2023年に我が家の三兄弟の長男が中学受験をしました。

年長さんの時に田中ビネー知能検査VでIQ136、2年生の時にWISC-Ⅳで同じくIQ136の高IQ児。

無対策で受けたSAPIX入室テストで

超絶ギリギリ合格、新4年生最下位アルファベットクラスからのスタート。

親として伴走した当時の記憶を呼び起こしつつ、中学受験の体験を書いています。

(一部、仮称などを用いています)

私自身、皆様のブログ情報でとても助けられました。

ですので、今度はどなたかのお役に立てればとの思いで、学校説明会に参加した際の内容や、受験お役立ち情報なども織り交ぜていければと思います。


 合格消しゴム。

 

勝ちグミ。

長男も気に入って試験の休憩時間に食べていました。

 

合格カイロ。 

たこ=オクトパス。

置くとパス。

 

 

キットカットできっと勝つぞ。

 






どうもこんにちは。


我が家の長男が受験した2023年度入試は

コロナ禍だった為


コロナ前は当たり前に行われていた、

学校入り口での塾の応援も控えるとのことで

1/30にSAPIXの先生による応援メッセージ動画が配信され、

1/31には先生が本人に激励電話をくださった

というのをよく覚えています。




受験校の入り口での先生とのやり取り、

二月の勝者ではものすごくドラマチックに描かれているんですが

長男の時には現地応援自体がダメになって

なんだか残念でした。


今年はどうなんですかね?

復活するのかな?



とは言え

1/31に先生からお電話をいただいたのは

長男、とても嬉しかったのだそうで。


しかも、

我が家にお電話をくださったのは

統括の先生。

校舎の一番偉い先生が直々にお電話くださるとは長男も私も思っていなくて。


恐らく、

1月下旬に超特大スランプに陥って

算数の先生に電話でお話を聞いていただいたりしたので

それで心配して統括の先生がお電話くださったのかな、とも思うんです。


これが実は

長男、本当に嬉しかったのだそう。


一番好きだったのは社会科の先生だったけれど

この統括の先生には理科で新4年生からずっとお世話になっていたし

時々授業中にイジってもらうと

なんだか嬉しそうに報告してくれたし。


この先生に褒めてほしくて

いつも理科を頑張っていました。


とにかくこの先生の言うことを素直に聞いて

言われた通りに頑張っていれば間違い無い、と

全幅の信頼を寄せていたんです。



電話がかかってきた時には

ものすごい勢いで2階から降りてきました。

そしてあんなに酷いスランプの中だったのに

電話では「ハイ!」「分かりました!」

と元気にお返事していたんです。


どんな言葉をかけてもらったんだろう?


聞くだけ野暮だと思って

敢えて聞きませんでしたが


3年間ずっとお世話になってきた先生だから

先生からの言葉は

ものすごく心に響いたのだろうな、と思います。


実際、電話を切った後は

なんだか表情も柔らかくなっていたし

「早く明日の試験、闘いたくなってきた」

「武者震いするくらいだよ」

なんて言っていたので

最悪な状態からは脱したのかな、と見えました。


塾の先生って

本当にすごいなぁ。



そして応援メッセージの動画は

何度でも繰り返し見ることが出来たので

何度でも、長男が希望する通りに見せました。

入試当日の朝にも

もちろん見せました。

これがかなり自信を取り戻すことに繋がった、と言っていました。



入試当日に学校まで付き添って送り出す、

というのは

結局主人の担当だったので

私は自宅玄関を出る時に声をかけるだけでしたが


やっぱり、大したことは言えないんですよね。


「悔いの残らないように精一杯闘っておいで」


みたいなことを言うくらい。

もっと気の利いたことを言ってあげたかったのだけれど

結局言えなかったんですわ…。


学校まで付き添った主人も

やはり同じような感じで

気の利いたことが言えなかったのだそう。


そんなものなんですね。


2/2と2/3は

とんでもなく緊張した様子で

ガチガチになっていたように見えた、

と主人は言っていましたが


そんな状態だったから

主人が言ったことも耳に入らない様子だったのだとか。


そして主人も

何を言おうか、ちゃんと言葉がまとまらなかったらしく。


気の利いたこと、

言いたかったわ〜w


感動のやり取り、

してみたかったなぁ〜w


ということで


受験生にかけてあげられる最後の応援、

ご本人の耳に入るか否かは別として

事前に考えておかれるのがよろしいかと。


言われた受験生はいつか忘れてしまうのでしょうけれど

親御さんの中では

きっと何年も覚えておられるでしょうし。



それにしても

言葉というのは

時に、とてつもなく力が籠もる時があるのだそうで。

「言霊」なんていうものもありますよね。


だから

この時ばかりはネガティブなことは

一切口にせず

受験生を如何にしてリラックスさせるか

如何にして普段通りの力が出せるようにしてあげるか

といったことを意識して

入試前の最後の言葉を

かけてあげたいものですね。


それではまた。



立体切断が苦手なお子さんに。

 麻布中学校・高等学校の先生が監修。

忙しい受験生も5分で名作が読める。

 


 びっくりする程の簡単操作でラベル作成。

テキスト整理に最適。

 受験生のタスク管理に最適。

 

 後悔しない中学受験