「音楽聴きながらだと勉強、運転の集中力低下」(東北大研究)
これは別に今更研究しなくても当たり前のことだと思う。むしろ、なぜこれまでになされなかったのかがよくわからない。
学生時代の複数の友人は、音楽を聴きながら勉強をしていると言っていたが、塾長は音楽が流れていると集中が途切れるのでできなかった。正確に言うと、作業モードの時は音楽が流れていても大丈夫で、新しいことや難しいことを理解しようと言語野を用いていると考えられるときはあかん。特に、バッハなんかはポリフォニーの構造が頭の中に幾何学模様(と言っても、簡易的な楽譜もどきみたいなの)として浮かんでしまって、どうにもならん。
だから、音楽を聴きながら勉強してる、という人は、おそらく作業モードか、新しいこと(他人のやったこと)を理解しようとしているのではなく演習問題を解いているような時に音楽を聴いているのだ、と勝手に塾長は解釈している。
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最近YouTubeのおすすめに出てきた動画で「スピーカーを床に直置きするのはあかん」と言ってるのがあったので、スピーカーの高さを上げてみた。
と言っても、専用のスピーカースタンドなんかを買ったり自作したりするほどの情熱は全くないので、うちに転がってた、以前はカルテット練習用に使っていた折りたたみ椅子に乗っけることにした。まあとにかく絵面が汚い。
で、音が良くなったということは全然ないのであるが、音の出てくるところが変わった。直置きにしていた時は、なんかよくわからんところから音が出ているなあという感じだったのに対し、持ち上げてやったら顔の前のところから音が出るようになった。多分、これが普通の人々がテレビやステレオの音を聞いている時の感覚なのであろう。
スピーカーの上が物置になっているのがどうにも石原学舎であるな。もらいもんのスピーカーで、古いからか結構重たかった。いつまで使えるんだろう。