悲惨なニュースを発見。
[ブラジリア 28日 ロイター]
ブラジルで、1600万ドル(約15億円)の宝くじに当たった男性が、
賞金を奪おうとした実の父親に殺されそうになっていたことが分かった。
地元メディアが28日に報じた。
男性は2006年に宝くじに当選。弁護士によると、
父親の銀行口座に賞金を振り込んでいたが、
父親がこれを手渡すのを拒んだことから裁判ざたになっていた。
男性の殺害計画は、
父親に雇われたとみられる2人の殺し屋が警察に捕まったことから発覚し、
父親も26日に逮捕された。
例えば、国の貧富の差や
文化の違いを差し引いても
これはひどい。
先日、子は親を選べないと言う話をしましたが、
これも、どこまでの事実かわからないけど、
このままが事実だとしたら驚く。
ここで問題は何故、親の口座に振り込んだのか?
例えば子供の年齢の問題か、
子供は親を信用していたからか?
などでだいぶ変わってくるけれど、
少なくとも親が、子供へ愛情をささげるという親の仕事を
さぼっていなかったら「生活のために親に渡しなさい」と言う発言にも
子供も納得できたのではないかと思う。
第一、15億円を持って何をするの?
と考えると、子供の年齢がわからないので何ともいえないが、
そんな大金は親が管理しないと子供は堕落する可能性もあるので。
ちがう国の話は状況がわからないのであまり推測でものを言うのは
控えたいのだけれど、まずは話し合いで子供を説得できることが
親の技術だと思う。怒鳴ったり、なぐったりというのは誰でもできる。
さらに殺そうとしてしまった時点で
親は、人としての冷静さを失っていると思う。
本当に愛してるがゆえに、ビンタをしてしまったり、
怒ることはある。
でも、たぶん殺しはしないだろう。
よく、お金持ちの遺産相続で、仲が良かった兄弟が言い争いをしたり
けんかをすることは耳にする。
お金を持つということは
その金額に振り回されないだけの冷静さと精神的な強さが
必要になってくると思った。
その精神力がないまま大金を手にしてしまうと
お金という悪魔に人生を食い尽くされる。
僕が多く見てきたひどい末路がある。
僕は、そこそこ貧乏な家庭にうまれてよかったなと今は思う。
よく人はお金持ちになりたい、と言う。
ならば、おすすめする、先にするべきことは、
お金が無くても平然といられる精神力を作ることだと思う。