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タンザニア旅行②道中その1

ぐっすり眠れて、疲れも取れた朝晴れ

いよいよサファリに出発。


約1週間の滞在中、共に過ごしてくれるのは、ムサさんという、ドライバー歴20数年のベテラン。


それと、この車↓
如月の物思い
トヨタのランドクルーザー。


タンザニアのサファリは、基本的に四駆の車を使う。(保護区によっては、四駆以外の車の乗り入れを禁止している場所もある←何故か?道路が非常に悪いからってのが理由の一つらしい)

でもって、多いのがトヨタのランドクルーザー。当然中古。

それを、サファリ用に天井が開くように改装して使っている。

ほんと多いのさ、トヨタ。

ゲートに集まる車を見ていると、8割方が、トヨタのランクルである。

日本での役割を終えた後、遠いアフリカの地で第二のお勤めをしているって知ってる人は少ないだろう・・・多分。

「性能が良くて値段も手ごろ」というのが理由らしいのだけど。

フロントガラスに車検のシールがそのまま貼ってあったりして、ちょっと笑える。



さて、この日の移動はセレンゲティまでの約300㎞、約7時間の道のり。

長い。

でも、景色が見れるから。


人と車でごった返すアルーシャを抜けて、草原の中を伸びる一本道を行く。

この辺は、マサイの居住地。

マサイはもともと草原で野生動物と共存しながら遊牧生活を営む民族だけど、保護区や国立公園の設営に伴い、政府から移住させられた人達も随分いるらしい。

マサイの町までできていて、商売をしているマサイもいる。

でも、多くのマサイは、この限られた土地(といっても、かなり広大ではあるけど)の中で、今も牛やヤギの放牧をしながら生活している。


如月の物思い
通りから見えるマサイの住居。点々と距離を置いて建っている。



如月の物思い
車を見て近づいてきたマサイの子供。

写真を撮らせてもらい、お礼にキャンディーをあげる。


中には、写真を撮らせて金を要求するマサイもいるらしいので、勝手に写真を撮るのはNG。

「こいつは大丈夫そうだ」という人選(?)は、ドライバーのムサさんがしてくれる。

彼は、マサイのことも良く知っているらしい。



タンザニアの道路は、観光地でもある国立公園や保護区へ向かう道や、大きな町のメインストリートは大体舗装された綺麗な道路だけど、それ以外は赤土が剥き出しのデコボコ道である。

そして、そんな道路を、ドライバーは凄いスピードで走り抜け、追い越しはガンガンかけるし(坂道やカーブもお構いなし。前方から車がきてますけどあせる)センターライン(一応ある)は無視。

