食養生158 美味しい菜の花は皆の花 | ジュゲン 小森社長のブログ

ジュゲン 小森社長のブログ

創業67年、神奈川県 戸塚にあります
健康食品会社 ジュゲン(株)代表取締役 小森拓也です。
【食養生】を月に1回、書いています。

食養生とは、医食同源
病気にならないための食生活
日本人の体質にあった食と健康の話です。

小森です。

 

まだまだ肌寒い日が多いものの、少しずつ春の息吹を感じられるようになりましたね。

 

今の時期は梅や河津桜も見事できれいですが、黄色い小花がきれいな菜の花も春の訪れを感じさせてくれます。

 

見るのも目の保養になりますが、食いしん坊の私は「花より団子」菜の花は食べても美味です。

 

 

 

菜の花のこれから生育していく若芽を食べることで、春の息吹や勢いのある若い力を体に摂り込めるようで、お浸しをはじめ和え物、煮びたし、炒め物など簡単調理で大活躍してくれます。

 

春の野菜ならではのほんのりした苦みを楽しみながら、豊富な栄養も摂れるところも良いですよね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

菜の花と一般的にいわれているものの、じつは菜の花という特定の植物はなく、正式にはアブラナ科アブラナ属すべての花のことを「菜花(なばな)」というそうです。

 

大別すると在来種(和種)と西洋種の2種類があって、私たちが一般に見るものはほぼ西洋種です。

 

 

 

 

菜花にはナタネ、カブ、ハクサイ、キャベツ、ブロッコリー、カラシナ、高菜、カキ菜、ザーサイなどなどアブラナ科アブラナ属で主として花を食するもの全般を指し、広い範囲を示します。

 

 

 

 

春の訪れを告げる菜の花は、少し苦みがあるのが特徴で、ビタミンやミネラル、食物繊維などが多く含まれている花野菜です。

 

菜の花のこの苦みや辛みの元になっているのはイソチオシアネートという成分。

 

抗酸化作用があり、免疫力を高める効果や抗ガン作用、血栓の予防に効果的です。また、胃腸を刺激して食欲を増進させる効果や解毒作用、殺菌作用もあります。


また冬の間に体内に溜まった毒素を排出してくれる働きもあるので、季節代わりのデトックスにも最適なんですね。

 

 



続いて菜の花はビタミンCの含有量も野菜の中でトップクラスで、免疫力を高めて風邪予防やストレス解消、肌の美白効果にも貢献してくれます。

 

そのほか老化防止に活躍してくれるビタミンE目の機能や皮膚と粘膜の健康に必要なビタミンAの元になるβ₋カロテン

貧血予防に欠かせない鉄分骨粗鬆症予防に有効なカルシウムもしっかり摂ることができます。

 

 

 

 

ビタミンB・Cやβ₋カロテン、イソチオシアネートやカルシウムは、茎と葉、そしてつぼみ部分に多く含まれていて、ほうれん草とは違いシュウ石酸がないので、あく抜きしなくても食べることができるのも、嬉しい特徴ですね。
 
 
 
茹でたり、茹でた後に水にさらすときは、せっかくのビタミンCが流れ出てしまわないように、短時間にしましょう。
 
 

 

菜の花を食べる時期は、開花する前のつぼみの段階の方が美味!

 

菜の花を選ぶときは、葉や茎の色が鮮やかで張りがあるもの、花が開いていないもの(えぐみが控えめなので)にしましょう。

 

 

基本的に黄色い花も食べても問題ないですが、花粉をそのまま体内に取り込むとアレルギーが進むリスクがあるので、花粉症の人は気を付けましょう。

 

 

 

菜の花の旬は2月~3月と短いですが、お浸しや和え物、炒め物などどのような料理にも使えるので、ほのかな苦みも堪能しながら、おいしい花野菜、菜の花をぜひ楽しんでくださいね。

 

 

次回の食養生は、4月1日にアップしますパー

 

それではまた!

 

 

 

 

LINE友だち登録で、お得な商品クーポンや、美容や健康情報を随時配信中!

ぜひご登録くださいませ♪

 

       ↓ ↓ ↓