店舗PRツールも手掛ける看板屋4代目女社長のブログ

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72年続く看板屋「十字堂」の4代目女社長。 カッコイイ!可愛い!オシャレ!なデザインとサイン、そして美味しいモノが大好きです。 青森県むつ市にて、アナタのお店に入りたい!行きたい!とお客さまに思ってもらえるような看板を作っています。

 

先日、会津藩士の子として生まれ、むつ市で苦しい少年時代を過ごした後、

陸軍大将にまでなった柴五郎さんの生き様に焦点を当てた

詠み語り劇を鑑賞することが出来ました。

会津若松の悲しい歴史の中にありながらも、心正しく生きた、

いわゆる 「男らしい」 とか 「男の中の男」 という言葉がピッタリの方。

 

柴五郎を演じた大和田伸也さんの声にしびれつつ、

時々涙しながらのめり込んで鑑賞しました。

 

ナレーションをされた加賀美幸子さんが

終わってからの舞台挨拶でお話された言葉がとても心に響きました。

「柴五郎を通して生き方と在り方を考えさせられた。」

 

生き方と在り方・・・

 

私は

どう生きたいか

どう在りたいか

 

 

 

 

 

先日、とある男性の先輩と話をしていて

「なんで山口さんって悪く言われるんだろうって、

 (あ、やっぱり悪く言われてるのね(苦笑))

 よく考えたんだけど、結局は

 男尊女卑の考え方で見られているからなんだよね。

 それしか思い浮かばない。」

と、言われた時に、

「あ~、ようやくそう思ってもらえるようになったかー。」

と思ったんです。

 

私は15年も前からずっとわかってましたよ~!!

そこに気づいてもらえるようになっただけでも大進歩なんです。

だって、他に理由がないって、私自身に問題があるわけじゃない

って言われたんですから。

(いや、ホントは理由も問題もあるとは思うけどねw)

 

世の中にまだある男尊女卑の価値観を私がどうこう出来るわけじゃない。

それならさ、もう、自分のままでいいじゃん!これしか出来ないじゃん!

って改めて思いましたね。

 

 

あとね。
外見の美しさって瞬発力あるから、

女性は特にそこをめがけて努力しがちですけど、

私は外見だけの美人さんには魅力を感じなくて、

生き方や在り方が美しい人や可愛い人にとても憧れます。

純粋で優しい心、丁寧な暮らし、強くて柔らかな考え方が

その人の美しい生き方や在り方をかたどっていると思うのです。

そこを磨くって、実は外見をキレイにするよりもずっと難しいのかも…。

 

心に余裕をもって、楽しむこと。

人に優しくすること。
 

2021年も今日から後半スタートです。

楽しく生き、美しく在るよう努力していこうと思います。

 

 

2020年は忘れられない年になったなぁ~。

と、たぶん多くの人がしみじみ思っているであろう年の暮れ。

 

新型コロナウイルスによって、今までの当たり前が当たり前じゃなくなり、

人間関係も商売も物もすべてにおいて 「見直し」 された1年。

本当に必要な人、本当に欲しい物、本当の心や想い。

 

2020年が終わると一区切りではなく、きっとこの先も続いて行く

このモヤモヤした日々。

 

でも大丈夫。

人ってちゃんと順応するのです。

きちんと 「今出来ること」 で楽しんでいけます。

「新しいやり方」 で進んでいけます。

 

私も、春にSNSには書けないツライことを乗り越えました。

自分で考えて自分で決めた決断が最善と信じてはいたものの、

ただツラくて苦しくて切なくて、毎日一人で泣きました。

今もたまにうるっときますけど、もうあんな風には泣きません。

慣れて、進んでいるのです。

 

コロナ以前、数年前に私の人間関係は淘汰されていて、

大切な人はハッキリしています。

自分が生きる意味も、本当に譲れない想いも

明確にわかっています。

だから、コロナでもブレたりはしなかった。

 

ただ、もっともっと優しくなりたいと思っています。

色んな人の想いに寄り添えるように。

大切な人達をもっと幸せに出来るように。

 

想いを尽くし、出来ることを精一杯する。

時代や世の中が変わろうとも、私にはこれしか出来ないんだな~。

 

来年はどんな年になるのでしょうね。
 

まずは、皆様どうぞ心穏やかな良い年をお迎えくださいね。

2021年もどうぞよろしくお願いいたします。

山口博美

 

 

佐々木希さんが(皆さんご存知の件で)色々あって悩んだ時に

「ずっとその感情を抱いていたら自分のことを嫌いになりそうだったし、

 自分を嫌いになったら、人生が楽しくなくなるなと思って。

 それは絶対に嫌だった。」

と、インタビューで答えたそうですが、

この言葉には東北の女性の芯の強さと

彼女の前向きさが詰まっているなぁと思いました。

 

