9月3日 アモレカリーナ東京ワンマンライブ@渋谷O-WEST | レフ機を携えて

レフ機を携えて

JSJCのアイドル好きじぃさんの撮影記録。

 

  渋谷の街はこの日も賑やかだった。

 

そんな中を一人歩いていたが、それでもここ一週間くらいずっとある不安を取り除けずにいた。

 

  待ちに待ったアモレカリーナ東京ワンマンライブの日。

 

実はワンマンライブは初めてではない。

が、これ程の大きさの会場となると初めてで、開催が発表されて以来、本当に埋まるのか?そればかり考えていた。

最近のライブを鑑みても、決して順風満帆とは言えない。

メンバーは実によくやっていると思う。

今回のワンマンの直前に、秋葉原でお手製のチラシを配ったそうだ。そんなこと初めてだろ?

もらいに行きたかったな。。って俺らがもらってどうする(笑)

予てから運営サイドの姿勢に対する憂いはあった。

経営母体の管理能力、意識レベルの低さ、マネージャー不在等々…盤石と言うには程遠い組織力。

それでも我々は、メンバーが頑張ってるからこそ、メンバーが好きだからこそ応援し続ける。

 

  エールを込めて花を贈った。

 

13時半開場だったが、12時半すぎには会場に到着。

目の前のO-EASTはものすごい賑わいを見せていたが、こちらはまだ人もまばらで、ますます不安が募るばかり。

それでも開場時にはそこそこの人数に膨れあがり、天にも祈る想いで後ろを振り返りつつ整列。

 

  入場整理番号1番。

 

広島の優勝で幕を閉じたセリーグ、その中で今年の流行語にもなりそうなのが‘神ってる’という言葉。

自分このワンマンのチケット予約そんな早かったわけじゃないんだけど、それで発券してみたら1番で、ちょっと神感じた(笑)

入場して、まだ誰もいない会場の上手最前にまっすぐ向かった。センターには用がない、いつものポジション。

客エリアに花道作ったりしてスペース潰すのかと思ったら、上手一番壁ぎわにチャイルドスペースがあるだけのレイアウト。

 

それでまた胃が痛くなった。。

 

刻一刻と近づいてくる開演時間、もうあとは信じて待つしかない。

そして14時、開演。

 

ステージ後方のスクリーンにメンバー一人一人映し出されて、ファッションショー形式で私服で登場。

これ見てちょっと、感極まった。

幾度となくメンバーの卒業を経験し、現体制に落ちつくまで本当にいろいろあった彼女たち。

15人いた初期メンバーも、松本ももなちゃんを筆頭に今は6人しかいない。

そこへ昨夏より加わった2期メンバー、そこにも卒業と他のグループへの移籍などがあり現在に至る。

デビューして2年とちょっと、本当によく頑張ってきたなぁ。。

 

全員の登場後、私服のままフォーメーションして一曲目が始まった。

何から始めるのかとても興味のあったオープニング曲、それはこの日のために用意された新曲でした。

 

ブレイジング☆スター

 

今まさに‘燃えさかる’彼女たちにふさわしい、勇気・元気・歓喜に満ちた曲だった。

ライブ時間もわからなかったが、とにかくどういった構成になるのかとても楽しみにしてきました。

ただいつものように楽曲を披露するだけでは芸がないし、何よりあっという間に終わってしまうだろうし。

結果まず3曲歌い、一旦全員が捌けて暗転となった。

そしてそこからは、様々な組み合わせによるユニット別の演目がスタート。

バレリーナペアによる優雅なステップ、小ちゃい子3人で懐かしいミニモニ。のじゃんけんぴょん。

仲良しトリオ2組によるステージは、昨年幕張で開催されたグルーブスクールで私が見損ねたもので、とても嬉しかった。

と思ったらそれだけではなく、やはり幕張で披露された通称‘アモμ’s’による、ラブライブの‘スタートダッシュ’が続いた。

さらにはチアとかもやったんだけど、メンバーも言ってるが本当に早着替え大変だったと思う。

 

本番前一週間は強化レッスン期間とされ、連日遅くまで練習漬けだったみたいね。

ちょうど夏休みが終わり、学校終わりからのメンバーもいて、寝る間も惜しんでのレッスンとなったらしい。

それだけに、どのユニットもとても素晴らしい出来だった。

制服でダンスを踊ったJC2、JS6、JS5の3人組がいたんだけど、正直あそこまで本格的に踊れるとは思わず驚いた!

