プロレステーマ曲解体新書「第2回 新日本・全日本のテーマ曲史」 | ジャスト日本のプロレス考察日誌

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今回も前回に引き続き、昭和プロレステーマ曲研究家・コブラさんと「プロレステーマ曲」をテーマにした対談「プロレステーマ曲解体新書」をレポートします。
 

 

 

 

一回目は「プロレステーマ曲の起源と歴史」について語りました。

 
二回目となる今回は「新日本プロレス・全日本プロレスのテーマ曲史」です。

話題は昨年、ネットを賑わせたあのニュースから始まります。濃厚なプロレステーマ曲トークを皆さん、堪能してください!



緊急地震速報の作者はかつてタイガー・ジェット・シンのテーマ曲「サーベル・タイガー」を手掛けていた!

 

ーーコブラさんのお話をお伺いすると、昭和プロレステーマ曲というのはテレビ中継とは必要不可欠なものと感じました。そこで団体別にテーマ曲の関係についてお聞きします。まずは新日本プロレス。新日本のテーマ曲について思い出深い話はありますか?

 

コブラさん 最近といいますか、緊急地震速報の作者である環境音楽家小久保隆さんがタイガー・ジェット・シンのテーマ曲「サーベル・タイガー」を作っていたという(笑)。これは忘れもしない2020年5月ですよ。コロナで大変な状況で、さらに地震も多くて、Twitter上で「緊急地震速報が多いよね」というタイムラインが流れてきて、たまたまツイートのリンク先に緊急地震速報のアラーム音を作成した方が掲載されていて、名前を見ると「小久保隆」と書いていて、そこで「もしかして、サーベル・タイガーを作った方?」とピンとくるのは俺くらいかもしれませんが(笑)。

 

ーー確かに(笑)。そこでピンとくるのはコブラさんくらいだと思います!

 

コブラさん そこで小久保さんについて調べると、今は環境音楽家をされていて、ヒーリングミュージックを作られているんです。シンのテーマ曲とは真逆じゃないですか(笑)。俄然興味が出てきて、TwitterやDM等で小久保さんとやり取りをしていくうちにインタビューをさせていただけることになりました。実際に長州力のテーマ曲「パワー・ホール」の作者である平沢進さんとはエレクトロサウンドという音楽制作会社内で共に鎬を削ってきた、よきライバル関係だったとか色々なお話をお伺いしました。

 

ーーこれ一本のニュース記事からインタビューに発展したんですね。凄いです!

 

コブラさん インタビューはカクトウログさんに掲載していただいて、完全版を「ミック博士の昭和プロレスマガジン」で書かせていただきました。

 

 

小久保隆「シン入場をイメージして音作り・・・出来合いの曲とは効果が違う」【カクトウログ】 

 

 

ーー個人的には2020年にプロレス界におけるスクープだったと思います。

 

コブラさん ありがとうございます!緊急地震速報もサーベル・タイガー、どちらも人心に訴えかけるものがあるんですよ。どっちも「逃げろ!逃げろ!」「お気をつけてください!」ってサインを出しているんですから。小久保さんに伺うと、スウィープ音という技術がありまして、それをどちらの曲にも使っているんですよ。緊急地震速報は「ビィオン!ビィオン!ビィオン!」という音で使われていて、これが直接脳に緊急性を訴える働きをしているんだそうです。あと音が3回鳴るのも意味があって。例えば部屋の扉をノックするとき、普通は「コンコン!」と2回するんですが、急いでいる時は3回「コンコンコン!」とノックするんですよ。それで緊急地震速報もスウィープ音が3回鳴るんです。

 

ーー人間の本能みたいなものに訴えかけているんですね。

 

コブラさん そうなんですよ。小久保さんがおっしゃっていたのは、「緊急地震速報も癒しの音楽も、好対照、正反対に思われるけど、どれも人の心を訴えることに関しては同じだよ」と。で、私が「サーベル・タイガーも観客に緊急事態を知らせる曲としては同じですね」と申し上げたら「そこに繋がるとは自分でも気付かなかった」とおっしゃられていました(笑)。

 

ーー音楽家からすると、楽しい曲を作るのも悲しい曲を作るも音楽を作るという点では方向が少し違うけどある意味、一緒なんでしょうね。

 

コブラさん だから音楽は奥が深いなと感じました。

 

 

アンドレ・ザ・ジャイアントのテーマ曲「ジャイアント・プレス」は平沢進さんと小久保隆さんの合作だった!?

