2023年に我が家の三兄弟の長男が中学受験をしました。

年長さんの時に田中ビネー知能検査VでIQ136、2年生の時にWISC-Ⅳで同じくIQ136の高IQ児。

無対策で受けたSAPIX入室テストで

超絶ギリギリ合格、新4年生最下位アルファベットクラスからのスタート。

親として伴走した当時の記憶を呼び起こしつつ、中学受験の体験を書いています。

(一部、仮称などを用いています)

私自身、皆様のブログ情報でとても助けられました。

ですので、今度はどなたかのお役に立てればとの思いで、学校説明会に参加した際の内容や、受験お役立ち情報なども織り交ぜていければと思います。



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 受験生のタスク管理にオススメ。

 



 入試までのカウントダウンカレンダー。

 



 こちらも。

 



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どうもこんにちは。


去年の今頃

我が家で懸案事項となったこと。


それは


「小学校を休ませるか否か」


これねぇ、簡単なことのようで

案外悩んだんです。



全く参考にはなりませんが

私が受験した頃

ウン十年前、いにしえの頃ですが

私、休みませんでした。

1月になっても

フツーに学校行ってました。


が、やはり言葉に表せないような漠然とした不安があったんでしょうかね、

入試前日にピーピーの下痢になりまして

(お食事中の方ごめんなさい)

さすがに親も「休め」と言うので休みましたが

今さら何をして過ごしたら良いものやら。

ゴロゴロしながら

若干の罪悪感があったのを覚えています。


あとは更に遡って

私の兄の時。

兄はガッツリ休んでましたね。

冬休み明けからは入試が全て終わるまで学校に行っていなかった記憶。

本人はすんごいピリピリしていて

一触即発の状態。

そんな人が1日中家にいるものだから

めっちゃ気を遣ったのを覚えています。



で、最近の受験生はどうなんですかね。


コロナ禍の時には

「勉強をさせるため」ではなく

「感染を防ぐため」に学校を休ませる、という方も多かったと聞いています。


うん。そりゃそうだ。

こんな大事な時期に

得体の知れない感染症に罹っている場合ではない。


我が家は2023年組。

コロナ禍入試の最後の年です。

第一波、第二波の頃に比べると

新型コロナウイルス感染による重症化リスクは遥かに下がっているけれど

それでも全く以て油断出来ない。


どうする?


休ませるか!!


ということで休ませることに決定。


いつから休ませるか。

これは本人も委員会の委員長などをやっていたり

卒業制作、卒業文集など色々やることがありましたので

担任の先生とも相談し

最終的には本人の意志で

「1月校の入試が終わってから」

(中旬に入ってから)

ということに決まりました。


これでとりあえず時期が来たら休むということと、その時期はいつからにするかということは決まりました。


SAPIXについては冬期講習明けからはオンラインで受講することも可能だったので

本人の意志に任せる。


長男の場合は

平常授業はオンライン、

土特とSSは校舎で、と使い分けていました。



さて、肝心なのが


「休ませている間の学習内容」


これね。

のんべんだらりと過ごさせていると

リズムが狂ってしまって

朝型生活が夜型生活になったりして

弊害しか無い。


リズムは崩さない。


むしろ、

朝型を「超朝型」にするくらいの勢いじゃないと

入試当日は早起きして会場に向かうのに

試験開始時刻になっても脳みそが目覚めない、なんてことになったら大変。


てことで

毎朝5時起き確定。

その分、夜は早めに寝ること。



具体的な学習内容ですが

これも相当悩みました。


下手に手を広げ過ぎてしまうと

突然分からない所が出てきてパニックになるから

この時期に万が一分からない所が出てきたとしても、敢えて手を付けるな

捨てろ

とSAPIXの統括の先生には保護者会で言われました。


ということは

応用問題にあちこち手を付けるのではなく

これまでやってきたことを

おさらいする感じの方が良さそう。


なので

9月から計4回受けた

合格力判定SAPIXオープン。


↑これ、多くの学校で頻出問題と言われるものをSAPIXが調べ尽くしてちょっとずつ問題をいじくったものなのだそう。


つまり

この合格力判定SOをもう一度やり直せば

短時間で併願校対策になるのでは?


ということで

第1回から第4回まで

再度、解き直しをしました。


あとは

毎日やっていたのが知識の確認。

漢字の要は何度でもやり直すべし。

コアプラスは簡潔に纏まっているので、理社の基本事項についてはこれを入試までに数周すればOK。

社会の年号カードも毎日。

時事ネタについては夕食時に話題にする。


あとは冬期講習で習ったものの復習、

1月に入ってからのSSの復習、

などをこれまでよりも丁寧に。


その他については

できるだけ本人の意志に任せ

あーしろこーしろ言わないようにして

相談されたら答える、

適宜声を掛ける、

といった具合。



学校に行っていれば

お友達とも話すでしょうし

気が紛れるのでしょうけれど


1日中部屋にカンヅメになっていたら

どうしたって考えなくて良いことまで考えてしまう。

本来ならば精神衛生上良くないと思うんです。

運動不足にもなるし。


だから

少しでも心穏やかに過ごせるように。

心身の健康を保ちながら

来たるべき時に備えて万全の状態に持っていけるように

今自分がやってあげられることは何か

ただただそれだけを考えて

過ごしていた気がします。



まぁそこまで色々考えて生活していたのにも関わらず

結果的には

超特大スランプに陥りまして

生きた心地がしなかった……。

これは親子共々、3年間で一番辛い時期だったのではないかと。


こんだけ酷い状況になったのに

よく立ち直ったなぁ。


我が息子ながら感心する。


とにかく

この入試直前期、

誰しも正気では居られなくなるってことですね。

それなりに人生経験積んできたと自負しておりましたが

そんなもんは屁のつっぱりにもならなかった。

言い換えれば、それだけ濃密な3年間を過ごしてきた、とも言えるわけで。


これだから

もう二度とあの頃には戻りたくないと思っちゃうんですよね…


ということで

あまり参考にはならないかもしれませんが

我が家の入試直前期の過ごし方について書いてみました。


それではまた。