ワーナー・ブラザース製作映画‟a Summer Place ‟
挿入カバー曲は日本語タイトル「夏の日の恋」で、
演奏はパーシー・フェイス,オーケストラ。
13,14才位の頃から,50‘s,60‘sのアメリカン・ポップスが不思議と好きだった
親にラジオを買って貰い、エボナイト樹脂(プラスチックの一種)のショートケーキ・ボックス位の大きさでダイヤル針を周波数に
合わせるのに、毎日毎晩と夢中になってポップスをひとり聞いていた。もちろん英語は全く解らない、青い目の金髪のガールスが
(ラジオではそう想像して)歌っていると思うと、カワイクてショーがなかった。ボーイズもジャンパーにシャツの襟を立てて、
スカして歌っていると思うとカッコイイな~~~‼‼‼
F.E.N.(アメリカ駐留軍放送)が青森の三沢基地から電波の加減で聞こえる時と聞こえない時もあった。1997年からはAFN
(アメリカン・ホース・ネットワーク)MISAWAと呼ばれて今でも聞くことができる。ニュースやDJも全部英語でカッコイイ。
実はエルヴィスもかかっていたのかも知れないが、はっきり言って全く覚えていない。
つまりあのロックンロールのテンポについていけなかった自分にはまだ早かった‼
唯ひたすらカワイイ子の歌に聞きイッテいた訳で、例えばコニー・フランシス“かわいいベイビー”、
ヘレン・シャピロ‟悲しき片思い”、レスリー・ゴア“イッツ マイ パーティ”、ポール・アンカ“ダイアナ、君我が運命(さだめ)
”ブライアン・ハイランド‟ビキニスタイルのお嬢さん”、ニール・セダカ‟オー・キャロル”‥‥。
1960年今から60年前のハリウッド映画でワーナー・ブラザース製作の
「避暑地の出来事‟a Summer Place”」トロイ・ドナヒューと
サンドラ・ディー出演、挿入カバー曲でパーシー・フェイス・オーケストラ
(映画タイトルとは別の日本での曲名は「夏の日の恋」)
『S盤アワー(日本ビクターの洋盤レコードだけをかける。アメリカのRCAビクターで
エルヴィスが多く掛かった。)』はもちろんスクリーン・ミュージックもベスト・テン番組でも 「夏の日の恋」は毎週毎週おそらく約一年間位掛かっていたんじゃないかな…‼‼
映画タイトル通り夏の避暑地での青春ラヴ・ロマンスがストーリーで、この映画ポスターで
主演のトロイ・ドナヒューが海パン一つで恋人をグイっと抱き寄せているのが刺激的だった。
パーシー・フェイスのフルオーケストラで、海辺から遠く水平線を見晴らす壮大で
感傷的(sentimental)そしてメロディアス、とても甘美なスローなストリングスの調べが
60‘sのスクリーン・ミュージックもアメリカン・ポップスとして忘れられない……‼‼‼‼