空虚な中にいた
僕には何も残っていない
夏の終わりの蝉の抜け殻
独り街の中を漂っていた
卑しい商人が僕を手招く
うるさいなぁ
俺はそんなに金など持ってないよ
他をあたってくれよ
そんな僕に近づいてくる女性(ひと)がいた
優しい表情で僕に語りかけてくる
まるで僕を知っているような…
そうだよ…、これが出逢いというものなんだ
君と出逢ってから
僕は明日が来るのを恐怖することはなくなった
ワクワクしてくるんだよ
僕は君に恋している
友情なんて脆いものだということは知っていた
僕が一歩抜きに出たら
嫉妬の炎を燃やしてくる
僕の周りにはくだらない奴ばかりだった
素直に人の幸せを喜べないのは心が貧しい証拠さ
大丈夫
僕には君がいる
君がいれば軌道修正できる
想い出で終わらせたくない
君との物語を…
きっと僕が感じていることが本当なら
君と僕は遠い過去から出逢って来た
もしそうなら
君と僕は結ばれなければいけない
解っているよね…
決して終わらない恋愛小説の中を
僕達は永遠に旅をしている…
★僕の現在の心境かな…。僕も八月は旅をしてきましたよ。終わらない旅を素晴らしい女性(ひと）と過ごしていますよ…(謎)。
♥♥♥♥♥。