食養生162 夏は「王様の野菜」でモロ平和 | ジュゲン 小森社長のブログ

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創業67年、神奈川県 戸塚にあります
健康食品会社 ジュゲン(株)代表取締役 小森拓也です。
【食養生】を月に1回、書いています。

食養生とは、医食同源
病気にならないための食生活
日本人の体質にあった食と健康の話です。

小森です。

 

全国的に梅雨入りし、押しも押されぬ蒸し暑い夏になりましたね。

 

夏バテ予防にはウナギやゴーヤ、オクラや梅干しなど多くの効果的な食品がありますが、健康志向の高まりとともに、日本でも人気が増してきている実力派のおすすめ食材がモロヘイヤ

 

 

 

一見、空心菜のような見た目ですが、実は夏バテ対策に有効なネバネバ成分を含んだ優秀な緑色野菜

 

若葉の部分を食しますが、刻むとオクラのような粘りが出るのが特徴です。

 

茹でたり、炒めたり、サラダやスープに加えたりといろいろなアレンジをして楽しめますね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

葉をサッと茹でて包丁でたたくと、ぬめりが出てきます。

 

香りもクセもないので、このまま納豆などと混ぜて、ご飯にかけて食べられます。

 

お手軽に豊富な栄養が摂れるのも魅力ですね。

 

 

 

 

モロヘイヤは、エジプトやアラビア半島などで古くから常食されてきた緑色野菜で、その昔、古代エジプトの王様が不治の病で苦しんでいたときに、モロヘイヤのスープで治ったという故事から、アラビア語で「王様の野菜」を意味するモロヘイヤと呼ばれるようになったそうです。

 

 

それくらい栄養価と健康効果が高いモロヘイヤが日本に導入されたのは、1980年代。

 

まだあまり馴染みがないかもしれませんが、年中摂れる育てやすい野菜なので、短期間で全国に普及しました。

 

 

モロヘイヤやオクラ、ヤマイモなどの粘り気のある野菜は、昔から滋養強壮効果が期待でき、夏バテに良いとされていますが、刻んだ時に出るネバネバの正体は多糖類のムチンと食物繊維のペクチン

 

ムチンとペクチンは消化を助けて胃腸の働きを整え、免疫力も高めてくれる頼もしい成分です。

 

 

 

そして「王様の野菜」の名にふさわしく、モロヘイヤの葉にはビタミンA、ビタミンC、ビタミンE、ビタミンK、カルシウム、鉄分、食物繊維、ポリフェノール類などが豊富に含まれています。

 

 

先の夏バテ予防に加えて、その健康美容効果は多岐にわたります。

 

🍃髪を黒々と美しくし、毛髪を作る(ビタミンB群、銅、パントテン酸、亜鉛)

 

🍃目の粘膜や血管を保護(ビタミンA)

 

🍃高血圧を予防(カリウム)

 

🍃動脈硬化を予防(β-カロテン、ビタミンE)

 

🍃コレステロール値の上昇を抑えて糖尿病予防(ペクチン)

 

🍃胃炎や胃潰瘍を予防し胃の健康を保つ(ペクチン)

 

🍃骨粗しょう症を予防(カルシウム、ビタミンK)

 

🍃貧血を予防(ビタミンC)

 

🍃便秘予防(食物繊維)

 

🍃美肌効果(β-カロテン、ビタミンA、ビタミンC)

 

🍃免疫力を高める(ムチン、ビタミンA、ビタミンC)

 

🍃アンチエイジング効果(β-カロテン、ビタミンE、ビタミンC)

 

各種ビタミンやミネラルの栄養成分も野菜トップクラスの含有量なので、さすが「王様の野菜」を名乗るだけのポテンシャルです。

 

 

その高い栄養価と多様な調理方法で、多くの国で愛される食材なので、その健康美容効果の実力からして、さらに日本でも人気がでてくるかもしれませんね。

 

 

 

モロヘイヤは年中摂れる育てやすい野菜です。その中でもモロヘイヤの旬は7月~8月

 

原産地がアフリカなだけに、暑い気候に適した野菜です。

 

旬を迎えたモロヘイヤは深い緑色になり、張りが出てきます。

 

 

 

注意したいのが、一般的に売られているモロヘイヤは若芽なので葉も茎も問題はないのですが、モロヘイヤの種には毒性が認められている点です。


モロヘイヤを家庭菜園で育てて食べる方はくれぐれも注意しましょう。

 

 

 

 

今年も暑い夏になりそうですが、ぜひモロヘイヤを食卓の一品に加えて、夏バテしないように粘り強く過ごしていきましょう。

 

次回の食養生は、8月1日にアップしますパー

 

それではまた!

 

 

 

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