君と最後に逢えたのはだいぶ前だね
近くにいることは解っている
僕の心の目で探して逢いに行ってもいい
きっと世間は許してくれるだろう
僕達はそこまで理解を積み上げてきた
聴衆を納得させてきたんだ
心の中では天の川を越えていつも逢っているよ
僕達は抱き合って眠っている…
狂気の目をした愚かな連中
僕に嫉妬する連中
君の身体を貪ろうとする連中
僕達はいつの間にかそんな輩に囲まれていた
僕の苦痛の表情も
君の頬から流れ落ちる涙も
奴等は何もかもNo Feeling...
僕達を遠ざけてきた連中は人間じゃない
金で目の色を変える輩
世界はこんなもので溢れているんだよ
でも僕達は絶望しない
いつかこんな世の中でも変えられると信じている
たった一分
たった一分だ
今だけ
そう…
今だけ…
普通の年一度逢える二人を描いても仕方ないので…。引き裂かれて逢うことがままならない二人を描きました…。
男は死に物狂いで女性を手にするもの…。ホント、恋愛は男にとって死にもの狂いです。インスタントじゃないから…。障壁が大きい。
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この{七夕」という詩はちょっとプロテスト系っぽいな…。損なプロテスト系の作品も多く収められています。是非…。
Amazon Kindle詩歌ランキング最高位第一位。総合ランキング最高位275位。金字塔です。
よろしく…。