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算数や数学を教える塾講師の独り言

某学習塾で算数や数学を教えています。
授業などで起こったこと、考えたことなどを中心に書き散らします。

塾の外向きに掲示している「ウリになる言葉」って色々ありますよね。

塾生が定期考査で成績アップしたということや、合格率100%だということが多いのではないでしょうか。

大手の塾だと、各中学や高校や大学ごとに合格者数が書いてあります。

大体、中小塾は率で、大手塾は数でと言うことが多いと思います。

 

数ある掲示の中でも私が気になるのは第一志望校合格率100%という掲示物。

本当であればすごいなぁと思います。

 

塾となると生徒に志望校を聞くと思うのですが、個人的には第一志望校合格率100%って至難の業に見えます。

私は100%どころかどの程度達成できているのかと言われるとすごく低くなると思います。

同業の方がこれを読めば雑魚い塾と思われるかもしれませんね。

 

なぜ難しいと思うのかと言うと、生徒に本当の第一志望の学校を聞いてみると厳しいと感じます。

私の聞き方はこんな感じです。

 

「偏差値が1万あったらどこの学校に行きたい?」

 

この質問をすると結構返ってくる答えに、ご近所のトップ校が返ってきます。

例えば偏差値30や40の子が偏差値70の高校に行きたいということなんです。

そうでなくても2番手校でも偏差値65だったりします。

大学であれば、九州最難関の旧帝大が返ってくることが多いです。

そうは言ってもその子の偏差値は30だったり40だったりということもあります。

 

そもそも志望校って現在の成績から考えられる学校のことを言うのではなく、あくまで自分が行きたい学校を指すものです。

志望校調査で子供たちが書く志望校って、自分の成績で行ける範囲の学校を書くということが多いです。

空気を読むというんでしょうか。

成績とあまりに見合わない学校を記入するのはダメだと思っていることが多いと思います。

あまりに成績とかけ離れた学校を書くと、「お前には無理」とか言われちゃうこともあるからかもしれませんし、どうせ書いても無駄だしと考えているのかもしれません。

馬鹿にされちゃいますしね。

例え、第一志望校を自分の実力よりも上の学校を記入して無理だと言われて、第一志望校を変更してしまう子もいます。

 

そんなこんなしていくと、自分の意志とは違う学校を書いて、第一志望としていることが多いです。

本当は第一受験志望校というくらいがちょうどいい気がします。

 

なんだかんだ言ってもどうせするなら、本当の意味での第一志望にいけるようにしてあげたいところです。
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