2023年に我が家の三兄弟の長男が中学受験をしました。

年長さんの時に田中ビネー知能検査VでIQ136、2年生の時にWISC-Ⅳで同じくIQ136の高IQ児。

無対策で受けたSAPIX入室テストで

超絶ギリギリ合格、新4年生最下位アルファベットクラスからのスタート。

親として伴走した当時の記憶を呼び起こしつつ、中学受験の体験を書いています。

(一部、仮称などを用いています)

私自身、皆様のブログ情報でとても助けられました。

ですので、今度はどなたかのお役に立てればとの思いで、学校説明会に参加した際の内容や、受験お役立ち情報なども織り交ぜていければと思います。



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麻布中学校・高等学校の先生が監修。

忙しい受験生も5分で名作が読める。

 




どうもこんにちは。


2023年組で中学受験を終えた長男。

去年の今頃のことを最近よく思い出すようで

「あの時はこうだった」

みたいなことを

最近よく話してくれます。


その当時には知り得なかった、

長男の気持ち。


本当にマズイ精神状態になっていたようで


「今となっては、ちゃんと思い出せないことも沢山あるんだよなぁ」


って。


時が経って忘れてしまったのか


或いは思い出したくなくて

無意識のうちに記憶に蓋をしているのか


私には分かりませんが


特にこの時↓


本当に本当に、


ギリッギリだったようなんです。



受験を終えて

中学に入って

ようやく落ち着いて


一歩離れた所から

自分の辿った中学受験を

客観的に見ることが出来るようになって


それで初めて、

その頃の気持ちを分析出来るようにもなってきたようです。



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1月入試を終えてすぐに

感染症対策の為に

小学校をお休みすることにしたのですが


まぁ、当然なんですけれど


四六時中、家に受験生が居るんですよね。


正直、私の方が

息が詰まりそうでした。


長男があまりにもピリピリしていたから。


私に対しては

それほどピリピリしていない素振りを見せるのですが


もう、空気感から

尋常じゃ無い程の緊張やら焦りやらが

伝わってくるんですよね。



長男のようにメンタルの弱い子には

直前期のスランプは

珍しいことでも無いようなんですが


私にしてみれば

我が子の受験自体が初めてで


「なんでこんな直前になってこんなことに…」


という

やりきれない思いもあって


とにかくこの苦しい状態から

救い出してあげたくて。


それなのに

何もしてやれない。


それが辛かったです…。



この1月の休みに入ってすぐ。

長男が再度解き直しした、

計4回の合格力判定SO。


時間がもったいないから

私が採点をしたんですけれど


以前にも解き直ししているし

当然、満点近い点数が取れると思っていたんですよ。


そうしたら


社会の問題で


あの有名な

一万円札の人物の名前を


【福沢論吉】って書きやがった。


福沢論吉。


諭吉ではなく、ろんきち。


ろんきちって誰だよムカムカ


SOの本番ではちゃんと正解していたのに

解き直しで「ろんきち」って。


正直、血の気が引く感じがして


これまで積み上げてきたはずの物が

ガラガラと音を立てて崩れていくような…


そんな気持ちになりましたわ……。



こんな簡単な問題すら

ケアレスミスする程の精神状態だったとは。


ヤバ過ぎる。


そう思って

間違い易い重要語句を

過去に解いたテストから引っ張ってきて


資料を作って長男に渡したのですけれども


全落ち、という

恐ろしい言葉がものすごくリアルに感じて

頭の中をぐるぐるしていました…。



結局、

今になって考えてみたら

やはり母親と我が子というのは

あまりにも距離が近くて。


まるで自分の身体の一部であるかのような

錯覚を起こしてしまう。


だからこそ

このスランプが


自分自身のことのように感じてしまって


ますます辛く感じてしまったんでしょうね…。



中学受験は

単なる受験、

通過点のひとつであって


それで命とられるわけでもないし


もう少し落ち着いて

もう少し客観的に

見てあげられれば


長男もろとも

スランプの谷に落っこちていくことも無かったんでしょうけれど。


冷静さを欠いていたのは

むしろ私の方で


長男は

私の影響を受けてしまったに過ぎないのでは、

なんてことも考える。


何にしても

長男は長男であって

私の身体の一部でもなんでもないし


オギャーと言って

お腹から出てきた時から

私とは別人格なわけで。


そのあたり、

こういったピンチの時には特に

良く考えて接してあげないと

自力で乗り越えられない子になってしまうのでね。


今さらですが、反省しきりですわ……。



そんなわけで(?)

諭吉さんを論吉さんと書いちゃった件については


私が「ろんきちって書いちゃダメだよ」と

しつこくしつこく言っていたのが功を奏したのか?


2/1午前入試の社会で

諭吉さんが出たそうで。


まさか「ろんきち」って書いてないよね!?


と聞いたら


「大丈夫。ちゃんと見直したよ。

むしろあの時、間違えておいたから良かったよ、自分でも注意しながら回答出来たし」


とのことだったので

間違えたことも無駄ではなかったようでした…。



これから入試を迎える2024年組の皆様、

もしかしたら我が家のように

スランプに陥る方もいらっしゃるかもしれませんが


万が一そうなったとしても

なんとか当日までに立て直すことが出来ますように。


我が家のような例もあるんだな、ってことで

「スランプは自分だけじゃない」

と思っていただければ幸いです。


そして

ろんきちさんにはくれぐれもご注意を。


それではまた。




風邪で寝込んでいる暇も無い受験生に。

免疫力をアップしよう。