【海】
ㅤㅤ
何年ぶりかに海を見に行ってきました。
ㅤㅤ
砂の上を歩くのって、こんなに大変だったかな?と思い出しました。
ㅤㅤ
広くて開放感があって、都内の人混みを避けて歩かなきゃいけない日常とは全然違います。
ㅤㅤ
好きな方向に、好きな場所に、何も気にせず進んでいける。それだけでちょっとした幸せを感じました。
ㅤㅤ
ㅤㅤ
耳に入ってくるのは、海の音と風の音。
目の前に広がるのは、果てしない水平線。
ㅤㅤ
ㅤㅤ
普段の生活圏外に身を置くことで、日常から解放される感覚。
ㅤㅤ
そんな場所がやっぱり、リフレッシュには必要だなと感じました。

 

 

最近、会社員だった頃のことをよく思い出します。

もちろん良かった部分もあったけれど、

振り返ると苦しさや居心地の悪さの方が強く感じることが多いです。
ㅤㅤ
当時、僕は「とにかくどこか別の会社に行きたい」「自分に合った場所に行きたい」と

強く思っていました。
ㅤㅤ
その後、会社を辞めてこの個人事業主の業界に入ってみて驚いたのは、

スピリチュアルな分野が存在していて、それが多くの人に支持されていることでした。

そこで初めて「引き寄せ」という言葉に出会いました。
ㅤㅤ
その時は、自分が経験した苦しい時期や会社選びも、

実は自分自身が引き寄せたものだと感じました。

でも、その理解は浅かったのかもしれません。

「望んでいないことも引き寄せたのかな?」と思っていました。
ㅤㅤ
ところが、昨日、新たに聞いた話がありました。

それは、もし「会社員ではなく、別のことをすべき」というミッションが自分にあるのだとしたら、

自然に会社が辛く感じるようになるのは必然的だというものでした。
ㅤㅤ
その「ミッション」があるなら、どこの会社に就いても「

自分に合わない」と感じるのは当然のことだったんです。
ㅤㅤ
さて、では僕のミッションとは一体何なのか?
ㅤㅤ

残業のない仕事がしたい。
きっと多くの人が、そう思ったことがあるんじゃないでしょうか。
もちろん、中には「残業こそやりがい」という人もいるかもしれません。
そこは否定しません。

 

 

ただ、僕が勤めていた会社は、
「長く残業している人=頑張っている人」と見なされる環境でした。
すごいとか偉いとか以前に、
それが“当然”だと思っている上司だったんです。

 

 

当時の僕は、心も体も少し疲れていて、
できれば定時で帰りたい日が増えていました。

他の人に「何か手伝えることありますか?」と確認し、
仕事がないとわかれば上司にそう伝えて帰る。
ただ、それだけのこと。

 

 

でも、その“残業しない姿勢”が
上司には気に入らなかったようです。

「早く帰るなら家でやれ!」
何度もそう言われました。

 

 

こういう価値観や職場の雰囲気って、
面接ではなかなか見抜けません。
いわゆる“転職ガチャ”ってやつなんでしょう。

 

 

今の僕は、好きな人たちと、
時間に縛られずに仕事をしています。
しんどい日も、「あとちょっと頑張るか」と思える。

これが正解かどうかは、正直わかりません。
でも、今日も自分のペースで働けている。
それだけで十分だと思っています。

 

ずっと思っていました。
「スキルがないと、稼げない」って。

だから転職活動のときも、
「自分にはこれといったスキルがない…」という不安が
いつもつきまとっていました。

 

 

でもあるとき、こう言われたんです。

「無理して繋がってるコミュニケーションって、
ただ“仕事のため”にやってるだけなんじゃない?」

「それって、“自分はできてる”って思い込んでるだけかもよ」って。

 

 

そのとき、正直ショックでした。

「僕、コミュニケーション得意です」って、
何の疑いもなく言ってたから。

でも思い返してみると、
どこの職場に行っても、なんだかうまくいかなかった。

もしかしたら——
それが原因の一つだったのかもしれません。

 

 

本当の意味で“伝え合えている”って、
意外と難しい。

仕事の会話ができる=コミュニケーション力がある
…というわけではないんですよね。

 

 

もし今、転職を考えているなら、
「自分のコミュニケーションって、ちゃんと届いてるかな?」って
一度振り返ってみるのもいいかもしれません。

 

 

今の僕は、周りの人たちが汲み取ってくれているおかげで
なんとかやれているなぁと実感しています。

本当の意味で通じ合えるって、
やっぱり“人との土台”になるんだなって思います。

 

昔、勤めていた会社でちょっと変わった上司がいました。

 

その上司、なぜかクレーム対応の場面になると、
僕をわざわざ同行させるんです。

 

他の先輩や上司たちは、クレームには一人で行くのが当たり前。
後輩を連れて行く人なんていなかったのに、
この上司だけは毎回「一緒に行こう」と声をかけてくる。

 

 

 

で、いざ現場に行ってみると、
先方はそんなに怒っている様子もなく、
普通に謝罪して、穏やかに話はまとまる。

 

…だけじゃなく、
なぜかその場で「またお願いしますね」と、注文までいただく。

 

最初は「たまたまかな?」と思ったんですが、
次のクレーム対応のときも同じ流れで、やっぱり注文が入る。

 

 

 

正直、びっくりでした。
クレームに行って、注文もらって帰ってくるって何事…?笑

 

そしてなぜか、その注文の手配は毎回僕の担当になるという謎展開。
「お前も一緒に行ったんだからよろしく!」って。いやいや、取ったのあなたですよ😂

 

 

 

でも、あとから思ったんです。

 

この上司、普段からお客様との関係づくりが丁寧で、
信頼をしっかり積み上げていたんだろうなと。

 

だから、トラブルがあっても関係が崩れないし、
むしろ“ちゃんと謝ってくれたから、またお願いしよう”と
思ってもらえるのかもしれないなって。

 

 

 

クレーム対応って、ただ謝るだけじゃなくて
「日頃の関係性がどうだったか」が出る場面なんだなと
勉強になった出来事でした。