当時 22才のわたしの目をまっすぐに見て その男性占い師は言った。
『お父さんは お元気ですか?』
(とても元気です。元気過ぎるぐらい元気です。)
と 答えた。
妹と東京に暮らしていた。
母とは 頻繁に連絡をとっていたし
父が 具合が悪いような話は一度も聞いたことがなかった。
その占い師は 続けた。
『私は 人の寿命がろうそくの長さで 見えるのですが
あなたのお父さんのろうそくが とても短くて 火も消えいりそうです。どうか お体に気をつけてと お伝えしてください。』
なにを言ってるんだか。
あんなに 元気なお父さんが?
想像もできなかった。
☆☆☆☆☆
妹が卒業し 二人で帰郷するように両親から勧められ
すんなりと 東京をあとにした。
そして その年の秋、
父が くも膜下出血で倒れ それから10年 寝たきりとなった。
占いのことを 少し落ち着いてから
思い出して
なんとも言えない気持ちになった。
そんな経験から
ふっと 占ってもらいたくなって
今まで 三人の占い師を訪ねた。
あんな強烈なことは 以後言われたことはない。
寿命は 72才と言われた。十分だ笑
☆☆☆☆☆
今はもう みてもらったところで、、、笑なので
10時からの クセが強い占い師たちが出てくるあの番組を 楽しみにしているところです。
☆☆☆☆☆
きょうもありがとう。
夏美。