ホント昔正月にやってたかくし芸じゃないけど、みんなすごい一芸名人だったよ(笑)

 

そこで一旦メンバーが捌けて、ゲストの東京CuteCuteのステージが始まる。

 

正直言って、何故ゲスト?と思いました。

せっかくのワンマン、その時点でもうワンマンではなくなってしまうではないか。

CuteCuteのヲタに頼ってでも集客を見込みたかったのか。。

結局、3曲でゲストのステージは終わりました。

そして再びアモレカリーナメンバーが登場したんですが、なるほど、こういう間繋ぎとして考えればいいか。

 

新衣装の初お披露目でした。

これは嬉しかったですね。

ある意味、ここが一番感極まったかも知れない。

 

昨年までBettyから衣装提供されていたんですが、2期メンバー加入以降はずっとただのお揃いのTシャツでした。

それが今回、アモレのユニットであるマリー同様‘天使のドレス屋さん’から提供を受けることになっての初お披露目。

全体的に白を基調としたトランプ柄で、ヘアアクセとパニエ?だけはメンバー別に数色よりチョイス。

いやぁ~実に長かった。

ただのTシャツなんで、メンバーみんな各々アレンジしたりして個人の色を出していたんだが、逆にそれが痛々しくてね。

本来当たり前のことなんだけど、ここだけは会社よくやったと褒めてあげたかったわ。

 

その後メンバーである高橋麗ちゃんが作って振付までした新曲を含む5曲を披露。

アンコールは予定してなかったのかな?再びブレイジング☆スターを歌い、ワンマンライブは終演となった。

 

結局150人くらい入ったのかな?

中條姫花ちゃんが、開場の時見たら少なくて泣きそうになったけど、開演の時見たら嬉しくて泣きそうになったって言ってた。

 

同感です。

本当に2列くらいしかお客いなかったらどうしようってずっと思ってた。

それが始まるとき振り返ったら結構後ろまでお客さんいて、メンバーが寂しい思いしなくて本当によかった。

だがもちろん、全てに於いてオーライではない。家族、友人知人の助けは大きかっただろう。

普段はライブに足を運ばないメンバーの父親とかまで会場にきていたと聞く。

さらには有料入場者数の問題もある。

でも今回は、とにかくあの光景を見れたことで良しとしようじゃないか。

それを踏まえた上で、次の課題として取り組めばいいと思う。

なんだってそうだろうけど、様々な善意の上で物事は成り立っている。

いろいろ言いたいことはあるが、運営のおかげで今回のステージに立つことが出来た。

普段から会場にきている連中、チラシを受け取って初めて来たってヤツもいただろう。

普段は在宅だが、今回は遠方から来たヤツもいたらしいし、全てが一つの力となってステージはできている。

今やスタジアムライブを当たり前にこなすももクロだって、スタートは代々木公園の路上ライブだ。

誰にも‘いつかきっと’が存在するなら、アモレカリーナにも必ずその日が来る。

とにかく今はその日のために力をつけて、大輪の花を咲かせるべく頑張って欲しい。

 

終演後物販が、O-WESTならではなんでしょうか、1階というか外、ローソン前にて行われました。

とにかくそんな場所だし人も多いんで、基本的に接触はなしで撮影も15秒のみ、チェキもサイン無しという物販。

 

  中條姫花ちゃんとチェキ撮りました。

 

これは後日、サイン券を買うことでサインしてもらえるらしい。

以前買って彼女にサインしてもらったタオルを、この日初めて使いました。

それ以降はとにかく時間との勝負なんで撮影に専念。

何と言っても新衣装だしフラワースタンドあるし、撮りたい輩も本当にたくさんいた。

 

 

後藤つばさちゃん

 

さすがバレリーナ、ユニットトップの出番だったけど、しなやかな動き見事でした。

 

 

中條姫花ちゃん

 

正直彼女がμ’sやるとは思わなかったんだよね。でも本当にダンスうまくなった。伸びしろではNo.1だと思う。

 

 

渋谷麻琴ちゃん

 

ユニット名‘アデニウム’ようやく見れて嬉しかった。ユニットの相性のよさを実によく発揮したステージでした。

 

 

松本ももなちゃん

 

アモレカリーナは良くも悪くも‘ももなんありき’なんだけど、その重責を果たして余りある、素晴らしいリーダーです。

 

 

藤本なほちゃん

 

139.9cmの6年生、ミニモニ。を地でいくな~ちんは、いつも楽しそうで本当に心あたたまる存在。

 

 

高橋優那ちゃん

 

控えめな子なんだけど、いつも元気で常に笑顔のゆなちゃん。アデニウムではいい自分の色出しててよかったよ。

 

この日外での撮影ということで、ストロボ撮影をほとんど念頭に入れてなかったんですよ。

だからブラケット持ってなくてカメラに直接ストロボを取り付けて撮影したんだけど、TTLがうまく作動せず失敗の量産。。

花を重視せず、陽の当たる道路側で撮っても面白かったかもな。

このあと同じ事務所のWenDeeが同じくO-WESTでワンマンライブをやるんで、物販は17時前には終了。

他のアモレおまいつはライブの打ち上げに行ったんだけど、自分は例によってこの日の朝まで仕事だったもので帰宅。

 

 

 

本当にいいライブでした。

メッチャ楽しかっただけに終わった後の帰りの電車、とても寂しい気持ちになりました。

我々も全力で歌い踊り、まるでもぬけの殻になったように。。

またメンバーと同じ景色が見たい。いや、もっと極上の景色をみてみたい。

そう考えることで寂しさは払拭でき、明日へ進む活力となる。

 

  さぁ、次のステージへ。