いつも訪問、ありがとうございます。

過去に同じような話題を取り上げたことがあります。

ただ、それでも”小麦製品を食べて何らかの症状がでる”と、小麦の”グルテン”を疑い、”小麦は悪”、あるいは”生まれつきの体質のだから”と避ける方も多いのかもしれません。

 

私の個人的な意見を言えば、別に小麦製品を食べなくても生きていけるので、玄米中心の食生活さえしていれば、それが一番いい、とは思います。

 

でもね…。

小麦を使った美食文化がこれだけある世の中。完全に避けていくなら、それなりの覚悟が必要ですよ。

 

いや、グルテンフリーのパンとか、お菓子もあるし、それを選んでいけばいい、という方は、相当に苦労していくか、単に”小麦さえ含まれなければいい”と勘違いしている人でしょう。

 

今回は、”ゆっくり解説シリーズ”で興味深い内容が紹介されていました。

私自身は同感できないことは結構ありますが、あえて、現代科学の視点で見た、”グルテン”というものに対する現実を知ってください。

 

 

この中の大切なポイントを一部抜粋。

”「グルテンが害である」という明確なエビデンスは存在しない”

そうです。

 

厚生労働省ですら、

”セリアック病以外に科学的根拠をしめす証拠がない”

ということを認めています。

 

でもジョコビッチは小麦を絶って大成功した、というかもしれませんが、

少なくとも、小麦を主食にしている欧米人よりも日本人の方がセリアック病などが極めて少ないということ。

 

結局、現代科学では何も解明できていないのです。むしろ、実際に小麦を絶って健康になったという”実体験”しか証明できるものが存在しませんね。

 

どうして、小麦製品を摂ると眠くなるとか、体調が悪くなるとか、中毒症状が起きるとかあるのでしょうか?

 

過去にもお伝えしていますが、そもそも、定義としている”小麦=グルテン”という前提が間違っています。たとえ科学的に小麦にグルテンが含まれている、と証明しても、実際に私たちが口にするのは、分離して取り出した”グルテン”ではなく、その他多くの成分、そして、加工時に含まれるさまざまな食品・油・加熱による変化、食品添加物。そして作られる過程に使われて残留した農薬。これだけ多くの複合要因を無視し、すっ飛ばして”グルテンアレルギー説”とするのが、何らかの利権が働いていたり、ジョコビッチのように悪気なく(?)小麦を断つことを推奨した人たちでしょう。

 

これは、ここ最近話題になっている、”紅麹”問題とそっくりだと思いませんか?このでっち上げ事件も同じ、初めから紅麹サプリに含まれる他の添加物や、その被害者が生じた他の”共通した別の要因”を無視し、しっかりとした検証をしないで、”紅麹”という素晴らしい発酵食品を悪者にする。全く同じ構図なんですよ。

 

 

この”グルテン=悪”という説は、567の問題と同じように、一般常識と現代科学(小学校から学んだ家畜育成の都市伝説)が元になっているので、

・小麦は全く悪くない

・セリアック病ですら先天的とかでなく、ただの完治できる疾患の一つである

・小麦不耐症もただの”症状”であり、完治できるものである

ということを理解するのは相当無理かもしれません。

 

”小麦製品=グルテン”という間違った考えを正さなくても、健康的な食生活や生活習慣を続ければ、困ることはありません。だから、ひどい体調不良の人にとっては、ある程度は現代栄養学も役にはたちます。

 

ただし、小麦だけを悪とみなし、”霊夢さん”みたいに食品の原材料も見ずに”グルテンフリー”ということだけにこだわって、食品添加物粗悪な油脂、食品添加物として分類されない最悪な原材料である、”アミノ酸等”、”たんぱく加水分解物”などをたくさん摂らないようにしましょう。

 

小麦を断つことを優先するよりも、まずは粗悪な加工食品をやめること、玄米・味噌・梅干しなどの”毒を出す”食品を積極的に摂るようにした方がいいでしょう。

 

普段から玄米を主食にしてお腹いっぱい食べていれば、消化が悪く中毒性の高い小麦のお菓子などはあまり欲しくなくなりますよ。

 

 

そしてもし小麦食品を辞めたくないなら、以下のことを試してください。

 

まずは、国産小麦を使い、一切粗悪な食品添加物・油脂の使用されていないものを慎重にとってみてください。例えばですが、

 

国産小麦100%のうどん(無添加)で、うどんスープも無添加で食べる。

国産小麦粉を使った無添加のホットケーキ(市販のミックス粉は添加物あるのでダメ)やマフィン(粗悪な油も使用しない)とかで、少し食べてみて様子を見る。

海外直輸入のパスタ(”国内製造”という表記はダメ)を使用し、パスタソースも無添加で食べてみる。

 

これで体調が悪化しないなら、小麦ではなく、その他小麦食品を食べる際について回る粗悪な食品類が原因だったということがはっきりわかるでしょう。

 

私は2年半年前に食生活を改善してから、小麦製品を絶たず、食べたい時に自分で作って食べてますが、少し痩せ気味くらいに痩せられた体型を無理なく維持しており、3年間病院にも歯科にも行ったことがありません。問題は、小麦ではなくもっと別のところにある、ということを私自身”体に訊いて”判断した生活をしているからです。

 

小麦製品は”一般的には悪い”と言えます。それは余計な添加物や加工をしているから。だから小麦食品を避けずに生きていきたいなら、自分で原材料からしっかり選んで作る、あるいは高価ですが本当に無添加の加工食品を選んで摂る、というようにすればいいと思います。

 あ、付け加えますが、”一般的な乳製品”は、体に悪いことが多々あります、グラスフェッドバターや牛乳でない限り、ひどく汚染されてますので。

 

 

自分の気持ちを押し殺してまで、科学的根拠すらない変な都市伝説に惑わされないで、賢く食生活を送りましょう

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

〜〜〜〜〜

 

おまけ。

 

本日の出勤前に、お菓子の作り置き。

 

一度に12個作れるシリコン加工のマフィン型で焼いてみました。

国産小麦・圧搾菜種油・天然重曹・きび砂糖だけですが、結構美味しいですよ。

 

これは帰宅後に食べます。

タッパーに入っているのですが、なんか床に直置きみたいに見えますね💦

 

 

作り方は前回の記事で紹介しています。