6月30日、「横浜アートサイト2012」の
研修+キックオフパーティーに参加しました。
横浜アートサイトとは、
横浜市芸術文化振興財団がとりまとめる市内のアートイベントの連携事業で、
公募により、今年は17団体が選ばれました。
昨年より6団体増え、ますます活気を帯びている模様。
この日の研修は、
横浜トリエンナーレグループ長の帆足亜紀さんによる
「アートプロジェクトの意義と今後の継続性について」
と題する講義でした。
茨城県守谷市のアーティストレジデンスや
ベルギー・ヘンク市の実例に触れられる貴重なお話。
この講義で私が受け取ったものを一言で表すなら、
「街の人たちが何を望んでいるかに思いを馳せながら、企画することが大事」
街には自分と同じ種類の人間だけでなく、
いろいろな世代や立場の人がいます。
自分のやりたいこと=みんながやりたいこと
では必ずしもないことを、今さらながら考えさせられました。
アーティストは自分を表現することが仕事だから、
それはそれでいいんだけれども、
企画する立場にいるものは、そこに肩入れしすぎず、
みんなに何が必要とされているかをも考えないといけないのかも。
街の人たちの「思い・資金・資源」を預かって形にしていき、
豊かな社会を作る一助にというお話でした。
さて、講義の後は交流パーティー。
アーティスティックな料理に心が弾む。
我が金沢文庫芸術祭の参加は5年目なので、
顔見知りの人たちもたくさんいて話がつきない。
もちろん、新しい出会いにもわくわく。
個性豊かな「横浜アートサイト2012」17団体の詳細はこちらです。
↓ ↓ ↓
http://artsite.yafjp.org/2012/