私も、誰かに対して負の感情を抱き、心がドロドロした時に

よぉく突き詰めて考えると、こういう風に思う自分に失望していることが

一番ツライということがとても多いのです。

 

他人事じゃなくて自分事。

 

そういう相手とは離れるのが一番てっとり早いのに、彼女はそうしなかった。

なかなか出来ることではありません。

 

何度も一番衝撃を受けた瞬間の痛みを思い出し、何度も泣き、何度も吐きそうになる。

それでも、大抵は、時間の経過とともに薄くなっていきます。
 

自分の選択を正解にするのは自分。

 

彼女はその覚悟を決めたんだと思います。

尊敬します。

頑張って欲しい!!



 

このブログでは、そのまんまの感情や、

ありのままの状況をあけすけに書いてきたけれど、

心の中で消化出来ていないことは

言葉に出来ないものですね。

 

書いた方が誰かのためになることはわかりつつ、

まだ書けないことがあります。

それは息子のこと。

 

色んな意味で、今は書けないけれど、

いつか書ける日が来るといいな。

 

「そんなことあったねー。」って

いつかみんなで笑える日が来たらいいな。

 

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17年前、10分おきの陣痛が続き、

眠れない食べれない4日間(!)の後、

結局帝王切開で生まれてきた3,922gの男の子。

可愛くて可愛くて、用事がなくても

赤ちゃんのいる部屋を見に行ったり、

自分のベッドに連れてきて、

看護婦さんに叱られるまで

長い時間ずっと眺めていた。

 

今もあの時の気持ちのまま。

たった一人の愛する息子であり、私の分身。
 

 

楽しいことばかりではないけれど、

それでも人生は素晴らしい。

息子にもそれを知る人生を送って欲しい。

 

 

私にとって両親から受けた愛情は、

自分の中で消えないパワー。

歳を重ねれば重ねる程に実感するその大きさに、

自分は息子にそれを与えることが出来たのだろうか

と思うことがある。

 

今は離れて暮らす息子。

あなたの中に息づいているであろう私の愛情が

あなたの進む道を照らすパワーになりますように。

 

私は、あなたと、あなたを育てた自分を信じます。

 

 

世の中どこもかしこも、いつ何時も、「コロナ」の話題で持ちきりです。

世界中でたくさんの感染者と死者を出し、いつ終息するのか、
もし自分が感染した場合にはどんな症状が出るのか、

今後経済はどうなっていくのか…

「見えない不安」ばかりが先行していますよね。

そんな中、看板をメインに商売させていただいている弊社にも

当然影響は出ております。

予定していたイベントすべて中止だもん。

桜まつり、駅伝、お祭りetc. ぜーんぶ無し!
 

昨年仲間と3人で創業したイベント会社なんてお仕事ほぼゼロです。

 

そんな中ではありますが、うちの技術で出来ることを

必要としている人に届けるべく、3月から様々なことに取り組んできました。

 

 

例えばこれ、

飛沫感染予防のアクリル製パーテーション。

 

 

次にこれ。

店舗の予防対策状況を一目瞭然にしたお知らせステッカー。

 

 

 

そしてこれも。

事情があって県外ナンバーのままにしている方のための

「むつ市在住」マグネットシート。

 

 

これらの商品は、お客様の「あんなの出来ない?」 や 「こんなの欲しい」 の声に

お応えするカタチで商品化した物が多いので、

他にも欲しい方がたくさんいらっしゃるものと思います。

 

私のFacebookやTwitter、インスタ、LINEでご紹介はしてきましたが、

まだまだ告知不足で、必要としていらっしゃる方に届いていない状況。

 

「もっと大きくPRすれば?」 と言われますが、

これらの商品はいわば 「人の不幸を商売にしている」 ようで、心苦しいのです。

考え過ぎなのかもしれませんが、これで儲けるというのがどうにもスッキリしない。

ただ、コロナの影響で売り上げが下がっている当社の

スタッフの人件費や材料代を考えると当然利益も出さなければならない。
 

 

と、いう私の心のバランスをとるためにも、

地元の飲食店を応援する企画として、これを作成しました。

「TAKE OUT」 ステッカー。

 

 

これに関してだけは無償でお配りすることとしました。

現在60枚程配布しましたが、まだ在庫もありますし、
必要であれば追加で印刷します。

 

 

ふぅ・・・。

お客様のためになるお仕事をしたい!
でも 「こんな時に商売っ気だす?」 と思われたくない・・・。
だけど、必要な人も必ずいるはず!!


そんな風に商売人の心も葛藤しているわけです。

 

 

早くコロナが終息しますように。

そして大切な人達が元気でいてくれますように。