これじゃあセンターラインの意味がないっての。

かなりスリルのあるドライブができる。


そして、そんな道路の両脇には草原が広がっていたり、小さな町が点在していたり。



如月の物思い

如月の物思い

町といっても、日本人の感覚で見たら、「これが町?」っていう感じかもしれないけど、町です。

多くがコンクリートむき出しやバラックみたいな建物で、道路は舗装されてないから土埃が立ってるけど、それでも町は町。

これがアフリカの、開発途上の国の町。

でも、この野性味溢れる(?)町の景色が何とも活気に満ちていて、私は大好きである。


途中の町で、車のガソリンを入れるために停まった時のこと。

車の周りに、ワラワラと人が集まってくる。

手には・・・土産物。

Tシャツやブレスレット、ペンダントなどの民芸品風アクセサリー。

そして、「買ってくれ」としつこい。

勝手に人の手に土産物を握らせ、「これで○シリング、ドルでもいい(タンザニアではUSドルが使える)」と。

まあ、来るたびにこの調子なので、だいぶ慣れて、適当にあしらえるようになったけど。

でも、今回は買ってみようかなと。

で、ブレスレットを7個買い、「30ドル」と相手が言うところを「20ドル」に値切った。

充分だろ。もっと値切っても良かったくらいだもんね。



タンザニアは、こうして移動もただの移動ではないので、とっても楽しい。

景色は見応えあるし、こういうしつこい土産売りとのやり取りもできる。


これが飛行機で7時間の移動なら、げんなりだけど。

丸1日かけての移動は、まだまだ続く。











タンザニア旅行①移動

雨がジトジトの、どうも冴えない天気の新潟です。


クーの体調不良について、色々とご心配いただき、ありがとうございました。

おかげさまで、今じゃあすっかり元気になりました。


食欲も戻り、激しい遊びも難なくこなしています。

すっかり元通り。

ホッ。




如月の物思い
おれ、元気になったよ♪




なので、やっとタンザニアの旅行報告にいけます。

お付き合いお願いします。




タンザニアへの道のりは遠い。


日本からの直行便がないので、関空→ドバイ→タンザニアのダルエスサラームというのが、ポピュラーな移動手段である。


新潟からだと、まず新幹線で東京へ、そこから羽田に向かい、羽田から関空へ飛ぶ。

新幹線で大阪へという手もないわけではないが、やっぱこの方がストレートに行ける感じ。

荷物は、すでに宅配便で空港に送ってあるので、身軽に行ける。


羽田で同行者のKちゃんと待ち合わせ。

チェックインを済ませたあと、まずは景気付けに空港内のレストランで、ビールで乾杯。


羽田から関空までは、約1時間のフライト。

関空からドバイまでは、約10時間のフライトである。


長い。

もう、これは寝るしかないので、早々にぐぅぐぅ


ドバイに着いて、ここでのトランジット待ち時間が5時間(*´Д`)=з

やっぱ長い。


ドバイの空港は、私が初めて東アフリカ、ケニアを訪れた時も来たけど、その時は、暗い狭い分かりにくいの3拍子が揃った空港だった。

でも、その数年後、この空港はびっくりするほど綺麗に変身。

欧米並みの施設に変わった。



如月の物思い

まあ、金持ちですからね、ドバイ。(最近はちょっと景気がよろしくないようで・・・)

ここの空港に特徴的なのは、やっぱりイスラムの国だけあって、空港内のあちこちにモスク(というほどでもないか、礼拝堂とでも言えばいいかな)があること。

イスラム教徒以外には用のない場所だけど。


長い廊下に面して続くショッピングモールとフードコート。

お店を覗きながら時間を潰すにも限界。


で、ここに来るたびに行く、ちょっと雰囲気のいいバーへ。

アイリッシュパブみたいな雰囲気の、ちょっと落とした照明と、木のテーブルと椅子。

なんだか落ち着くんだよね。

ここで、ビールとつまみを頼み、結構長々と時間を過ごすのが、ここ数回のドバイ空港での定番。

もう常連の気分。

ここには、結構白人のお客さんが多く、隣り合わせのテーブルになると、ちょっと話もしたりして、プチ国際交流もできる。


でもまあ、そうそう何時間もいられるってもんでもないので(すでに満腹状態だし)、ここを出ると、腹ごなしに空港の端から端まで歩く。

ずっと飛行機に乗ってると歩くということがないので、ここで歩いておかないとという気持ちもある。


満腹なのに、歩き疲れて(それくらい広い)途中のコーヒーショップで休憩。

このコーヒーショップは、多分日本にはないと思うんだけど。



如月の物思い

腹はパンパン、歩くのにも疲れると、次はもう休むしかない。

その辺の椅子に座って、一休み。

搭乗ゲートはもう確認してあるので、ゲートの近くの椅子に座って、時間が過ぎるのを待つ。


搭乗時間が来て、乗りこむと、ダルエスサラームまでは5時間のフライト。

もう機内食も食べなくていいので、ここでもひたすら寝る。



ダルエスサラームの空港は、国際空港にしてはやや小振り。

ケニアの空港に比べると、だいぶ小さいように感じる。


ここで荷物を受け取り、国内線に乗り換え。

キリマンジャロ空港へ。


が!

飛行機が時間通り飛ばない。

まあ、アフリカだから、もともと時間通りに飛ぶとは思ってないけど、それにしても2時間も遅れるってどういうことよ。


前回も2時間くらい遅れたんだけど、その時は、アメリカのブッシュ大統領がちょうどアフリカ諸国を訪れていて、エアフォースワンが着陸するってんで、その絡みで遅れたんだね。

「ブッシュめむかっ」と思いつつ、しっかり野次馬根性丸出しで、エアフォースワンを見るため窓にはりついてたけど(;^_^A

今回は理由が分からない。

空港職員に聞いてみても、「分かりません」って・・・いいのかよ、それで。


もう仕方ないので、ゲートの待合室でひたすら待つ。

みんな、どこか不満というか不安というか、「本当に飛ぶのか?」的な表情になってる。


隣に座ったネパールから来たという男性は、「まだですよね?同じフライトですよね?」と心配そうに話しかけてきたので、私は「遅れるのは普通なので、多分飛ぶと思います」と、答えるしかないよね。

