三春町へ
浜松から三春町へ。
今年初め、浜松駅から目的地へ向かうタクシーの中、軽い緊張を解そうと運転手に話しかけたところ、昔話は思いがけず弾んだ。帰りに鰻をご馳走になったと話すと「あの店かなぁ、おそらく・・・」と店の様子を話してくれるが此方の記憶はかなり怪しい。美味い鰻だったことは確かだ。
昔々、浜松へ下り立ったのは社会人2年目ぐらいの若造で、何とか難しい調整をやり過ごして羽田空港近くの本社へ戻った。その足で福島県の三春町へ向かいたかったのだが”付合い”がありその夜は深酒をした。上野駅から朝一番の東北新幹線に乗り込む気力だけは残っていたようだ。若いというのは、それだけで素晴らしい才能なのだから。
三春町では順調に仕事が進み、難しいと思って望んだ調整にも何とか目途がついた。昼食は近くの食堂に案内され、ここでも鰻をご馳走になった。「昨日も浜松で美味いのを食べたので、」と云えるわけも無く、唯々箸を口に運んだ。
ここは滝桜が有名らしく、テレビでは鶴瓶さんと徳光さんが地元の皆さんと語らっていた。


