生徒から出る質問に答えた後に、生徒に分かったかどうか尋ねてみると、大抵、「分かります^^」というような返答があることが多い気がします。
もちろん、きちんと分かった上でこの返答が来るのであれば特に問題ありません。
しかし、結構な確率で「分かっていない」状態でも、自信満々の顔で「分かります^^」と返答がくるんです。
困ったことに、本人が「分かっていない」ことに気付いていないので、その言葉が本当なのか見抜くのが難しい・・・
なぜこのような結果になるのか考えてみました。
すると、「分かりました」と答えるのは当然だという結果に至りました。
中学生が分かったと気軽に答える理由は、「分かります」と答えることが最も自分の身を守れる結果になるからです。
「分かりません」なんて言えば、「どこが分からないのか」、「何が分からないのか」答えなくてはいけなくなります。
「分かります」って答えておけば、そこで終わりですからね。
「分かります」と答えたのに、そこから何が分かったんだと、追及を受けることはありませんよね。
この考察を踏まえた上でちょっと実験をしてみました。
絶対に分からない説明を生徒にしてみたんです。
教えている子たちのレベルは分かるので、分かるなんて答えられるはずのないことをお話してみたんですね。
面白いことに、全員から「分かりました」という返事が…><。
予想通りとはいえ、見事に引っかかってくれました。笑
生徒の分かりますという言葉は、挨拶みたいなものなのかもしれません。
そうは言っても、このまま放っておいてもできるようにならないので、ちょっと意地悪です^^
基本的に「分かります!」「分かりました!」と答えるのは、安心を得たいためです。
と、言うことは、「分かりました」と答えても「分かりません」と答えても安心がないようにしてみることにしました。
「分かりました」と答えた生徒にその問題の説明をさせてみました。
はじめのうちは生徒もポカーン( ゚д゚)という感じです。
分かりましたって答えたら、まさか説明しろと言い出したのです。
これを繰り返していくと、「分かった?」と聞いた後の「分かりました」と答える前にどの子も考えるようになりました。
本当に自分ってわかってるのかな?
覚えられているのかな?
成績を上げるには、きちんと自分自身で認識することがとても大事です。