お誕生日に思うこと
お誕生日。
生きているのが当たり前すぎて、
生まれてきた意味を考えることは、そうそうないですよね
今の自分がいるのは、物凄い確率の結果です。
生徒に性教育を行うたびに、そのことに気づかされます。
だから、自分のことを大切にしてほしい。
自分の体も、自分の心も大切にしてほしい。
私には、『 生きる 』 ことについての大きな出来事があります。
中学生の娘は、先天的に ある内臓がない疾患で誕生しました。
1 / 6000~10000 人の発症率です。
妊娠中は、発見されませんでした。
生後3日目に生存率60%の手術を受け、
今は元気いっぱいです。
小学生の息子は、あと数日で5歳になるという時に、
前頭部骨折で絶対安静の日々を過ごしました。
5歳のお誕生日は、病院でした。
身長も体重も大幅に平均を超えた、
大きな小学生になっています。
時々子ども達を怒ってしまいます。
そんな時、その出来事が蘇ります。
生きていてくれるだけで、嬉しかった
ほかに何もいらなかった
親にとって子どもとは、そんな存在なのです。
私の母親も、同じ気持ちだと思います。
どの家庭の親御さんも、同じ気持ちだと思います。
だから、どうか 自分のことを大切にする人に育って欲しいと願います。
今日は、神秘的な三日月です。
今日は、私の誕生日です。
お誕生日の皆様、
『 お誕生日おめでとう 』
