8センチのスタンプ。うまく押せない。わたし 不器用?夫が 捺印マットを買ってきてくれた。完璧。
道具は大事だ。
☆--☆☆☆☆
トイレから出て
手を洗おうとしたら
入ってきたYさんが わたしを見るなり きびすを返して出て行った。
わかりやすい。
でも 心は凍りついた。
☆☆☆☆☆
わたしが所属する部署のひとで 20ぐらいは 下だろう。
入ったときから 何か指示されるたびに そのひとの言い方 態度にいやな印象を感じていて
3月のある日 わたしは大人げないスイッチが入ってしまった。
相手にわからせる嫌悪感をあらわにした態度をとった。
そこからYさんの徹底的なシカトが始まった。
わたしがいる場所は 同じ空気を吸いたくないとばかりに 会議室でも階段でも 走っていなくなった。
☆☆☆☆☆
トイレできびすを返されたとき
わたしは もうこんなことはいやだと思った。
今。
わたしは なにをするべきか。
勇気をだした。
呼び止めて 謝った。
あの日 あなたにいやな態度をとってしまったことを謝った。
『逆に そんなふうに言ってもらってありがとうございます。』
と 彼女は言った。
逆に?
内心 ざわっとしたけれど
楽になれて 泣きそうになった。
マスカラは ファシオだから泣いても大丈夫だけど 我慢した。
これからもいたいと思う職場だから
居心地を良くしたかった。
勇気を出して 謝って
来週からは また気持ちよく働けます。
☆☆☆☆☆
きょうはどんな1日でしたか?
夏美。