よくある恋愛相談
恋人に自分がしてほしいことの内容を伝えず、結局後で「私の好きなことわからないんです!あの人!」とは男女問わずよく聞く台詞。
この「察して」は何をさしてるでしょうか。
翻訳してみましょう「私は言う努力はしないけど、あなたは気付いて」。理解をしてほしい気持ちからうまれたものではあるものの、じゃ相手のことは理解してるのか?の反発を生んで結局言い合いになります。
人は10歳くらいまでは察してあげる必要があります。まだ言葉できちんと説明する能力が足りないから。
でも大人なら相手にしてほしいことは伝えてお互い理解をしあう、譲り合いの精神が結果良い関係を作ります。自分にとっても幸せな環境を作ることになります。
勿論しんどい顔してるとか具合悪いとかは「いつもと違うな」と気付いて欲しいところですが超能力者でもない人に今何をしてほしいかわかれと言うのはいささか無理な要望です。
それでも恋愛でなぜそれが起こるかと言うと
人は誰でも甘えたいからです。
子供の頃は周囲が気にしてくれたり優しくされて嬉しかった記憶があるかもしれません。反対に過酷な幼少期を経験していればわかってほしいと思う気持ちが消化できず残っている場合もあると思います。
甘えることが悪いわけではないですが、思い通りいかないことで相手を責めるのは人間関係を悪化させるだけです。
無理難題を言うのはそれだけ相手に心を寄せている、信頼しているから理解を求めるのだと思いますので(どうでもいい人に何かを望んだりしないので)まずは素直に相手を大切に想っている、だから私のことも大切に想ってほしいと言うことを伝えてみてはいかがでしょうか?
その情報伝達の積み重ねで自然と相手に「プロフィール情報」が蓄積され「察して」くれるようになります。勿論人によって苦手なことはありますのでそこは理解して許すことでお互いの信頼も深まります。
自分の得意不得意、特性を理解してもらえると言うのは人はとても喜びを感じますから。
その信頼もなくただ自分の思い描くことを察してもらおう、行動してもらおうとするのは主従関係。愛とはお互いが横に並んで手を繋げるものだから尊いんです。
でも、伝える努力をしても理解してくれず、出来る範囲の事でもしてくれなかったら相手側に甘えがあるかうわべの愛しかない可能性があります。
その時は別れる、離れるをオススメします。その本心が変わることはありませんから。