 

 

ーーちなみにアンドレ・ザ・ジャイアントのテーマ曲「ジャイアント・プレス」にも小久保さんは関わっていたという話は本当ですか?

 

コブラさん あれは小久保さん曰く、「あんまり覚えていないんだけど、平沢さんと僕が一緒になって作ったものかもしれない。曲を聞いた限りは平沢さんっぽいな」とおっしゃっていました。

 

ーーでは平沢さんがメインで作られて、小久保さんがサポートして作ったのかもしれないんですね。

 

コブラさん ただ、小久保さんは「この曲には平沢さんらしい”毒”があんまりないんだよね…」とはおっしゃってましたね。自分が思うに二人で一緒に作っていて、基本的に熱い平沢さんがメインだけど、冷静な小久保さんが抑えながら曲作りをされていたという感じなのかなあと。

 

ーーそう考えると納得ですね。今の話を聞くと、平沢さんは暴走したり刺激を求めるアントニオ猪木さんで、小久保さんが泰然自若なジャイアント馬場さんなのかなと思いました。二人の関係は、馬場さんと猪木さんの関係なのかなと。

 

コブラさん なるほど。本当にそうかもしれないですね。「ジャイアント・プレス」はBI砲ということなんでしょうね(笑)。

 

ーーアンドレは数少ない馬場と猪木両方とタッグを組んだ事のある外国人ですしね(笑)。

 

 

新日本は無名の外国人レスラーにもきちんとテーマ曲を与える

 


 ーーちなみに流智美さんの著書「詳説 新日イズム」でコブラさんが担当された「新日本プロレス入場テーマ曲(昭和編)」を読ませていただいたのですが、これがめちゃくちゃ面白んです。藤波辰爾さんがビル・ロビンソンのテーマ曲で有名な「BLUE EYED SOUL」を使っていたとか(笑)


コブラさん 藤波さんが使ったのは、アメリカから凱旋第一戦での高崎大会でのマスクド・カナディアン(ロディ・パイパー)とのシングルマッチの一回だけなんですよ。




ーースタン・ハンセンは元々は「THEME FROM FIREPOWER」という曲を使っていたそうですね。

 

コブラさん ガトー・バリビエリというアルゼンチン出身のサックス奏者が演奏したもので、映画「FIREPOWER」(邦題はリベンジャー)の主題歌だったんです。この曲はスティーブ・カーンが使用していたんですが、ハンセンが勢いがあった頃だったのでハンセンのテーマ曲として使われたんです。この後に1980年の「ブラディ・ファイト・シリーズ」からオリジナル曲の「ウエスタン・ラリアート」で入場するようになったんです。ただシリーズの予告編映像では、まだ「THEME FROM FIREPOWER」が流れていたので、シリーズ開幕直前に完成したのかもしれません。

 

 

ーーこの「ウエスタン・ラリアート」はオリジナルなんですね。バッド・ボーイズというグループが演奏されたということなんですね。

 

