なぜかドイツで2回も飛行機を乗り換えます。

…時間が合わなかったのかな。

幸い、1回目の乗り換えのときはちょっと時間に余裕があったのと搭乗ゲートがすぐ近くだったのでラクでしたが。

問題は2回目です。

空港がアホほど広いのに加えて、最後のシェンゲン協定加盟国ということで出国手続きも行わないといけませんし。

かなり焦りました。

ダッシュです。



往路のときの経験を活かして、復路では2人とも出国審査に一発でパス。

…あーよかった。

で、なんとか出発15分前に搭乗ゲートに到着。

結果的には飛行機が遅れていたので、かなり余裕だったんですが。



これにさえ乗ってしまえば、あとは黙っていれば関空に着きます。

ひと段落です。

フライトはおよそ11時間。

でも、東に向かって飛びますので、時差を考えると実質7時間損することになります。

…まぁ、往路で7時間得しているので文句は言えませんが…(汗)



残念ながら席は中ほどだったので、往路のようにビジネスクラスの食事が当たるということもなく。

普通でした。残念。

でも、ここへ来てドイツビールを果敢に注文

ちょっとここで飲んどかないと、ほかでは飲む機会がないかもしれませんので…。



味はというと、ちょっと苦め。

それでいて若干薄いかな、という感じです。

そんなにビール自体好きではないので、いちおう記念に、ということで。

飛行機で酒を飲むと、通常の3倍酔いやすいそうです。

…まぁワタシはすぐ顔が赤くなるので、赤い分3倍早く酔うんでしょうか。(謎)



飛び出したときは昼過ぎだったので外は明るかったんですが、飛び立って3時間もすると、すごい勢いで日が暮れます。

日が暮れる方向に飛んでいますので、当然なんでしょうが…。



日が暮れてからは、機内では映画タイムです。

「ロボッツ」の英語版を流してました。

…たしかこの時、日本ではまだ映画館で上映していたはずなんですが…。

先取りです。

何言ってるかはよくわかりませんでしたが。





…で、この後とんでもないハプニングが発生しました





突然、少し前の席で女性がパニックを起こします。

「嘘…」と叫んだ後、ハンカチで目を押さえながらFAの方に走っていきました。

その座席の周りの人も何やら深刻な顔で、ざわついています。



「心臓発作」



そんな単語が飛び交っていました。

突然心肺停止してしまったとのこと。

緊張が走ります。





…えっと。

結論から先に書きましょう。

この人は助かりました

自分で歩いて飛行機を降りました。

そのつもりで、以下の文章をお読みください。





先ほど席を立った、患者の奥さんらしい人がFAを連れて戻ってきました。

そして機内放送。

アナウンス「お客様の中に、お医者様はおられますか?」

そしてドイツ語でも放送。



ドラマのようでした

その時はそんなこと思いも付きませんでしたが、後で助かってから思い返すに、この事件はものすごい貴重な体験です。



そしてしばらくして。

来るんですよ医者が。

「医者です」

とか言いながら。





Σ(゚Д゚;)めっちゃかっこぇー(汗)





…いや、ホントめっちゃめちゃかっこ良かったですね。

頼もしすぎる。





3人もの医者、そして2人ほどの看護師の方が続々集まりました。

当然ですが、エコノミークラスには乗ってません

皆さんビジネスクラス以上のゾーンからやってきます。

…やっぱり医者って金持ちなんですね…と思ったのは無事に終わってから。



けっこう近かったので、その一部始終を見ることができました。

患者の様子は角度的に見れませんでしたが、手分けして(おそらく)適切な処置を手際よくこなしていく様子を目の当たりにしました。



しばらくして、意識を取り戻す旦那さん

そして、そこに泣いてすがり付く奥さん

感動の場面です

目の前で繰り広げられるそんな光景に、圧倒されました。



しばらく横になって様子を見ましょうということで、周りの席の人が移動し、患者さんのために場所を空けます。

で、引き続き医者もエコノミークラスにとどまります。

奥さんは、地べたに座って横になっている旦那さんにすがるような感じで。

…涙出てきましたね。



なんかいいなぁ、って。





帰りの飛行機といえばこのことがあまりにも印象的で、かなりあっという間に関空に到着してしまいました。

降り際に、その医者と奥さんが話していました。



医者「落ち着いたら私の病院に来てください。一度精密検査を受けた方がいいでしょう」



そう言って名刺を渡す医者のかっこいいことといったら、筆舌に尽くし難いことこの上ありません。

涙を流して感謝する奥さんをみて、もらい泣きしそうになりましたからワタシ。





(*´Д`)ぁぁいいもの見た…。





…まぁ、助かったからこんなことが言えるんですけどね





…あとは…覚えてません(汗)

とりあえず飛行機は朝の7:00過ぎに関空に到着。

なっかなか荷物が出てこず、最後の最後にパートナーさんの荷物が出てきたときには、乗客は殆どいなくなっていました。



そこからは空港リムジンバスで阪神西宮駅へ。

…で、そこからはタクシーで帰宅です。



何だか日常に戻ってきたような戻ってきてないような微妙な感覚。



「ああやっぱり家がいいなぁ」とかいう言葉はゼッタイ言わないと心に誓っていたんですが。

そんな言葉は出てきませんでしたね。



出迎えてくれたのは、出発準備で散らかった我が家

一気に日常に引き戻されたところで、ギリシャ旅行は幕を閉じたのでした、と。





【終了】

長々とお読みいただいてありがとうございました(;´Д`A