記憶の欠片 -赤坂溜池周辺
赤坂六丁目の坂上に旧氷川小学校がある。卒業生には芸能関係者も多いとか。此処はその昔、勝海舟邸の跡地だったそうだが、今では港区の特別養護老人ホームとして活用されているようである。この地に5年程勤務していた頃、仕事は多忙を極め、また仕事終わりのコミュニケーションも盛んな時だったので、赤坂溜池近辺の滞在時間は非常に長かった。晩秋の早朝に氷川神社の境内でヨガを行なう人々を横目に、徹夜明けで硬くなった身体をヨガ擬きの柔軟体操でほぐしてから仕事に向かい、春の休日に窓の外を眺めれば旧氷川小学校グラウンド横の桜に癒されたものである。映画「ユージュアル・サスペクツ」のDVDジャケットには、ガブリエル・バーン、ケヴィン・スペイシー、ベネチオ・デル・トロなど癖のある俳優たちが警察署内に並んでいるシーンがあるが、旧氷川小学校裏の事務所の1階でこれをまねて写真をとり、スケールで身長を表す黒いラインを数本引いて遊んでいたことを思い出す。俳優をまねようとしたがどうにも笑いがとまらず、口元がにやけた写真だった記憶があるが、それも定かではない。
記憶の欠片 -羽田空港周辺
羽田空港周辺に勤務していた頃、まだ京急が空港駅まで乗り入れていない時代で、出張や羽田東急ホテルを利用するため空港へ向かうには車を使っていた。新入社員の時は社用車で送迎をやらされたこともあり、慣れない大型車を運転するのは緊張したものである。帰路、会社へ戻るために空港を出た処、おそらく天空橋の辺りだったと思うが、そこには”動悸息切れに救心”の大きな看板があった。友人の結婚披露宴の余興のため、歩いて空港近くまで行き看板を写真に収めた記憶がある。今はもうその写真は見当たらない。
