『オッペンハイマー』最新ポスター&TOTAL FILM誌カバーフォト&独占場面写真
クリストファー・ノーランがまたとんでもないことをやり遂げようとしている。
ノーランの新作『オッペンハイマー』(Oppenheimer)は“原爆の父”と呼ばれたアメリカの物理学者ロバート・オッペンハイマーの半生を描く注目の大作。劇中では緊迫した核実験のシーンがあるのだが、なんとCGIを使っていないとノーランがTotal Filmのインタビューで答えている。プラクティカル・エフェクト(特殊効果)で実験シーンを再現するのだという。
『ダークナイト』では本物の病院(建造物)を爆破したり、大型トレーラーを実際に前回転させたり、『インセプション』では回転する廊下を作ったり、『TENET テネット』では本物のボーイング747を建物に突っ込ませたりと、CGには極力頼らない本物志向で知られるノーラン。とはいえさすがに本当に核実験できるわけがなく、視覚効果スーパーバイザーに量子力学や量子物理学の表現からトリニティ実験そのものまでを再現するために協力を仰いだという。ノーランにとってもかつてないほど「大規模で困難を極めたチャレンジ」になったとか。さらにモノクロフィルムでのIMAX撮影にも初チャレンジしたとのこと。
オッペンハイマーを演じるのはキリアン・マーフィー。共演ではエミリー・ブラント、マット・デイモン、ロバート・ダウニー・Jr.、フローレンス・ピュー、ラミ・マレック、ゲイリー・オールドマンらトップスターが顔を揃えている。
2023年7月21日米国公開。
ちなみに今週からいよいよ公開される『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』のIMAX上映シアターで『オッペンハイマー』の予告編が流れるという噂(確信情報ではないためあくまでもウワサね:笑)
Oppenheimer@OppenheimerFilmA film by Christopher Nolan. In theaters 7 21 23. #Oppenheimer https://t.co/cxya2WDvXO
2022年12月14日 23:00
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