彼は、キリマンジャロ登山のために来たらしく、空港で一緒に登る友達が待っているという。

「あなたはサファリ?今回は登山だけど、サファリにも来たいな」と言うので、「ぜったいオススメ」と答えておいた。


気を揉まされた2時間が過ぎ、やっと飛ぶというので、みんなワラワラと移動。

その表情には疲れが・・・まあ当然と言えば当然か。


キリマンジャロ空港に着いた時には、もう真っ暗。


迎えに来てくれていたドライバーも、「2時間待った。なんで飛行機遅れたの?」と言うから、「知らない」と返事するしかないよね。

待たせて悪かったなとは思うけど、いかんせん、こっちの責任じゃないから。


ここから、宿泊先のアルーシャまでは、車で約50分ほど。

あたりは真っ暗だけど、星空がとても綺麗で、やっと着いたという安堵感と星空の美しさに、疲れもしばし忘れる。


アルーシャまでの道は、(当然)街灯なんてものはなく、真っ暗な中をかなりのスピードで飛ばす。

アフリカンドライバー凄いぞ。

私は怖くて、真っ暗な中をそんなスピードで運転できない。

町の中心部に近づくにつれて、ポツンポツンと明りが見えてきたけど、基本的に暗い。

アルーシャは、タンザニア第二の都市なんだけど、その割に、夜は暗いのである。

明りが点いているのは、ガソリンスタンドやちょっと大きな店くらい。


そんな中を、ひたすらホテルへ。

着いた時には、もう11時近く。(タンザニアと日本の時差は6時間だから・・・ダメどれくらい移動してたか、もう分からない)

「今日はもう遅いから、打合せは明日にしよう」というドライバーと別れ、部屋へ。

彼も疲れたんだろうな。


ホテルの部屋は、ドアを開けるとベッドがドーンと自己主張していて、ベッドサイドテーブルがあるだけ。

奥の方にシャワーとトイレ。

約2日振りのシャワー。

まあシャワーといっても、お湯は「シャー」ではなくて「ボトボト」と落ちてくるって代物なんだけど。

シャワーの穴が詰まってるんだか、お湯の量自体が少ないんだか・・・

でも使えるだけありがたい。


シャワーを浴びて、後は速攻で寝るだけ。

ベッドの寝心地は決していいとは言えないけど、ずっと飛行機の中で睡眠をとってた身としては、ベッドで寝られるだけありがたい。


こうして、長い移動時間を何とか切り抜け、タンザニアの初日は過ぎていった。


帰ってきました

21日にタンザニアから帰国しました。


出発前の記事へのコメント&不在中にも関わらず訪問、ペタをありがとうございました(*^▽^*)

今からコメ返しも、ちょっとおマヌケな感じがしますので、ここでお礼にかえさせていただきますm(u_u)m

温かい言葉に励まされ、思う存分楽しんでくることができました。

本当に、ありがとうございます。


帰国当日は、東京に一泊して、それから自宅に戻ったのですが、ここでアクシデントが(><;)


東京から夫に電話したところ、「クーの様子がおかしい。触られるのを嫌がるし、飯も食わない」と。

なにっ!?


本当なら、翌日、東京在住の友人に会ってから帰るつもりだったけど、予定変更。

新幹線の時間を早め、早々に帰宅。



出迎えてくれたクー。

でも・・・

抱きしめたら 「キャン!!」と一声、そして逃げていってしまった。

それから近づいてこないし、こちらから近寄れば逃げるし・・・(ノ◇≦。)


いつもなら、飛びついてきて顔を舐めまわし大興奮なのに、今回は全然違う。

何が楽しみで帰って来たかって、クーとの再会が一番楽しみだったのに・・・ショック。(´д`lll)


絶対おかしい(-"-;A


で、旅行の疲れもなんのその。

速攻で獣医さんへ。


先生は慎重に診察してくれたので、特に痛がることはなかったけど、首を左に向けようとすると抵抗する。

どうも、ここが痛いらしい。

レントゲンを撮ってもらったけど、特に異常なし。

多分、どこかに炎症があって、そのための一過性の痛みだろうとのことで、消炎鎮痛剤を処方してもらい帰宅。(炎症の原因は分からなかったんですけどねあせる


薬を飲み始めて、ようやく少しずつ痛みも治まってきたようで、ご飯も食べてくれるようになったし、触らせてくれるようにもなった。

今日あたりは、かなり調子も戻ってきたようで、ボール遊びをせがんできた。


やっと一安心。


クーが元気になるまで、気持ちが落ち着かず、PCを触る気にもなれず。

この子を置いてアフリカになんぞ行って来た自分が悪かった、とか、とにかく心配で心配で。


旅行の余韻に浸る間もなく、いきなり現実に引き戻され、気分は落ち着かず、なんだかドッと疲れが出でしまった!(´Д`;)



で、ようやく気持ちに余裕が生まれ、久々の記事更新です。


旅行の様子は、追って報告いたします。

皆様のところへも、おいおいお邪魔させて頂こうと思います。

まずは、遅くなりましたが帰国報告なぞ。




如月の物思い
おれを置いていくからだぞ、かあちゃん。