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今回の話題は、”おこめ”です。

 

”ご飯は太る”ということを、いまだに信じている日本国民が多いのではないでしょうか?

その背景に、明治くらい(?)から入ってきた、栄養学を刷り込まれ、その下地ができます。そして、戦後はGHQの小麦政策、いわゆる”キッチンカー政策”から、小麦推進だけでなく、”お米は太る”というデマを流し、粗悪な牛乳・油・砂糖なども一緒に摂るようになります。結果、戦前は強くて健康な日本人の身体能力極端に衰え、生活習慣病が”一般的”になったり、痴呆症や介護が老化で普通に起きるもの、とさえ刷り込まれてしまいました。

 

それに対し、最近やっとそのデマが覆される内容がテレビやネットでも配信されるようになってきています。

しかし、”ご飯は太るは嘘”であることはわかっても、ひたすら栄養学に沿った考えでしか見れないのでは、完全に洗脳が解けたとは言えないかもしれません。

 

現代の考えでは、

”パンなどより血糖値の上昇が緩やかだから”

とか、

”脂質の多い食材と一緒に摂ればいい”

とか、

”他の栄養素とバランスよく摂ればいい”

など。

 

完全に的外れ。

ちなみに昔の日本人は、1日にお米3合以上は当たり前にとっていたようですし、そんなに沢山のおかずがなかった事情を考えれば、殆どご飯ばかりの食生活だったことが想像できますね。しかし、戦前の日本人は”現代日本人よりも”小柄”だったのに、持久力やその他の体力は格段に高く、癌・花粉症・メタボなどは殆どなかったわけですね。付け加えれば、いちいち医者にかかることもなかったわけです。

 

先日の投稿でも、いかにコメ食の日本人が優れていたかわかります。

 

 

ということは、ご飯ばかりの食生活でもかなり健康になれるのでは?

という予想ができるわけです。

 

ここからは私の考え方なので、”参考程度に”してくださいね。

 

現代栄養学は、生化学をもとにした、全ての物質を元素から組み立てて考える思想です。この”原点”がそもそも間違いです。それを証拠に、よくある野菜などの成分表を全て足しても、決してその野菜そのものは作れませんよね。

 

全ての自然食材は”一つのもの”として捉えるもの。私たちの体に様々な栄養を与え、毒素を排出するための手伝いをしてくれます。そしてお米は、その中でも非常に優れた食品であるため、日本人が最も大切にしてきたものです。

現行では使用されなくなったものも含め、”米”を使用する漢字はこんなにもありますよね。

 

そして、戦前の日本人の食文化から学ぶなら、

”できるだけ食品点数が少ない方がいい”

のです。

人間の体は、様々な種類の食品を食べるほど、それを消化するために多くのエネルギーが多く使われます。

 現代日本人が昔の日本人よりも太りやすく体力がなく病弱なのは、食品の種類が多すぎること、食べる回数が多いこと、石油製品(食べ物・洗剤・薬など)でひたすら毒を取り込むことで、消化にエネルギーが回らず、脂肪やがん細胞などになって溜まるからです。

 米が悪いとかでは全くなく、逆に栄養がとても優れたお米をしっかり食べることで他の沢山のおかずなど不要なのです。

 

もちろん米だけというと、ちょっと厳しいでしょう。昔の日本人がそうだったように”梅干し”(無添加で塩分が18%以上のもの)か、自家製のぬか漬けがあるのがいいでしょう。味噌があれば、もう十分なはずなのです。

 

もちろん、食の情報で洗脳されてしまった私たちがいきなりこれだけ、というとあまりにも我慢を強いられることになるので、おすすめとしては、

最優先で

・ご飯(おかわり回数の制限しない!)

・漬け物か梅干し

・味噌(味噌汁でもOK)

を中心に、他のおかずは摂るとしても、”メインディッシュ”などにしないことでしょう。ここで、現代栄養学の”タンパク源”信仰があると、必ず引っかかりますね。

 

”タンパク質信仰”・”糖質制限信仰”を乗りこえなければ、病弱な体は克服できませんよ。

 

お米も、”白米・無洗米”と、”玄米”では、栄養学で考えると少しの差ですが、実際には圧倒的な差となって現れます。ぜひ玄米にしましょう。

”玄米は美味しくない”と思って食べない方が多いのですが、おそらく今まで食べなかったから食わず嫌いなのでしょう。私は2年以上玄米食にして現在、白米の方が美味しくないと感じるので、きっと味覚も”慣れ”でしょうね。初めからいきなり玄米が無理なら、以下の方法をお勧めします。

 

雑穀米を少量足して炊く。これは私が実際にやった方法です。本当に抵抗なく玄米に移行できましたね。

 

 

分づき米から慣れる。あまり細かくやると大変なので、5分づきでしばらく慣れてから玄米がいいのかな、と思います。分づき米は見た目は白米に近く、炊飯時間も白米と同様で大丈夫です。

 

以下は、精米度合いを選べますし、もちろん玄米も選べます。

 

 

お米の食生活から離れてしまって外食が多い方は、ぜひ週に一度から始めて、自炊生活にしていきましょう。

※お勧めの炊飯器。フッ素コート不使用。さらに省電力なので1〜2人暮らしにはお勧めです。低価格な炊飯器ですが、炊飯器としての能力は高いです。玄米でもしっかり浸水時間をとれば、かなりふっくらと炊き上がります。

 

 

最後に。

私は、2021年12月からまともに自炊を始め、2022年2月から玄米食生活ですが、当時身長160センチで65kgもあった中年太り体格が、半年も経たないうちに7kg減。今では48kgでほぼ安定しています。17kgも痩せました。

 

お米(特に玄米食)は、自然に痩せます。

これが私の感想です。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。