聞こえないパフォーマー・もりおか見帆
こんにちは、
生け花作家のもりおか見帆です。
先日の10月11日、
サイレントJAPANの10周年を記念する、
特別なイベント「ろう博覧会2025」にて、
私もお祝いの気持ちを込めた
生け花作品を出展させていただきました。
サイレントJAPAN
https://silentjapan.tokyo/index.html
今回の作品は、
10周年という節目にふさわしい、
華やかなものにしたい
そして、
秋の収穫祭やハロウィーンの
楽しさも表現したい
そんな想いから、
たくさんの種類の花材を使って、
秋の色を詰め込んだ作品を創作しました
しかし、その裏側には、
一つの大きな「挑戦」がありました
私は、プロの
フローリストではありません………
そのため、いつでも自由に、
思い通りの花材を
手にできるわけではないのです
出展の前日、
私は何軒もの花屋さんを巡りました
「こんなイメージの作品を創りたい」
という想いを胸に、
その時、その店に置かれている花
(=私にとっては「制約」です)
と向き合い、対話する時間でした。
「この花がないなら、
代わりにこの枝を生かせないだろうか」
「この予期せぬ出会いが、
もっと面白い化学反応を生むかもしれない」
思い通りにならない
「ままならなさ」の中で、
試行錯誤を繰り返す。
それは、
苦しくも、創造性に満ちた、
豊かな時間でした
この経験を通して、
私は改めて確信しました。
人生も、アートも、
与えられた「制約」の中で、
いかに工夫し、
自分だけの「美」を見つけ出すか、
そのプロセスそのものが、
最も尊いのだと。
今回の出展は、
私にとって、
さらに大きな舞台へ
挑戦したいという、
新しい夢への第一歩となりました。
この場を借りて、
作品をご覧くださった皆様、
そして関係者の皆様に、
心から感謝申し上げます
◆ 次の「対話」のお知らせ ◆
11月7日(金)
「手話のまち 東京国際ろう芸術祭」にて、
生け花ワークショップを企画・運営しております。
言葉や経験は問いません。
花と向き合う、
心豊かな時間を一緒に過ごしませんか。
皆様の応援を、心よりお待ちしております。
↓↓↓
11月7日(金)手話のまち 「 生け花ワークショップ 」のお知らせ