基幹学力研究会は、筑波大学附属小学校の先生方を中心とする研究会で、
「基幹学力」という視点から、国語と算数の授業のあり方を研究しており、
国語と算数をリンクさせて新しいものを生み出しているようでした。
約1000人を集めた会場は熱気に包まれており、
そのなかで、4本の講義・ワークショップ、公開授業5本、
さらに、シンポジウム、講演という非常に充実した内容でした。
締めくくりは、国語・二瓶弘行先生の講演でした。
「ペア対話」という活動が印象に残りました。
講演では、次のような話をされていました。
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言葉を音声表現すること、
すなわち、自分の考えを一生懸命に話し、それを仲間が聞いてくれるということは
素敵なことだという体験をさせる必要がある。
その実感を持たせる言語活動を組まなければならない。
その思いで重視しているのが「対話」活動。
たとえば40人の子どものうち10人が手を挙げて意見を言えば、すごく活発な話し合いになる。
しかし、どれだけの子どもが自分の意見を実際に音声表現したのか。
つまり、実際に伝え合う(聞く・話す)という活動が40人全員に保証されていない。
だかこそ大事にしているのが、ペア対話。
実際に自分の思いを音声表現してみる。誰かに分かるように話してみる。
仲間が聞いていてくれてるからこそ、もう少し理由をつけなくちゃいけないといった気持ちになる。
自分が話すからこそ、仲間の意見を分かろうとして聞くという活動につながる。
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とても共感しました。
すべての子どもに言語活動を保証し、「言葉の力」をつける
「ペア対話」活動の意義を再認識させられました。
二瓶先生の著書によれば、「ペア対話」とは
「自分の考えを対面する仲間と交流する」で、
「対話」の授業の流れに位置づけられています。
二瓶弘行と国語“夢”塾の「対話授業づくり一日講座」―話す集団・話すことが大好きな子を育てる (.../文渓堂

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2人ペアで話し合いをするという活動自体はめずらしいものではないですし、
私自身も取り組んできたことですが、
その重要性を改めて感じました。
私の勤務しているような小規模の学校では、
学級全体の話し合いで、全員が発言することも時間的に不可能ではありません。
それでも、私は「ペア対話」を大切にしていきたいと思います。
自分の思いを自分の言葉で伝えるという「大変なこと」をする力をつけるための、
音声表現する練習となり自信を持たせることにつながると思うからです。
