8月23日(金)現地時刻朝11時前に、
8時間半飛んだB777は、シアトル・タコマ国際空港に降り立ちました。
機内で、やっぱり寂しくなったとしくしく泣き出した娘も
日の出に向かうにつれて笑顔になり、
私はといえば、入国審査の長い列に並んでいるうちに
20年ぶりの友達に会える実感をかみしめて、にやにやしていました。
それぞれ3つずつの荷物を抱えた私たちは、税関を抜け、
自動的に電車に乗せられました。
そして出た先は、とても待ち合わせするような場所ではなかった。汗。
「なんで空港のどこでと具体的に待ち合わせ場所を決めてないのか理解できない」
と顔に書いている娘をよそに、
働かない頭ながら、この非常事態にけちることはないと
ケータイのデータローミングをonにして、
迎えに来てくれているはずの友人に電話をした。
なんとかつながり、無事感動の再会となりました。
9歳のかわいらしい男の子を連れたアメリカ人の友人は、
アメリカンなピックアップトラックに私たちと荷物を乗せて、
さっそく海の方へと車を走らせました。
私たちは、ウィッドビー島(Whidbey Island)にある彼のキャビン(別荘)で
これから数日間を過ごすのです。 (つづく)