コブラさん これは「サーベル・タイガー」や「パワー・ホール」、「ジャイアント・プレス」も入っている「新日本プロレス・スーパーファイターのテーマ」というアルバムに収録されていて、バッド・ボーイズというのは恐らく適当につけられた名前なんですよ。「パワー・ホール」を演奏しているバンドもZ.Z.Z,という聞いたことがない名称で(笑)。ちなみに「ウエスタン・ラリアート」を作曲された方が住野裕之さん。この方がどのような人なのかは存じ上げないですね。このアルバムはアドバルーンという制作会社の辺見さんというプロデューサーが色々なミュージシャンに依頼して作ったんです。それで、シンセサイザーを使った楽曲担当として小久保さんや平沢さんのいらしたエレクトロサウンドに依頼があったという経緯なんです。住野さんや桜庭伸之さん(木村健吾のテーマ等を担当)といった方々は、それ以外の音作り担当として辺見さんから依頼を受けたミュージシャンなんでしょうね。ちなみに「ジャイアント・プレス」はE.PROJECTというバンド名でライナーに載っていますが、Eはエレクトロサウンドから取ったそうです。

 

ーー平沢さんと小久保さんは「ジャイアント・プレス」以外に合作はあるんですか?

 

コブラさん それだけなんです。平沢さんは「パワー・ホール」を手掛けてから数年後に、スーパー・ストロング・マシンのテーマ曲「ハリケーンズ・バム」を福来良夫という変名で作曲されています。ちなみに小久保さんはマサ斎藤のオリジナルテーマ曲を作るんですが、残念ながら使われていないですね、

 

ーー「FIGHT」じゃないんですね。

 

コブラさん あれは映画「オーバー・ザ・トップ」のサントラですから。

 

ーー新日本プロレスのテーマ曲を見ていると、オリジナル曲と洋楽とかを並行して使っていたんでしょうか。

 

コブラさん 「新日本プロレス入場テーマ曲(昭和編)」に関しては有名なレスラーの曲を選んでいるので、そのような印象を受けるのかもしれませんが、新日本の特徴って、結構無名な外国人レスラーにもきちんとテーマ曲を与えるんですよ(笑)。なんでこんなレスラーにこんな曲をあげてるのっていう感じで使っていたりするんです。全日本だとミル・マスカラス、ザ・ファンクスとかエースどころにしかテーマ曲を与えないけど、新日本だと、若手時代のホセ・ゴンザレスに曲をあげたりするんですよ(笑)。

 

ーー全日本は同じ曲の使い回しという印象があるんですよ。

 

コブラさん ああ、アブドーラ・ザ・ブッチャーとタイガー・ジェット・シンの「吹けよ風 呼べよ嵐」(ピンク・フロイド)とか。


ーーこれは聞きたかったんですが、初代タイガーマスクのテーマ曲は何曲あったんですか?

 

コブラさん 5曲ですね。

 

ーー古舘伊知郎アナが歌った「燃えろ!吠えろ!タイガーマスク」が印象に残っているんです。

 

コブラさん 1982年の「ブラディ・ファイト・シリーズ」から1983年8月の引退まで使っていたので1年くらいですね。テーマ曲は基本的にボーカルがない方がいいんですよ。テレビ局として実況を聞いてほしいので、なるべくインスト(ボーカルなしの音楽オンリー)のテーマ曲を選んでいるんです。でも、この曲はアナウンサーが歌っていて、実況もあるから凄いですよね(笑)。

 

ーーあとビッグバン・ベイダーのテーマ曲「EYES OF THE WORLD」はボーカルありとボーカルなしがあるんですね。

 

コブラさん 元々はこのテーマ曲はボーカルなしだったんですけど、平成になってから試合後に勝者のテーマ曲が流れるようになってから、ベイダーが勝った時はボーカルありが流れるようになったんですよ。

 

 

ジャンボ鶴田のテーマ曲「J」はテレビ屋の繋がりによって誕生した!

