E・L・V・I・S L・I・V・E・S, at 1955. Vol.9
Back To The Future.(バック トゥ ザ フューチャー)洋画好きなら誰でも知っている、ユニバーサル映画
(1985年製作、もう36年も前の公開)製作総指揮スティーブン・スピルバーグ。
第1作ストーリーとして、1985年(この映画が作られたのがリアル・タイムの1985年)のカリフォルニアの
ある分譲住宅にファミリーと住む高校生、マーティ・マクフライは、知合いのトンデモ科学者通称ドクがデロリアン
という改造車タイムマシン搭載の実験に付き合っているうちに、誤作動でタイムスリップしてしまった。1955年、
50‘sフィフティーズの、30年も前の過去の時代の世界に逆に戻ってしまって、運命のいたずらに振り回される・・・・・・
E・L・V・I・S L・I・V・E・S, at 1955.
一人のヤンキー・ボーイ、エルヴィスがノーアポでサン・レコード・スタジオを初めて訪ねたのは、1953年。
そして再び訪ねたのが1954年。内気な18才は、サン・フィリップス社長ギター・プレーヤーのスコッティ・ムーア、
ビル・ブラックを目の前にして、「僕の歌は誰にも似ていない。」と言い放ち、とてつもない歌い方、確かに誰も
今まで見たことのないパフォーマンスで、しかも当時の新しい曲ではなく、あえてもう古い黒人ブルーズを何曲も歌った。
青白いヤンキー・ボーイ、エルヴィスにサン・フィリップスは、ひらめいて、そして賭けた、それも当たる大きな見込みがあって。
早くも1955年には遂にレコーディングを始めて売り出した。地方のラジオ放送局のDJが掛けるようになってきた、
リスナーは、プレスリーは黒人が歌っていると疑わなかった。あれよあれよという間に、全米でレコードは売れていった。
いよいよ翌年の1956年には、≪ハートブレイク・ホテル,アイ ウォンチュー アイニードユー アイ ラヴユー,
ハウンド ドッグ,冷たくしないで,ラヴ ミー テンダー≫が全米ビルボードHOT100の第1位を各々記録して、
1956年のゴールデン、ロック‘ン‘ロール・デビュー・イヤーとなって、ゴールド・ディスクを手にすることになる。
そんなエルヴィスがいるのです、1955年に・・・・‼‼‼