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2024年4月から、食品添加物表記に関するガイドラインが変わりますね。

 

 

 

”無添加”表記をむやみに使えなくなることで、消費者が少しだけ騙されなくなるのでしょうが、ルールが変わっても消費者の意識が変わらない限り、何一つ改善などないでしょう。
 
体に悪い食品を避けるために、食の安全を意識し出した方は様々な努力をしていることでしょう。加工食品に含まれる毒物を体に入れないようにするために、多くの方はまず、
 
”パッケージの裏面”を見ることから始めるでしょう。
もちろん、”成分”ではなく、”原材料”ですよ。これは間違えないでください!
 
動画でも言われていましたが、完全に悪いものが一切含まれていない加工食品を選ぶなどということは殆ど不可能です。
 
そのため、これは私がかつてやっていたこと(一部は継続)ですが、やり方がわからない方は参考にしてください。
 
以下は、市販の納豆の例です。
 
 
上部の長い青線の上が、納豆の部分。
 
たれ、からしは各々別に表記されています。
 
まず、原材料は必ず含まれる割合が最も多いものから順に並びます。例えば”たれ”では、一番多いのが糖類(砂糖・加糖ブドウ液糖)であり、醤油の方が少ないことがわかります。
 
食品添加物は、途中の赤色で記した通り、斜線の後からが食品添加物。これを見ると、食品添加物とは扱われない”果糖ぶどう糖液糖”や、たんぱく加水分解物、〇〇エキスなど、食品添加物よりも悪いかもしれないものが含まれます。
 
”大豆・小麦・食塩”などのような天然由来の名称ではなく”ビタミンB1・ビタミンC”などの”化学物質名で表記されたもの”は、天然のものではなく石油由来のものや、天然由来のものに化学物質を加えて人工的に加工し、変性したものなどがこのような表記になります。
 
簡単に言えば、表記順でいきなり(精製)砂糖とかが始めのものや、よくわからない人工的に変性された食品名・化学物質名の表記があるもの、食品添加物の数が多いものほどまずは避けるもの、と言えます。
 
例として取り上げた納豆は、たれとからしは使用しない方がいい、ということになりますね。
 
加工食品を選ぶ際、いきなり完璧を求めることを優先するのではなく
”毒性の大きいもの”
”毒性のあるものの総量が多いもの”
 
を優先して避け、少しずつその範囲を増やすということです。
 
 
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このパッケージの裏を見て、毒性の高いもの、毒の量・数が多いものを避けるという一連の動作は、慣れればそれほど苦ではありませんが、
 
加工して長く傷まないようにする食品は、必ず何か妥協しないと売り物にはできません。
 
消費者としても、いちいちパッケージを見るのは面倒、と思う人も多いと思います。
 
ここからは、悪いものを摂らない、ということを達成しつつ、製造メーカー任せにならない優先順位を提案します。
 
<第1段階>
パッケージの裏を見る。毒性の高い食品は避ける。
 
<第2段階>
初めから毒性が高い原材料の食品を極力扱わない販売店やメーカーの食品を選ぶ。
 
<第3段階>
可能な部分は自家製にし、自力で作るのが難しいものは<第二段階>に沿った食品を選ぶ。
 
 
多くの人は、第2段階までしか進みません。
これは、”お金でなんでも交換すればいい”という考えからくるもの。
そのお金を稼ぐために、多くの時間を仕事(労働)時間に費やし、そのために第3段階”可能な部分は自家製”にしたくても、普段の拘束時間が長すぎてできないのです。
 
私がYoutubeを見て思ったのは、”無添加食品”関係の情報発信する人は、ほぼ第2段階止まり第3段階にいく方は、必ず発酵食品の手作りに進んでいきます。
 
味噌。納豆。糠漬け。キムチ。麹調味料。甘酒など。上級者は麹・醤油も作ります。
 
発酵食品を手作りできれば、必要なお菓子なども自分で作れるようになるでしょう。
 
ポイントは、”お金で何でも交換する”思考というか、”思想”からいかに脱却できるかですね。体に良い加工食品を摂るには、いかなる市販品よりも手作りの方がはるかに安全だということは誰でもわかるはず。
 