 

 

ーー次に全日本プロレスに話題を移ります。全日本とテーマ曲について思い出深い話をお聞かせください。

 

コブラさん やっぱりジャンボ鶴田のテーマ曲「J」ですね。あの曲、嫌いな人いないでしょ(笑)。

 

ーーそうですね、あの曲を聞くと条件反射で天高く腕を上げたくなりますね(笑)

 

コブラさん この「J」はジャンボのために作られた完全なるオリジナルなんですよ。そもそも全日本のテーマ曲は、全部ではないんですが日本テレビの小川彦一さんという音響さんが選曲・編集されていて、スタン・ハンセンの「サンライズ」は前奏や効果音を含めると4枚のレコードの様々な音源が合わさったテーマ曲で、それを小川さんが丁寧に編集されているんです。

 

ーーテレビ屋だからできる芸当ですね。

 

コブラさん 本当に天才ですよ、小川さんは。そして小川さんがいなければ「J」は生まれなかったんです。実は小川さんは全日本プロレス中継のスタッフじゃなくて、「今夜は最高!」の音響だったんです。ミル・マスカラスのテーマ曲「スカイ・ハイ」を選曲したディレクターの梅垣進さんとの個人的な友情関係からハンセンのテーマ曲の構成を担当したんです。それで「今夜は最高!」のバックバンドをされていた鈴木宏昌さんに仲の良かった小川さんが「ジャンボのテーマ曲を作ってくれないか」と打診したんです。

 

ーージャンボ鶴田さんの「J」は「今夜は最高」で音楽を担当された鈴木宏昌さんが手掛けたものだったんですね。

 

コブラさん そうです。作曲が鈴木さんで、演奏が鈴木さんが率いる「ザ・プレイヤーズ」が担当したんです。

 

ーーこの話を聞くとやっぱりテレビ屋の繋がりなんですね。これは今の時代ではありえないでしょうね。

 

コブラさん 今は団体や選手自身がテーマ曲に関わる時代ですからね。 小川さんなんですけど、イベントにお招きしてお話を伺ったり、何回かお酒を飲ませてもらったりしているんですが、そこで小川さんは「J」について「鈴木さんにきちんとジャンボのテーマ曲制作用のギャラをお支払いすることができなくて、『今夜は最高!』のギャラの一部にジャンボのテーマ曲のギャラが組み込まれたらしいんです。コルゲンさん(鈴木さんのニックネーム)に悪いことしちゃったなぁ」と語っていたんです。つまり「今夜は最高!」の予算内で「J」は生まれたんです。

 

天龍源一郎のテーマ曲「サンダーストーム」をリクエストした田中ひでおさんの正体

 

ーー先ほど「J」の話がありましたが、鶴田さんのライバルといえば天龍源一郎さんですね。天龍さんのテーマ曲「サンダーストーム」はどういった経緯で選出されたんですか?

 

コブラさん 1982年の新春ジャイアントシリーズで実況の倉持隆夫アナウンサーが中継の中で「天龍選手のテーマ曲を募集しています」と言っていたんです。自薦や他薦は問わずに。それでシリーズ最終戦で天龍はマスカラスとIWA世界ヘビー級王座をかけて対戦するんです。あの時に入場で「サンダーストーム」がかかったんです。そこで倉持さんが「大阪府にお住いの田中ひでおさんのリクエストで選びました」と実況しているんです。「田中ひでおって誰だ!?」と。一般人が応募したんかなと思ったんですが、小川さんに聞くと「いやサンダーストームは僕が選んだ」と。

 

ーーエエエ!!!! そうだったんですか(爆笑)

 

コブラさん こういうことってたまにあったりするんですよ(笑)。野上彰と飯塚高史の「J.J.JACKS」もチーム名を募集したんですけど、選ばれたのは公募からではなく、本人たちが選んだんですよ。

 

ーー武藤敬司選手のシャイニング・ウィザードってあるじゃないですか。あれも技名を募集して、選ばれたのは公募からじゃなかったんですよ(笑)「シャイニング・ニー」という応募があって、そこに当時の武藤選手のニックネームだった「クロス・ウィザーズ」を合わせて、シャイニング・ウィザードになったんです。

 

コブラさん ハハハ(笑) だから公募というのは話題作りのためなんですよ。

 

ーー「大阪府の田中ひでお」さんは実は小川さんだったという笑撃が走りましたが、「サンダーストーム」は名曲ですよね。

 

