夜空が僕らを見つめてる
辻野正樹作、巣林舎若手のみなさんによる「夜空が僕らを見つめてる」を見てきました。
UFO研究会のメンバー達が、大学卒業して8年ぶりにUFOを見るために集合する。
かつてUFO研究会の部長の山崎は「これから宇宙人に会ってくる」という謎のメッセージを残して自殺した。
っていう話。
自分でも好きな台本です。
役者さんがなかなか魅力的な方ばかりで、すごくよかったです。
自分が書いた台本が、書いてから何年もたって、こういう風に生まれ変わるのを見られるっていうのは、幸せですね。
「夜空~」をサニーサイド・ウォーカーで上演したのは何年前だろうか。
その時、出演してる劇団員と、かなりもめたのは忘れられない。
宇宙人のインチキ映像を撮影するシーンがあるんだけど、劇団員が「UFO大好きな人が、インチキ映像を作るなんてありえない!」っていう主張をしてた。
俺は、「UFOが大好きな人がインチキ映像を作るんじゃないの?」って思ってたんで、かなりもめて、稽古場が険悪な雰囲気になってしまった。
今考えると、もめる原因がしょうもないけど。
巣林舎さんの「夜空~」、興味ある方は見に行ってあげてください。
詳細は、こちらの出演者ブログに書いてありました。http://blog.goo.ne.jp/real-chikamatsu-sourinsha/e/a08da0b5e7b8d23af368a6b8af7fbd3d
UFO研究会のメンバー達が、大学卒業して8年ぶりにUFOを見るために集合する。
かつてUFO研究会の部長の山崎は「これから宇宙人に会ってくる」という謎のメッセージを残して自殺した。
っていう話。
自分でも好きな台本です。
役者さんがなかなか魅力的な方ばかりで、すごくよかったです。
自分が書いた台本が、書いてから何年もたって、こういう風に生まれ変わるのを見られるっていうのは、幸せですね。
「夜空~」をサニーサイド・ウォーカーで上演したのは何年前だろうか。
その時、出演してる劇団員と、かなりもめたのは忘れられない。
宇宙人のインチキ映像を撮影するシーンがあるんだけど、劇団員が「UFO大好きな人が、インチキ映像を作るなんてありえない!」っていう主張をしてた。
俺は、「UFOが大好きな人がインチキ映像を作るんじゃないの?」って思ってたんで、かなりもめて、稽古場が険悪な雰囲気になってしまった。
今考えると、もめる原因がしょうもないけど。
巣林舎さんの「夜空~」、興味ある方は見に行ってあげてください。
詳細は、こちらの出演者ブログに書いてありました。http://blog.goo.ne.jp/real-chikamatsu-sourinsha/e/a08da0b5e7b8d23af368a6b8af7fbd3d
「もらとりあむタマ子」「馬車馬さんとビッグマウス」感想
最近見た映画の感想をいくつか書きます。ネタバレありますので要注意。
「もらとりあむタマ子」
山下敦弘&向井康介コンビの最新作。オリジナル脚本としては「松ケ根乱射事件」らしいので、
これは観ないと、って思って昨日見てきました。
ダメ人間をずっと描いてきた山下&向井コンビなので、まあ、お得意のジャンルだから、絶対面白いんだろうけど、新鮮味に欠けるんじゃないのか?と思いながら劇場へ。
始まって30分くらい、何も起こらない。
父親に寄生してる前田敦子のダメ人間ぶりが、ただゆるく描写されてるだけで、「これはいくらなんでも手抜き作品なんじゃないか?」って気がしてきた。
だけど、父親の結婚話が持ち上がると、なんかすごく「たいへんなことになってきた!」って感じがした。それまでがあまりにも何も無かったので、「父親の結婚話」ってだけでものすごくドラマチックに感じる。
その後の展開も、実はあまり大きな事件が起こらないんだけど、なんかドキドキして、面白かった。
めちゃめちゃ抑制の効いた表現。何でこんなことが出来るのだろうか。これが小津的ってこと?
