採点基準の色々 | 算数や数学を教える塾講師の独り言

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某学習塾で算数や数学を教えています。
授業などで起こったこと、考えたことなどを中心に書き散らします。

定期考査の採点基準はよく分からないことが結構あります。
採点基準のなかでも、そんな採点基準があったのか!!と驚いた採点基準との出会いがありました。

 

生徒の答案を見ていくと、どう見ても正解だと思う答えの書いてある箇所を発見しました。
「コレって、合ってるんじゃない?採点ミスかな?」
と、尋ねると、

「採点ミスじゃないよ。バランスが悪いんだって・・・」

 

そうは生徒が言うのですが、どうみてもきちんと答案用紙に解答が書いてある。
きちんと読めるし、漢字もあってる。
極端に文字のバランスが悪い感じもないし、文字同士の大きさも問題なさそう。
どこのバランスが悪いんだ??

生徒の答案を眺めてみても分からない。
難癖を付けるとするとどの文字かな?と考えていると、

 

「解答欄に書いた場所のバランスが悪いだよ」

 

場所??

 

生徒の答案は、右寄せで答案が書いてあり、それが採点基準を満たさないから不正解ということのようなのです。
最初は生徒本人もなぜ違うのか分からず、採点ミスだと思ったのだそうです。

 

それにしても定期考査の採点基準は本当によく分からないことが多くあります。

今回の採点基準も言われるまで気づきませんでした。

まさか、書く場所のバランスが採点基準にあるとは・・・

定期考査・・・奥が深いです・・・

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