コブラさん 元々は高中正義さんの「虹伝説」というアルバムから生まれた曲で、「虹伝説」という外国の絵本を読んで感動した高中さんが作った絵本のサントラで、「サンダーストーム」もそのサントラの一曲なんです。「虹伝説」という絵本で登場する7人のゴブリンが虹を食べるために山を降りて、雨風をしのぎながら虹を待っているというシーンがあるんです。それが「サンダーストーム」なんです。そんな背景がこの曲にはあったのかと。

 

 

ミル・マスカラスのレスラー人生を変えたテーマ曲「スカイ・ハイ」

 

 

ーー話が変わりますが、ミル・マスカラスの「スカイ・ハイ」という曲があるじゃないですか。あの曲は何回かブームがあったと聞いたことがあるんですが…。

 

コブラさん 確かにその通りです。元々はカンフー映画「スカイ・ハイ」の主題歌とディスコソングで人気もあったんですが、一回ブームが去るんです。マスカラスも日本プロレスで初来日して人気レスラーとなったんですが、その後全日本で来日を重ねるとマンネリ化していくんです。その時期に日本テレビの梅垣さんがたまたま福岡のディスコを訪れると「スカイ・ハイ」がかかっていたんです。それで「今度来日するマスカラスにいいんじゃないか」と閃いてテーマ曲に採用するとマスカラス人気が爆発したんです。つまり「スカイ・ハイ」とマスカラスの両方の人気が同時に再燃したわけなんです。

 

ーーこれがあったから、夏のマスカラス兄弟の揃い踏みとかがあったわけですね。

 

コブラさん そうですよ。だから「スカイ・ハイ」ブームがなかったら、弟のドス・カラスは全日本に来日はしていなかったんじゃないですか。

 

ーーということは「スカイ・ハイ」というひとつの曲によってマスカラスのレスラー人生は大きく変わったので、テーマ曲には力があるんですね。

 

コブラさん そうなんですよ。

 

ーーちなみにテーマ曲とは違うかもしれませんが、全日本では時間切れ引き分けになった時に坂本龍一さんの「カクトウギのテーマ」がかかるじゃないですか。なぜあの曲がかかるようになったんですか?

 

コブラさん あれを始めたのは、全日本のリングアナである木原文人さんですね。「カクトウギのテーマ」は元々、昭和の全日本プロレス中継の次期シリーズ予告編でかかっていた曲だったんですが、平成になると違う曲がかかるようになって使われなくなって。それで平成になると勝った選手にテーマ曲がかかるようになるんです。だけど時間切れ引き分けの場合は第三者的曲をかけようとなり、全日本プロレス中継の象徴的な曲であり、今はかける機会がない「カクトウギのテーマ」が選ばれたんです。

 

ーー木原さん、テーマ曲マニアですからね!!さすがです。

 

コブラさん もう、大先輩です。本当にお世話になりっぱなしです。「カクトウギのテーマ」は昭和から見ているファンはグッとくるし、リアルタイムで見ていない世代が聞いても感動させる曲なんですよ。

 

ーー「チャンピオン・カーニバル」で30分時間切れ引き分けでこの曲がかかると自然と拍手を送りたくなりますよね。

 

コブラさん 特に四天王時代の全日本はハードヒットだから、時間切れになると両者は力尽きているから、余計に感動しますよね。でも、あの曲は新日本でダスティ・ローデスが使っていたんですよ(笑)

 

ーーそうなんですか!!意外です!

 

コブラさん ただローデスはアメリカで売れっ子で頻繁に来日するわけではないので、あまり「カクトウギのテーマ」が流れなかったんです。そこから「アメリカン・ドリーム」という曲に代わり、いつの間にか「カクトウギのテーマ」は全日本で使われるようになっていたんです。

 

ーーさすがにローデスと「カクトウギのテーマ」はミスマッチだと思います(笑)

(第二回終了)

 

 

次回は、国際プロレス、思い出のプロレステーマ曲についてコブラさんとトークしていきます。お楽しみに!