4DX版『レイダース 失われたアーク《聖櫃》』でユッサユッサ揺れてきました。 | ぶっちゃけシネマ人生一直線!❁

4DX版『レイダース 失われたアーク《聖櫃》』でユッサユッサ揺れてきました。




スピルバーグ映画の中で一番好き(かもしれない)なこれぞ“映画の中の映画”『レイダース 失われたアーク《聖櫃》』の4DXを体験しにユナイテッドシネマ・テラスモール松戸に行ってきた。
チュー


コロナ禍以降、新作映画(特に洋画)の公開本数がめっきり減り「何が何でも絶対に映画館で観ねば!」という作品もあまりなく、しばらくは劇場から遠ざかっていました。よくよく考えたら劇場に「前向き」に馳せ参じた時って、旧作や名作の再上映ばかりだったりする。『地獄の黙示録 ファイナルカット IMAX』『ジョーズ』『AKIRA IMAX』『ゼロ・グラビティ IMAX3D』『千と千尋の神隠し』『ダークナイト IMAXレーザーGT』『エレファント・マン 4K修復版』『インセプション IMAX』『インターステラー IMAXレーザーGT』『ガメラ 大怪獣空中決戦 ドルビーシネマ』『トータル・リコール 4Kデジタルリマスター版』『ガメラ2 レギオン襲来 ドルビーシネマ』などなど・・・・・。去年は旧作鑑賞が格段に増えました。


で、今回は待望の『レイダース 失われたアーク《聖櫃》』。2010年6月に有志一同が開催した4作オールナイトイッキミイベント「インディ・ジョーンズ 失われた魔宮は最後の王国」(超貴重な当時のフィルム上映!)以来なので劇場鑑賞は約11年ぶり。言うまでもなく4Kリマスター版の4DXは初上映となる。



『レイダース 失われたアーク《聖櫃》』はシリーズでテンポが一番ゆったりしていて、前半はインディのアーク探しのドラマ中心で話が進むため、大掛かりなアクションは1時間を過ぎた中盤以降に加速していく。なので『ワイルド・スピード』や『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』など新作映画並みの全編アクションの数珠繋ぎというわけではなく、4DXはずっと揺れまくってるようなことはないのだが、冒頭の巨大岩ゴロゴロの大揺れでテンションを上げてくれる。
爆  笑



原住民が吹き矢襲撃してくる冒頭場面ではシュッと顔面に風を吹きかけられ、マリオンの酒場ドンパチシーンでは熱風で温められ
(笑)、稲妻でフラッシュ攻撃、カイロの熱い風を浴びせられ、無数の蛇ニョロニョロで足元をくすぐられ、ハイライトのトラックチェイスでユッサユッサ揺れまくる(特にインディがトラックに引きずられる場面ではすごい揺れる)。そして解放されたアークのナチ皆殺しクライマックスでは超振動&ミスト&熱風のトリプル攻撃! アタシも顔面崩壊しそうになりました(笑)爆  笑







今回の4Kリマスター版はブルーレイリリース時に4Kスキャンで修復されたもの。確かに高画質ではあるものの色温度が若干高めというか少々赤みがかった画調で、そこはBDから変わっていない。これが最上級のベスト画質とは思えないので、将来的に4K ULTRA HDがリリースされる時はさらなる修復&再調整をお願いしたいものです。
チュー さらにわがままを言うなら字幕翻訳は岡枝慎二版だったら最高なのになあとか思ったり(翻訳はDVD版から変わっていて岡枝字幕が刷り込まれてるアタシとしてはむしろ今の翻訳の方が違和感なのね)。




今年で40周年となる記念すべき年に4DXで再会させてくれたサプライズな公開。ルーカスフィルムがディズニーに買収されて以降『スター・ウォーズ』シリーズの旧作上映はほぼ不可能になり、『インディ・ジョーンズ』シリーズの上映も出来ないだろうと半ば諦めてたけど、今回の4DX上映の配給はディズニーではなくユナイテッドシネマ。2022年公開の新作『インディ・ジョーンズ5』はディズニーが制作・配給するが、旧4作品の配給権は引き続きパラマウントが保有している。2つ前の席で観ていた老夫婦の奥さんが「『レイダース』観るの、初めて上映された時以来なの。やっぱり面白いわね!」と興奮気味に話されていて、老若男女に愛されている作品なんだなあとしみじみ。
ウインク



そうなるとやっぱりシリーズで最もアトラクション性が高い『インディ・ジョーンズ 魔宮の伝説』の4DX上映もお願いしたいわけで。ガチのジェットコースタームービーなので4DXとの相性は抜群にイイはず。これこそ4DX向きでしょ。よろしくたのんます、ユナイテッドシネマさんっ!
ウインク

先着入場プレゼントのクリアファイルもらえたど



ちなみに同日に『ブレードランナー ファイナルカット』のIMAX版『ラーヤと龍の王国』も鑑賞。『ブレラン』IMAXは一昨年9月にTOHOシネマズ日比谷で観てたけど、そのIMAXクオリティに感動を覚え1年半ぶりに再鑑賞。日比谷よりも大きいIMAXスクリーンと体をつんざく最上級のIMAXサウンドで『ブレラン』ワールドに酔いしれました。40年前とは思えないリマスター映像がやっぱり美しい。松戸IMAXは(アタシがこれまで観てきた)全IMAXの中でベスト5に入るクオリティなので(と個人的に思っている)、IMAX映画を観るなら基本的にココにしている。『ラーヤと龍の王国』は想像以上に完成度の高いディズニーアニメでした。同時上映の短編作品『あの頃をもう一度』もセリフなしの映像表現でストーリーテリング力の素晴らしさを見せてくれたケッサク。映画館で楽しみたい親子連れが多く、客席は半分以上埋まってましたね。
照れ

『ブレードランナー 2049』もIMAX上映してたけど4本はキツイの今回は見送り


日本語吹替版は安定したクオリティ


今回は『ラーヤと龍の王国』の巨大スタンディはゴミ(資源の無駄遣い)になることはなかった