今度は船で国境越え。 | e-julian let-it-be

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日々、徒然なるままあるがまま。



◆アナコルテスの港

日本へ帰る飛行機はシアトル(通称シータック)発なので
帰りもウィッドビー島経由で帰ることにしました。

というか、ビクトリアからシアトル方面は船が便利。

着いたときとはまた違う港シドニーからフェリーに乗って
アナコルテスの港へ。

シドニーはカナダ、アナコルテスはアメリカということ。

いやぁしかし、こんなんでいいんかという出国。
小さいプレハブみたいな平屋の建物のドアノブを自分でカチャッと回して入って
適当にいろいろ聞かれて、はい行っていいよと。

思わず「出口はどこ?」と聞いてしまったくらい、
普通のおウチのような小さな建物。

フェリーには車ごと乗る人が大半なので
歩いてそこを通るのは私くらいだった。

おまけに肌寒い曇り空で、物悲しい感じ。
なんか一人ぽつんと寂しいなぁと思いながら船に乗り込んだ。

霧で視界ゼロゆえ、私ホントに着くのだろうか
と孤独を感じていたら

日が高くなるにつれ、幻想的な光が射してきてみるみる晴れ間が広がり
着く頃にはピカピカの快晴に。


到着したアナコルテスの港でまたこぢんまり入国待ちしていると

後ろに並んでいたアメリカ人の年配夫婦に
「日本人?東京オリンピックが決まったよ!」と
にこやかに教えられた。

そんなこんなで
また彼に迎えにきてもらい、

キャビンで1泊し、
今度は空港直通のシャトルバスに乗って、


無事、快適B787に乗り、日本へと帰ったのでした。
(2013夏カナダの旅・完)


◆今回の船旅航路