…失礼ですが、やってることは小学生レベルですね。
記事は↓こちら。
「君が代」替え歌ネットで広まる 斉唱義務への抗議として(ロイター)
「Kiss Me」という題の「君が代」の替え歌が、インターネット上で広まっている。学校行事での「君が代」斉唱を義務づける圧力が強まる中、抗議運動の一形態として広まっているようだ。
日本の国歌「君が代」は1999年になってようやく法的に国歌として認められた。内容は天皇を讃える古代の詩がもとになっているが、これが日本国内およびアジア諸国で、かつての軍国主義のシンボルとして批判の的になっている。
アメリカでも最近、国歌をめぐる論争が起こっている。スペイン語バージョンの「星条旗」がリリースされ、保守派から怒りの声が沸きあがったのだ。
東京都が2003年に「君が代」の起立斉唱を命じて以来、それに従わなかった教師たち数百人が罰せられている。
現在、流布している「君が代」の替え歌は、英語詞だが本来の日本語詞と同じように聞こえる。
本来の「君が代」では、19世紀のメランコリックなメロディにのせて、天皇の治世の永続が歌われる。
替え歌の歌い出しは「Kiss me, girl, and your old one」。
保守派の日刊紙『産経新聞』が月曜日の第一面に記事を掲載し、この替え歌は「サボタージュ」の手段として広がっているようだ、と紹介した。
替え歌の作者は不明だが、国歌斉唱に反対する運動を展開するグループのウェブサイトでは「心ならずも『君が代』を歌わざるを得ない状況に置かれた人々のために、この歌が心の中の抵抗を支える小さな柱となる」と述べられている。
日の丸・君が代問題です。
あまりつつきすぎると戦争や天皇制などの話に発展しますので、外角から攻めたいと思います。
この「Kiss Me」を広げているのは、「日の丸・君が代に対抗するネットワーク」(略称:反ひのきみネット)という団体です。
HP:http://www1.jca.apc.org/anti-hinokimi/Jindex.htm
歌詞とその訳、そして解説文は以下の通りです。
(反ひのきみネットHPより引用 )
き み が あ よ お わ
kiss me, girl, and your old one
ち よ に い い や ち よ に
a tip you need, it is years till you're near this
さ ざ で い し の
sound of the dead "will she know
し わ お と な り て
she wants all to not really take
こ け の む う す う ま あ で
cold caves know moon is with whom mad and dead"
訳:
僕にキスしたら君のその古臭いジョークにも(サヨナラの)キスをしておやりよ
君に必要な忠告をあげよう 死者たちのこの声が君に届くまで何年もかかったんだよ
「国家ってのは本当に奪ってはならないものを欲しがるけど
そのことに気がつく日が来るんだろうか?
冷たい洞窟だって知ってるんだ
(戦争で傷つき)気が狂ったり死んでしまった人たちを
お月さまはいつも見てるってことを」
註:古臭いジョーク (old one)
たとえば「南京大虐殺は無かった」とか、
「鉄道や学校の建設など植民地にも良いことをしてあげた」とか、
「従軍慰安婦は商行為」などの嘘八百。
心ならずも「君が代」を歌わざる得ない状況に置かれた人々のために
この歌が心の中の抵抗を支える小さな柱となることを願って
要するに「『日の丸・君が代』には反対だけれども、学校などで歌わざるを得なくなった場合は音韻が似ているこの歌を歌って適当にやり過ごそう」ということですよね。
これを見た率直な感想としては
「小学生レベルの発想やな」
というものです。
「掃除をやりたくないから、箒で掃いているマネをしとこう」というのと同じイメージです。
そこまで確固たる意思を持って反対するのなら、
「反対したら謹慎になるから適当な歌詞を歌っとこう」
というのではなく
辞表を出してでも反対すればいいんじゃないかと思うわけです。
実際問題としては難しいですけれども。
もしくは、君が代を国歌として制定したときの解釈である
「天皇の治める世が末永く続くことを願う歌」
の意味ではなく、そのルーツである
「平安時代の和歌で、家族の者の長寿を祝う歌」
の意味を込めて歌えばいいんじゃないかと思います。
…ワタシとしては、戦争を経験していないというのもあるからか、
「日の丸・君が代」にそれほど(プラスの意味でもマイナスの意味でも)執着はありません。
賛成意見の考え方も反対意見の考え方も言いたいことは判ります。
オリンピックなどで選手が日の丸をつけ、表彰式で君が代を歌うのに抵抗を感じたことはありません。
こういう立場だから言えることなのかも知れませんけれども。
ですが、願わくば、教育に従事する立場の方々が
「子どもに反対の考え方を植えつけるよう仕向ける」
というのは避けて欲しいと思います。
こんなことが起こってしまっては、悪い宗教と似たようなものになってしまいますので…。
不本意でも、学校の方針上そうなっているのであれば、まずはルールを遵守する方向で行って欲しいと思うわけです。
子どもには、まずは「ルールを守る人間になる」という教育が必要だと思いますので…。
反対の考え方を持ち始めるのは、充分成長してそれ相応の判断力をつけてからでいいんじゃないかと思います。
そして、それを判断するのは強制ではなく、子ども自身であるべきだと思います。
「思想の自由」はあってもいいと思いますが、
そのせいでルールを守らない教師が輪を乱す様を子どもたちには見せないで欲しいです。