シアトル郊外のウィッドビー島。 | e-julian let-it-be

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日々、徒然なるままあるがまま。



ウィッドビー島は、
シアトルから車で1時間くらいのとこにある南北に長い島です。

もちろん車ごとフェリーに乗って行くんだけど、
海の上は実質20分くらい。

部屋もちゃんとあるし、キッチンもトイレもある、
十分すぎる設備のキャビンの
一番いいところに、彼は娘と私を泊めてくれた。

目の前の海でカニを捕るというので、
いっしょにボートに乗って見に行くことにした。
カニ取りカゴに鮭の頭のえさをしかけ、
それを底に沈め目印にブイを浮かべる。

しばらくして引き上げに行くと、アメリカイチョウガニがごろごろ。
でも、メスと小さいのは海に戻すんだって。
取るには免許が必要で、1日何匹までと決まっているらしい。

島には小さい街もあるけれど、野生のシカがいるしウサギもいる、
ブラックベリーはあちこち生えてていっぱい実がなってる。

奥さんの英語は早くて、私は何度も聞き返さないといけなかったけど、
毎朝カフェラテを入れてくれて、
美味しいベーグルを食べさせてくれて、
豪華な夕飯を作ってくれて、感謝の言葉もない。

9歳の男の子は
漢字を書いて一生懸命「パワーレンジャーSAMURAI」を説明をしてくれた。
7歳の女の子は
とても器用で、あっという間に上手につるを折った。

彼は特別お金持ちではないと思うけれど、
自然の中でこういう暮らしをできるのは
本当に贅沢だなぁ。

カヤックをしたり、でっかい流木がごろごろする海辺を散歩したり
お客さんが来てにぎやかに火を囲んだり、
あっという間の3泊4日を過ごした後、
私たちはバンクーバーへと向かいました。 (つづく)