すべてのエピソードを、盛り上がる手前で止めてる。
だから、悪く言えばまったく盛り上がってないんだけど。
普通の脚本家なら、父親と娘を大げんかさせるとか、父親の恋人のところに乗り込んでいった時も、何か事件を起こすとかすると思うけど、それが何も起こらない。
まあ、でもなぜか面白い。不思議な作品。
「馬車馬さんとビッグマウス」
かなり評判がいいみたいなんで、見とかないとって思って見たんだけど、ある意味後悔した作品。
よく出来てるんだけど。
何で後悔したかというと、これ、脚本家を目指してるがずっと芽が出ない人の話だったから。
麻生久美子は脚本を書き始めて10年経つが、コンクールで一度も一次審査を通過したことがない。
安田章大は、脚本を全然書かないくせに、自分が天才だと思ってるビッグマウス。
山田真歩は、麻生久美子の友人だけど、うまいことプロデューサーに取り入って、デビューのきっかけを作ってる。
三人のキャラクターが、全部僕自身のことのようで、見ててつらい。
脚本の取材きっかけで介護の仕事をしてるってのも今の僕まんま。
映画の脚本の仕事が出来ると思って浮かれてたら、急にプロデューサーから連絡が途絶えるとかもね。
ラスト、麻生久美子は脚本の道を諦めて…。って、まあ落としどころとしては妥当なんだけど、「お前も早くあきらめろよ」って言われてるようでつらかった。
その他、脚本を書いてる人なら、誰もが経験したことあるような「あるある」の連続。
この映画の脚本は、かなり優等生的な脚本。
キャラクターがしっかりしてて、主人公の目的があって、障害があって、かせがあって、葛藤があって、って。
だから、よく出来た脚本なんだけど、あまりに優等生すぎてなんか好感もてないなぁ。
その他、最近みた映画「サプライズ」「フィルス」、どっちも面白かった。
「遥かなる勝利へ」と「ウォールフラワー」を早く観たいです。
「もらとりあむタマ子」
山下敦弘&向井康介コンビの最新作。オリジナル脚本としては「松ケ根乱射事件」らしいので、
これは観ないと、って思って昨日見てきました。
ダメ人間をずっと描いてきた山下&向井コンビなので、まあ、お得意のジャンルだから、絶対面白いんだろうけど、新鮮味に欠けるんじゃないのか?と思いながら劇場へ。
始まって30分くらい、何も起こらない。
父親に寄生してる前田敦子のダメ人間ぶりが、ただゆるく描写されてるだけで、「これはいくらなんでも手抜き作品なんじゃないか?」って気がしてきた。
だけど、父親の結婚話が持ち上がると、なんかすごく「たいへんなことになってきた!」って感じがした。それまでがあまりにも何も無かったので、「父親の結婚話」ってだけでものすごくドラマチックに感じる。
その後の展開も、実はあまり大きな事件が起こらないんだけど、なんかドキドキして、面白かった。
めちゃめちゃ抑制の効いた表現。何でこんなことが出来るのだろうか。これが小津的ってこと?
すべてのエピソードを、盛り上がる手前で止めてる。
だから、悪く言えばまったく盛り上がってないんだけど。
普通の脚本家なら、父親と娘を大げんかさせるとか、父親の恋人のところに乗り込んでいった時も、何か事件を起こすとかすると思うけど、それが何も起こらない。
まあ、でもなぜか面白い。不思議な作品。
「馬車馬さんとビッグマウス」
かなり評判がいいみたいなんで、見とかないとって思って見たんだけど、ある意味後悔した作品。
よく出来てるんだけど。
何で後悔したかというと、これ、脚本家を目指してるがずっと芽が出ない人の話だったから。
麻生久美子は脚本を書き始めて10年経つが、コンクールで一度も一次審査を通過したことがない。
安田章大は、脚本を全然書かないくせに、自分が天才だと思ってるビッグマウス。
山田真歩は、麻生久美子の友人だけど、うまいことプロデューサーに取り入って、デビューのきっかけを作ってる。
三人のキャラクターが、全部僕自身のことのようで、見ててつらい。
脚本の取材きっかけで介護の仕事をしてるってのも今の僕まんま。
映画の脚本の仕事が出来ると思って浮かれてたら、急にプロデューサーから連絡が途絶えるとかもね。
ラスト、麻生久美子は脚本の道を諦めて…。って、まあ落としどころとしては妥当なんだけど、「お前も早くあきらめろよ」って言われてるようでつらかった。
その他、脚本を書いてる人なら、誰もが経験したことあるような「あるある」の連続。
この映画の脚本は、かなり優等生的な脚本。
キャラクターがしっかりしてて、主人公の目的があって、障害があって、かせがあって、葛藤があって、って。
だから、よく出来た脚本なんだけど、あまりに優等生すぎてなんか好感もてないなぁ。
その他、最近みた映画「サプライズ」「フィルス」、どっちも面白かった。
「遥かなる勝利へ」と「ウォールフラワー」を早く観たいです。
近況です
ものすごく久しぶりの更新です。
今後はちょこちょこ更新しようと思ってます。
ハイブリッド・ジャンバーズは、かなりマイペースな活動をしてるので、
結局今年一度も公演をやらずに、今年ももう終わりが近づいています。
ただ、今年は何もやらなかったわけではなく、ショートムービーを一本製作しました。
早く映画祭などで公開できるようになればと思ってます。
僕が過去に書いた戯曲は、何本かネットで公開しているので、
全国のいろんな演劇団体さんが上演してくれてます。
近いところでは、今月27日から巣林舎さんというところが「夜空が僕らを見つめてる」を上演してくれます。
都内ですので、よろしければ見てください。
http://blog.goo.ne.jp/real-chikamatsu-sourinsha/e/a08da0b5e7b8d23af368a6b8af7fbd3d
今後はちょこちょこ更新しようと思ってます。
ハイブリッド・ジャンバーズは、かなりマイペースな活動をしてるので、
結局今年一度も公演をやらずに、今年ももう終わりが近づいています。
ただ、今年は何もやらなかったわけではなく、ショートムービーを一本製作しました。
早く映画祭などで公開できるようになればと思ってます。
僕が過去に書いた戯曲は、何本かネットで公開しているので、
全国のいろんな演劇団体さんが上演してくれてます。
近いところでは、今月27日から巣林舎さんというところが「夜空が僕らを見つめてる」を上演してくれます。
都内ですので、よろしければ見てください。
http://blog.goo.ne.jp/real-chikamatsu-sourinsha/e/a08da0b5e7b8d23af368a6b8af7fbd3d