格差社会 | せんじの虚心坦懐

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今日ニュースで東京23区の新築マンション平均価格が1億1483万円となり、年間で初めて1億円の大台を超えたとのことでした。港区などの都心部で超高額物件が多く売り出されたのが主因で首都圏(東京都、神奈川、埼玉、千葉各県)全体の平均価格も8101万円と過去最高を更新したとのことです。バブル経済末期の1991年に付けた最高値(8667万円)を大幅に上回り、過去最高を更新。最高額が45億円の「三田ガーデンヒルズ」(港区)をはじめ、富裕層向けの1億円以上の高額物件が23区の発売戸数の3割超を占めたとのことでした。私は大学時代の4年間を東京で過ごしましたが 当時 田舎者の私にとって東京は華やかな憧れの街でした。遊ぶお金欲しさにアルバイトも色々経験しました。アルバイトの中でもともと会社社長をやってて倒産して借金を返すために働いてた人、何かの事情で 朝も夜も 睡眠時間を削って働いてるような女性、とか 若い女の子だったら時給が高いキャバクラみたいな軽めの風俗で働いてる女子大生とかたくさんいました。そんな東京 の中で 私はあまり勉強することなく遊んだり 部活をしたりして大学生活をエンジョイしたつもりでした。ほとんど出席を取るような 授業 もなかったですしね。そして実家に帰らなければいけない事情があって東京から田舎に戻る時は 何だか 都落ちをしたような がっかりした気持ちになって帰ってきたものです。なんか 東京で成功したかったなーっていうのが心のどっかにあったのかもしれませんね。本当に遊興の狂気の中にいたと今は振り返ることができますが その時は分からなかったのです。 今は本当に田舎の方でよかったなあと。東京はつくづく 暮らしにくいなあと思います。あの町は住むところではないです 遊びに行くとこですね。家賃 めちゃくちゃ高いです 私 当時は下北沢 というところに住んでましたが 5万7000円の家賃でも風呂なかったですからね。物価は高いしとにかくお金がかかりますね。その当時は日本経済のことや社会の仕組み なんて全然わかってませんでした。経済学部ではあったんで 少しは大学生の時には 勉強したんでしょうが 今の方がよっぽど 日本経済が分かります。

富裕層の定義。

富裕層:純金融資産が1億円~5億円の層

超富裕層:純金融資産が5億円以上の層

超富裕層が多い国・都市ランキング 日本は世界4位 

世界の上位10%が世界の8割の富を所有

世界の富裕層上位8人の資産が下位50%と同額

そう 格差社会 なんです。

東京にはその格差の中で 貧乏人もたくさんいます。そんな人たちもたくさん見てきました。

私はそういう社会にやっぱり違和感しかないんです。東京都は高校の学費 無償化をすることを始めるようですが教育の競争もとても激しくって みんな一流の中学高校 大学行くために 競争してます 。

そしてやっぱりお金を持ってる人が高い塾の学費を払ったりできるのです。 

日本の学費は世界でも一番高い。

いつも思うんですが生まれながらに医療や教育が差別されるような環境ってやっぱり おかしいのです。

高層のタワーマンションに住んでる 富裕層の陰に 公団の狭いアパートに住んでる家族もいるわけです。いろんな場面で分断をされるような社会構造。分断で憎しみ合うような 社会であってはいけないと思います。格差を全く無くすなとは思いませんが格差は小さく思いやりで満ちた社会。それがお花畑 、理想主義者と言われても理想は求めていきたいですね。