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今回は、

”自分で食事を作るきっかけが欲しい方”

に、おすすめの内容です。

 

以下は、料理研究家の”土井善晴”さんの言葉です。

 

 

 

 

戦後、中華料理や西洋料理が急速に広められ、料理が複雑化しすぎてレシピ依存になってしまった日本。以前はレシピなんてなくても、子供でさえ食事を自分で作れる時代だったようです。

 

”食事を作るからには、おいしくて、見た目もよく、貧しく見えないものを!”

 

と、無意味に作る条件を高くして挫折する。そんな思想が今の主婦層でさえ増えているのではと思います。食事を作ることに疲れて、外食・宅食・中食・コンビニ弁当という、極端に作ることから離れる傾向を強くしてしまったように思います。

 

私も土井善晴さんの考え方と近いですね。普段、自分が食べる食事は、レシピとかそんなの関係ないですね(笑)。

 

 玄米ご飯は柔らかく食べやすく炊ければそれでよし。味噌汁は冷蔵庫にある野菜を本当に気まぐれで選んで適量切って煮込み、最後にその日の気分で味噌の量を決め、溶いて完成。ぬか漬けは糠床からだし、切って皿に乗せるだけ。最小限はこんなもの。味噌汁の味が薄ければ適当に味噌・〇〇麹などを気まぐれに後付けで混ぜて調整するだけ。あと梅干しかな。他のプラス一品は、気まぐれで作ったものあれば出すだけ。今なら自家製キムチかな。

 

そんな感じで、本当に誰かに食べてもらって評価されるのでもないのだから、多少味が悪くても薄くても濃くても、そんなのどうでもいいですからね。

家族に作る時だって、そんなに神経質になんてならなくていいと思います。どっちみち味覚が全員一致する家庭なんてないわけだし、今だったら各々が好きな調味料使って調整するでしょうね。

 

 

一人暮らしなら、もう本当に簡単でいいと思いますね。

あまりハードル上げず、ご飯は無農薬玄米とかいきなりやらなくてもいいから、とにかく炊く。味噌もはじめは無添加・天然醸造とかこだわらないで、近くにあるものを少量でいいから調達し、安い味噌で味噌汁を作る。冷蔵庫にある野菜とか適当に切って入れて茹でればそれでいいと思います。

一汁一菜が難しいなら、味噌の具を少し多めに入れて、ご飯と味噌汁、それで終わり。

逆に何か一品・二品増やすとかなら、納豆・豆腐とか、すぐスーパーで買えますよね?

 

”最初は、とにかく最後まで作り遂げる経験”

 

最も大事なんです。

 

”ご飯は無農薬玄米でなければいけないから、自宅に届くまではコンビニ弁当にしちゃおう”とか、

”味噌は天然醸造無添加でないとダメ。だから届くまでは外食で”とか、

 

そういう完璧主義を盾に、やりたくない自分に言い訳をして、どんどん後回しになっていませんか?

 

 

 

私が普段お勧めする調理器具や食品は、すでに自分で食事を作っている人に対するものであり、自炊がまだできていない人は、そんな難しいこと先に考える必要などないのです。体にいいものを知っても自分で作らない人は、優先順位が逆なのです。

 

まずは、自分で作って食べること。

 

そのための最低必要なのは、

 

1、炊飯するお好きなもの。炊飯器か、圧力鍋、土鍋、片手鍋など

2、味噌汁用好きな鍋

3、茶碗・お椀・しゃもじ・おたま

4、その他おかず用皿

5、食器洗い用のもの。たわし・スポンジ・食器用石鹸など。

6、洗った食器を乾かす場所。

7、包丁・まな板

 

これだけです。調理器具が一切ない人には多く見えますが、きっと鍋・お皿・食器洗い用器具一式くらい、自炊を全くしない人でさえ、持っているでしょう。

 

今回は特別、あえておすすめというわけではないですが、食事作りを永遠に始められないよりはいい、ということでとりあえず当面のものを紹介します。

 

炊飯器

 

 

ステンレス製なので、万が一焦げ付いてもステンレスタワシでゴシゴシ洗ってもOK。

 

他のものは、なんでもお好きなものを。

イオンとかホームセンターで全部揃います。

 

 

前回の記事でも、過去の記事でも、何回もお伝えしていますが、

 

いくら食の安全を知識で持っていても、自分で食事を作ることを絶対にしない人は、567騒ぎでまだ目覚めていないけど、自分で食事を作る人よりも不健康な現実さえ、普通にあります。実際にそういうケースを見たことあります。

 

とにかく手抜きでもなんでもいいから、食事を自分で作り、自分で食べる。この単純なことに、とても大切なことがたくさん隠されています。少なくとも、今より健康と知性の向上は進む。これはやっていれば3ヶ月と経たないうちに気づくでしょう。

 

 

一人暮らしだろうと、家族暮らしだろうと、関係なく。

 

自炊しましょう。高望みせずやればいい。ただそれだけ。

 

 

 

最後までお読みいただき、ありがとうございます。