新型コロナウイルス対策・・・商売人としての心の葛藤。 | 店舗PRツールも手掛ける看板屋4代目女社長のブログ

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72年続く看板屋「十字堂」の4代目女社長。 カッコイイ!可愛い!オシャレ!なデザインとサイン、そして美味しいモノが大好きです。 青森県むつ市にて、アナタのお店に入りたい!行きたい!とお客さまに思ってもらえるような看板を作っています。

 

世の中どこもかしこも、いつ何時も、「コロナ」の話題で持ちきりです。

世界中でたくさんの感染者と死者を出し、いつ終息するのか、
もし自分が感染した場合にはどんな症状が出るのか、

今後経済はどうなっていくのか…

「見えない不安」ばかりが先行していますよね。

そんな中、看板をメインに商売させていただいている弊社にも

当然影響は出ております。

予定していたイベントすべて中止だもん。

桜まつり、駅伝、お祭りetc. ぜーんぶ無し!
 

昨年仲間と3人で創業したイベント会社なんてお仕事ほぼゼロです。

 

そんな中ではありますが、うちの技術で出来ることを

必要としている人に届けるべく、3月から様々なことに取り組んできました。

 

 

例えばこれ、

飛沫感染予防のアクリル製パーテーション。

 

 

次にこれ。

店舗の予防対策状況を一目瞭然にしたお知らせステッカー。

 

 

 

そしてこれも。

事情があって県外ナンバーのままにしている方のための

「むつ市在住」マグネットシート。

 

 

これらの商品は、お客様の「あんなの出来ない?」 や 「こんなの欲しい」 の声に

お応えするカタチで商品化した物が多いので、

他にも欲しい方がたくさんいらっしゃるものと思います。

 

私のFacebookやTwitter、インスタ、LINEでご紹介はしてきましたが、

まだまだ告知不足で、必要としていらっしゃる方に届いていない状況。

 

「もっと大きくPRすれば?」 と言われますが、

これらの商品はいわば 「人の不幸を商売にしている」 ようで、心苦しいのです。

考え過ぎなのかもしれませんが、これで儲けるというのがどうにもスッキリしない。

ただ、コロナの影響で売り上げが下がっている当社の

スタッフの人件費や材料代を考えると当然利益も出さなければならない。
 

 

と、いう私の心のバランスをとるためにも、

地元の飲食店を応援する企画として、これを作成しました。

「TAKE OUT」 ステッカー。

 

 

これに関してだけは無償でお配りすることとしました。

現在60枚程配布しましたが、まだ在庫もありますし、
必要であれば追加で印刷します。

 

 

ふぅ・・・。

お客様のためになるお仕事をしたい!
でも 「こんな時に商売っ気だす?」 と思われたくない・・・。
だけど、必要な人も必ずいるはず!!


そんな風に商売人の心も葛藤しているわけです。

 

 

早くコロナが終息しますように。

そして大切な人達が元気でいてくれますように。