言い換えれば、初めに”食事は何でも自分で作る”という土台があるかどうかで第3段階に進めるかどうかが決まってしまうのかもしれません。
 
 
手作りは”手間”がかかり、”時間”を使います。これは何に価値を見出すか、考え方そのものの違いからきているので、”買うだけ”で終わる人と、”手作り”に進める人の間には大きな差があるように思えてなりません。
 
すでに第1段階の時から、
”自分の食事は簡単でもいいから、自分で作る習慣を作る”
事が、大きな鍵になっていると考えます。
 
第3段階に進めた人しか経験できない事。
それは、未来においてどんな社会になろうとも、その環境に適応して生きていける能力です。
 
今後、加工食品が
 
昆虫の粉末が入っていようと、
 
パッケージに表記されない化学薬品が入っていようと、
 
値上がりしすぎて簡単に買えなくなろうと、
 
品切れで手に入りづらくなろうと、
 
加工食品そのものを手作りする人にとっては、全く影響がない事ですから。
 
 
私が黒糖シナモンロールを作るようになったのも、
 
”卵不使用”
”バター不使用”
”粉糖などの有害砂糖不使用”
”電子レンジ不使用”
”パン生地の発酵機がない環境”
”米粉ではなく、国産小麦使用”
”全粒粉を一部使用”
 
で、どうやったら作れるかを、普段から試行錯誤してやっているからです。
この条件で情報を探そうとすると、一から同じ環境で教えてくれる情報は存在せず、ところどころ同じ情報を継ぎはぎして集め、自分で編集し、試作することでしかできません。

 

多くの知人に食べてもらったのですが、ものすごい好評です。自分でも本当に美味しいと思います(笑)。

 

 
 
私はこうなる前、始めの段階では、コンビニ・スーパーのお菓子を”ショートニング”と”マーガリン”が絶対に入っていないものを買うことから始めていました。それでもほんの少しのお菓子を食べるのに、ものすごい浪費だという気持ちをいつも持っていました。菓子パン一個買ったら、大根一本(1週間分)をほんの数分で消費してしまうのです。
 
仮に、酵母・小麦粉・てん菜糖・菜種油などの原材料を入手して手作りにしたらどうか、とやってみれば、菓子パン一個の予算で、数倍以上の量の菓子パンを作れる。そういうふうに考えていくと、いかに”加工食品”を買うことが馬鹿馬鹿しくなるか、身に沁みて感じるようになっていきます。
 
手間と時間をかければ、市販品と同等のものは作れる。”殆ど”お金がかからない。
 
お金がかからない生活になれば、外で長い時間拘束されて、ストレスに耐えながら働くことが馬鹿馬鹿しくなる。家族や知人との時間をたくさん作れるし、たくさんの余暇を作り、生き方に大きな幅を持つこともできます。
 
手作りは、お金かけないことで、とても健康な体自由な時間、考える時間、人と触れ合う時間を沢山作れます。
 
 
ぜひ、第3段階の”手作り”の良さを知ってください。
本当に、世の中の食品を見る目が、ガラリと変わります。
 
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最後に、発酵食品を作るのにあった方が良いものを紹介します。
 
ヨーグルトメーカー。
ガラス容器のものだと、色・臭い移りがなく、熱による容器(石油)の溶け出しもなく安全でおすすめです。

ハンドブレンダー。

以下は、チョッパー・泡立て器も付属しておりお菓子作りでもかなり使えます。

特にハンドブレンダーは味噌作りの大豆を潰すときや、麹発酵食品の仕上げにかなり使えます。

 

最後に紹介したハンドブレンダーは、私も最近入手しました。ミキサーでは発酵調味料の仕上げに少し手間がかかり、少量を作る時はミキサーでは撹拌しずらいという点もあったからです。おそらく泡立て器(主に菓子作り)、チョッパー(野菜をみじん切り)にも今後かなり使うと思います。
 
 
麹はいいものを、という気持ちもあるのですが、スーパーで頻繁に買うとお金かかります
なので、私が過去に買ったものでお手頃でも品質はいいものがこれ。

 

ちなみにですが、

醤油麹・玉ねぎ塩麹・きのこ麹・玄米甘酒

の4つがあれば、ほぼ市販の調味料が要らなくなります。

特に玄米甘酒は甘さを引き出すので、仕上げの味の調整がとっても楽なのに栄養もあります。

 

 
最後までお読みいただき、ありがとうございました。